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ともに、白星無しのチームである。どちらかが念願の白星を手に入れることに なるのだが、大阪産業大学が一歩リード??見ていて面白いフットボールをする からでは、その理由にはならないが。 |
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近畿大学にとって、3強の中で最も組みやすいのが、関西学院大学であろう。 京都大学、立命館大学に比べてOLDLとも、一回り小粒だ。さらに、関西学院 大学とは、過去に何度もリーグ戦で接戦を繰り広げてきている。昨秋も、7−6 というきわどいスコアを残した。さて今年は??という注目の一戦である。 近畿大学はすでに1敗している。再びの敗戦ではリーグ優勝に届かなくなる。 春から絶好調と言われ、今年の注目を集めた近畿大学、またも、善戦止まりとな るか、それとも、プレーオフへ望みをつなげるか。 近畿大学オフェンスは、QB#17高橋からWR#2三國、#16森分へのク イックパスによって、昨年までのラン中心からプレー数が広がった。もちろん、 RB#35兼本、#32平手によるオプションランもスピードはあり、抜ければ ビッグゲインになる可能性を秘めている。 3強対決第1ラウンドの京都大学戦は、あいにくの雨中の闘いとなり、パス不 調とラインが圧倒されて苦しい展開に追いやられた。しかし、ここは、ライン戦 で互角以上の結果を残せるだろう。となると、今年のウリであるランパスマルチ が炸裂するだろう。 これに対抗する関西学院大学ディフェンスは、DLの中心&主将#56小田川 が復帰し、DLの核となる。そして、シーズンインの段階では少々不安のあった LBDB陣も形が整い、パスディフェンスも徐々に整備されてきた。 QB#4金崎率いるオフェンスは、前節の神戸大学戦で若干の手詰まり感があ った。だが、約3ヶ月にも及ぶ長いリーグ戦の中では、好不調の波があるのは当 然と受け止めるべきで、ここは、再整備しての登場となるだろう。RB#2花房 #24島野、#34猪狩、WR#81塚崎、#9竹部にQBキープと、こちらも 派手なマルチオフェンスを展開する。 近畿大学ディフェンス陣は、春と比較すると活躍の場面が少ないような印象も ある。だが、アグレッシブなLB#9中西に加え、DB#7原田、#18谷原、 #34山本などアスリート揃いである。パスインターセプトと、オープンコンテ インはお手の物、簡単にはロングゲインを許さないだろう。 この試合の、注目ポイントは、ずばり、近畿大学QB高橋及びレシーバー陣と 関西学院大学ディフェンス2,3列の闘いにある。関西学院大学のパスインター セプトがどの時点で起きるか。もし、試合序盤で発生するようなことになれば、 近畿大学オフェンスが萎縮してしまう可能性もある。そうなると、ロングパス狙 いから、QBサックの連続となり、窮地へ追い込まれる。近畿大学としてはオフ ェンスで波に乗ることが勝利への絶対条件だ。 近畿大学にとってもう一つの敵は、天候。雨天だけは避けたいところだろう。 関東大学、西日本社会人で波乱続出のリーグ戦の中で、唯一順当に結果を残して きた関西学生Div1。波乱があるとすれば、ここか?? |
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過去、入れ替え戦で激闘を繰り返したカード。今回は、リーグ戦での実現とな った。この試合の注目ポイントの一つは、同志社大学#80川西と、神戸大学# 40朴木によるスピード合戦である。 両名とも、前節までにパントリターン/キックオフリターンで、たびたびの好 リターンを見せている。リターナーとしてのスピードと走りのコース取りは、特 筆すべきものがある。もしかしたら、得点機会は、通常のオフェンスシリーズよ りも多いのではないだろうか。心地よい風を感じたいのならば、是非御覧あれ。 同志社大学は、#57宮下、#92山崎、#96井上、#77船木の大型ディ フェンスラインは、壁が厚い。さらに、2,3列もブリッツを多用すうアグレッ シブさを備えている。 神戸大学は前節までの試合全てが、前半は健闘も後半崩壊というパターンで来 た。後半になるとOLDLともにケガ人大量発生である。 この試合は、ライン戦で勝負が着くだろう。神戸大学のOLDLが、いつまで どこまで持ちこたえるか。さらに、タックルミスは川西のリターンTDを招く。 どうも、予想以上の大差になりそう・・・。 |
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立命館大学は、前節、やっと大勝した。もちろん圧勝すること自体に意味があ るのではなく、チームのムードがいくらかでも好転すればと言う意味である。た だ、先発QBに川崎を起用した。チーム方針についてとやかく言うつもりはない が、大矢でもいいのでは??。川崎だから特別なプレーコールがあった、という ことでもなかった。さて、ここの先発に大矢を起用するのなら、前節の撹乱戦法 は見事・・・。 さてこの試合、立命館大学オフェンスの出来/不出来に注目が集まりそうだ。 だが、それ以上に気に留めなければならないのが立命館大学ディフェンスのオプ ション対策である。 昨秋のリーグ戦では京都大学不振のため立命館大学が3年ぶり勝利となった。 だが、今年の京都大学は違う。RB#28宮崎をはじめ、#35堀口、秋原、山 本、山田・・・いっぱい、いる。これらRB陣を指揮するQB#12竹下も2年 目にして円熟期へ突入した。ことしは、オプションオフェンスが吹き荒れること だろう。 もし、立命館大学ディフェンス陣が無策のまま戦うのであれば、またも、京都 大学戦連敗のスタートを切ることになりそうだ。 京都大学はディフェンスも強烈だ。DL#94西村、#73佐々木の壁は厚く 重い。さらに、FS#20河合のスピードは昨年までのRBとしての活躍で証明 済み。ただ、もし、あら探しをするならば、パスディフェンスに難点があるかも 知れない・・・。 この試合、総合力で、京都大学一歩リードと見る。 |