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大阪産業大学のリターンで開始。#1辻野の25ヤードリターンで開始。自陣 30ヤードからの第1シリーズは、QB#3東からハンドオフの#1辻野中央突 破9ヤード、QBキープ9ヤード、右外WR#10への14ヤードとビッグゲイ ンを連発。一気に敵陣37ヤードまで侵攻した。 このまま得点すれば面白い展開になるかと思われたが、ここから反則罰退がつ づく。フォルススタート、ディレイの計10ヤード罰退でFD更新ならずに終わ ってしまった。 神戸大学は、自陣31ヤードから。RB#33、#2の中央突破で刻むがパス をLB#47杉本にインターセプトされて波にのれず。 しかし、次の神戸大学のオフェンスシリーズからランが全く止まらなくなる。 #2仁科、#33大月の中央左右ともに、1回5ヤードを確実にゲインして、自 陣31ヤードからのドライブと自陣41ヤードからのドライブをTDに結びつけ た。 一方の大阪産業大学オフェンスは、LB#47杉本をレシーバーとして配し、 モーションで相手を撹乱しようと試みるがほとんどゲインできず。勢いは、完全 に神戸大学のものとなった。 後半も最初2回のドライブをきっちりと得点に結びつけて28−0のまま逃げ 切った。 |
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近畿大学がコイントスで権利を獲得、前半レシーブを選択した。しかしQB# 17高橋によるランオフェンスは簡単にパントとなる。 関西大学は自陣11ヤードから。QB#13村雲からいきなりWR#6野口へ のクイックパスがミドルで成功。さらに、WR#80牧野へも同じようなパスを 通して着実に前進を重ねる。そして、RB#1見市のスピードで中央を切り裂い てフィールド中央までドライブした。だが、FDからフォールスタータト罰退か らゲインを奪えずパントで終了。 それでも、次の自陣2ヤードからのシリーズもゲインを重ねた。OLがDLを 完全にコントロールしてRB#1の走路を確保しスピードで抜けていくゲインや WR#6野口WR#8へのミドルパス等、最低限必要な距離を確実に獲得できる オフェンス力を披露した。 このシリーズは敵陣32ヤードまで前進も、RB#1見市の中央突破8ヤード 後のファンブルターンオーバーで得点にいたらずだった。 近畿大学は第3シリーズからパス主体の攻撃パターンに変更した。フィールド 中央付近からのシリーズを、左WR#2三國へのクイック4ヤード、#4洗井へ のミドル14ヤードで進み始める。関西大学DLのQBへのプレッシャーがなく なった。そして左WR#2三國へミドルパス25ヤード、これを完全にフリー状 態でキャッチしTD先制点を挙げた。 さらに、次の自陣26ヤードからのシリーズもRB#44工藤へのパス#35 兼本へのスクリーン、#32平手のドローなどが連続で決まり、関西大学ディフ ェンス陣がバタバタしている間にTDを獲得、14点差として前半を終了した。 後半も、関西大学オフェンスはゲインを重ねる。第1シリーズこそパントだっ たが、RB#1見市の中央突破と、コントロールのいいパスで前進を繰り返す。 近畿大学ディフェンスも健闘しているのだが、それ以上に、関西大学のプレー組 立が見事だった。ホルダー31ヤードからのFGを#16が決めて3点を獲得。 さらに、次のシリーズ、フィールド中央での第4DインチでRB#32山本が 中央の山の右をすり抜けて40ヤードのTDランを獲得して、試合の行方が混沌 としてくる。 第4Q、近畿大学も久しぶりに自陣からのドライブを試みるがQBドロップバ ック後のホールディングによる反則罰退でロス、勢いは完全に関西大学だった。 自陣8ヤードからの関西大学は、RB#1見市、#32山本へのラン中央オー プンとスクリーンパス。さらに、近畿大学のパスインターフェアーもあってエン ドゾーンまで13ヤードに到達した。だが、TDを狙いの第4Dギャンブルも手 詰まりとなって残り時間3分59秒。 だが、近畿大学は2分54秒も残して再び関西大学に攻撃権を献上。 関西大学は、タイムアウトがないとはいえフィールド中央からという絶好のポ ジションからの攻撃。ここをまとめあげれば逆転勝利!!だったのだが。 TD狙いのロングパス2本を失敗、スクリーン失敗で逆転ならずだった。ショ ートゲインの積み重ねで刻んでいく策でも良かったかも。 関西大学ラインは攻守とも卒業ロスが少ない。ラインコントロールの結果の見 事なオフェンスが、来年も展開されることだろう。攻守ともに接戦を勝利する方 法を身につけて来年は上位定着か?? |
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コイントスで選択権を獲得した関西学院大学は前半レシーブを選択。そして、 自陣19ヤードからの攻撃はQB#19岡村率いるIフォーメーション。UB# 34猪狩の中央突破が見事にはまり、ラインを越えると全くのフリー。そのまま 81ヤードを走りきっての先制TDとなった。 先取点をどちらが先にというのが興味の一つだったが、関西学院大学にとって 一番良い得点でモメンタムは一気に関西学院大学へ移ったような印象・・・・ 立命館大学はQB#17川崎によるランニングアタック。#3杉山、#44泊 QBキープによる中央突破を試みる。だが、関西学院大学DLが鉄の壁となって ゲインを許さなかった。今年2度目(?)の先発出場なった主将#56小田川を はじめ、#58石田、#57松浦、LB#41榎原らによるプレッシャーで連続 QBサックと、ランゲインゼロの連続で立命館大学オフェンスは波に乗れない。 第2Qもこの状況は変わらずで、エクスチェンジミスからのファンブルロスト TE#88武田への40ヤードパス後の敵陣28ヤードも、ランで抜く穴がふさ がり、DBの上がりが早くてオープンも抜けず、FGも失敗と完璧に封じ込まれ ていた。 関西学院大学はディフェンスが健闘している間に追加点を挙げたいところだっ た。第2シリーズをナイスパントで立命館大学をエンドゾーンに張り付ける。簡 単に攻撃権を取り戻した自陣47ヤードから、#33井岡、#2花房の右オープ ン15と10ヤードにパス12ヤードで敵陣20ヤードへ。 だが、ここが手詰まり。中央ランが3回ともショートに終わりFG3点で終え てしまった。 この後のオフェンスシリーズは、下降線を辿る。RB#34猪狩の中央突破や QBキープも大きな穴があかない。さらに、プレーが決まらないことによるタイ ムアウトの請求が3回。パスコントロールも徐々に乱れていった。 第1プレー中央突破が見事に決まりすぎたのが変な余裕を生んだのだろうか。 春の関京戦、最初のシリーズで得点後の沈黙と同じ雰囲気で前半が終了した。 前半を終わって10点差。関西学院大学オフェンスの手詰まり感はあったが、 それ以上に、立命館大学オフェンスが完封されているイメージだった。したがっ て、ハーフタイムも1一塁側上層スタンドには、少なからず気持ちに余裕があっ たように思う・・・・。 立命館大学リターナー#21里見の91ヤード独走のキックオフリターンTD で後半が再開した。 この次の関西学院大学は、RB#34猪狩、#33井岡の中央突破と、WR# 87田富への24ヤードパスで敵陣26ヤードへ。だが、侵攻もここまで。再び FG3点を追加して6点差に広げるのだが、本音はTDが欲しいところだ。 関西学院大学のドライブによる得点はFG2回のみ。これがTDによる得点の 積み上げだったら、試合展開も変わっていただろう。どこの新聞だったか忘れた が、立命館大学平井監督のコメントとして「失点をTDではなくFGに留めてお けば可能性はある」という趣旨のものが掲載されていた。まさに、その通りの展 開・・・。 立命館大学後半の第2シリーズは自陣から。しかし、このあたりから、関西学 院大学DLと立命館大学オフェンスの力関係が逆転してくる。DLのサックが少 なくなり、OLのコントロール下に。これに、DL負傷退場が拍車をかけたか。 立命館大学はTE#88武田へのミドルパスを組み込んで、ラン中心から方向 転換。ミドルパス13ヤード成功と、惜しいロングパス失敗で関西学院大学ディ フェンスに乱れが生じてきたか、はじめてRB#3杉山の中央突破がぬけて30 ヤードのビッグゲインとなった。 再び、TE#88武田へのミドル17ヤードが成功してエンドゾーンまで1ヤ ード。ここを難なくTDして立命館大学14−13関西学院大学、得点差は1点 だが、形勢は完全に逆転した。 続く第3シリーズもQBキープ15ヤード、#3杉山左オープン40ヤードの ビッグゲインが続出して、連続失点による8点差。 引き分けが許されない関西学院大学にとって第4Q残り時間5分23秒という 状況で、完全に追いつめられた。ここでQB#3有馬が登場するも、パスはレシ ーバーとの微妙なタイミングのずれでヒットせず。ギャンブル失敗から駄目押し 点を許して、万事休すとなった。 立命館大学は2年ぶり3回目の優勝、甲子園ボウルへは4年ぶり2回目の出場 となった。 |
今年のリーグ戦終了という虚脱感から抜けきるのに、1週間以上を要してしま いました。みなさんはどうのように過ごされたのでしょうか? 11月23日(月曜祝日)の西宮STで今年の関西学生リーグ戦は全て終了、 あとは入れ替え戦のみとなりました。結果は皆さんご存じの通り、立命館大学の 逆転劇で4年ぶり単独優勝をもぎ取りました。「今年は立命、ないかな?」とい う先入観が、秋シーズン突入後もしばらく続きましたが、まさか、あんなに成長 するとは・・・・。 その立命館大学に唯一負けを覚悟させたのが、春から評判の高かった近畿大学 でした。近畿大学は結果として昨年に引き続きの4位も、着実に前進していると 感じたシーズンでした。 おっと、今年の総括をしようと思ったのではないんです。単なる雑感を書きた い、しゃべりたいと思っての、突然の落書きなんです。総括は全てが終わってか ら行います。 最終戦の関学−立命、AK家の予想は「KG勝てるかなぁ、大丈夫かなぁ。」で した。 「KGなら、きっと、京都大学の敗戦から立ち直ってくれるはず。一段階成長し たKGってどんなんだろう。でも立命、9月の立命と違うみたいやで・・」 いろいろ考えながら経過した2週間、お互い二言目は「KG大丈夫だよね?」 誤解されないように説明しておかなければなりませんが、KGのファンという のではなく、また、立命嫌いというのでもありません。 「立命が勝つと今年が終わってしまう・・・もうすこし、ゆらゆら、していたい のに・・・」うまく表現できませんが、こんな思いでしょうか。 「もうすこし、10月のままがいい・・」 別の表現をするなら「立命、強くなったなぁ」というのでもありますが。 11月21日土曜日、スポーツ新聞に最終戦の予想記事が載っているかなとい う思いもあって立ち寄ったのが、神戸ハーバーランドの「にしむら珈琲」。数紙 をとっかえひっかえして、いくつかの記事を読みました。 そのなかで神戸新聞がプレーオフの日程について触れていました。3校同率優 勝だったら、1回戦が29日、決定戦は5日との記事を目にして、すぐに日程の 調整・・・・。よし!!これで6日は川崎に行ける。携帯とリブレットの充電器 が必要、試合が終わったらその足で新大阪直行、観戦記は新幹線の中・・・。 関学−立命前夜には、川崎行きの予定も見事調整し、プレーオフ用のhtmlと.gif も用意完了、当日は思い入れの強い観戦となりました。 「うーん、終わってしまった。htmlも使わない。29日のFINAL6も無事 観戦できる」という空虚感とも相まってか、今年も残り少なくなったなぁという 事実を改めて認識した1週間でした。 残すところは、入れ替え戦と関東大学選手権と甲子園ボウル。ただ、関東決勝 が少し気がかり。見ておいた方がいいのかも。 ということで、只今12月5日20時、上京中の新幹線車内・・・・ |