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Div.1の開幕を飾るにふさわしい、すごい組み合わせになった。今年のリーグ 戦の行方を左右する重要な試合になるだろう。 前評判では、春絶好調の近畿大学が3強を崩して頂点に立つ可能性もチラホラ 言われているようだ。ここ10数年の歴史でも、高い評判でシーズン突入したこ とが何度かあったが、同率優勝が最高位であった。さて、今年はどのような結末 を迎えるのだろう。 近畿大学は、春の時点でQB#17高橋中心のランパスマルチオフェンスが高 い完成度だった。得点能力があり、ゲームを組み立てることが可能だ。ディフェ ンスもランパスに見事に対応するスピードを有し、攻守とも見事にバランスのと れたチームである。 だが、ウイークポイントもありそうだった。そこを突くことが出来るのチーム の一つが神戸大学だ。 神戸大学も、QB#10川島中心のランパスマルチオフェンスである。そして 伝統の豊富多彩優秀なRB陣が今年も健在とあって上位進出の可能性を十分もっ たチームである。春の時点での課題はディフェンス面だったが、どのような姿で 登場してくるか。 さて、近畿大学はある程度のTDを獲得することが出来るだろう。問題は、神 戸大学オフェンスと近畿大学ディフェンスの関係である。 もし、近畿大学のディフェンスが崩れるようなことがあれば、ハイスコアリン グゲームは必至で4〜5TD付近の争いになるだろう。その時は勝利の行方も判 らなくなる。 両校ともが優勝争いから後退する「引き分け」だけはやめて欲しい。 ところで、どちらかのチームは敗戦する。だが、そこから如何に早く立ち直っ て次の試合へ目を向けることができるか。3強との差を縮めるためにも、そのま まずるずると負けが混むシーズン展開は願い下げだ。 開幕戦に照準を合わせた両校のコンディショニング造りの成果と、試合展開中 の軌道修正と、そして、今後のシーズン予想などなど、いろいろなことが楽しめ る面白いゲームになりそうだ。 |
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順当なら関西学院大学の勝利だろう。だが、開幕戦を得意とする関西大学を侮 ることはできない。 関西学院大学の先発QBに誰を起用するか、これが大きな注目点であることに 変わりはない。だが、誰が登場するにせよ、テンポよく進むオフェンスを見てみ たい。シーズン展望でも書いたが、今年はおそらくオフェンス主導の年になるで あろうから。 一方小型化したディフェンスのほうも気になるところだ。春の関京戦では1年 生が多く出場していたが、結果、どのようにまとまったのだろうか。 開幕戦ならではの興味は山ほどある。 関西大学は、毎年序盤戦の調子がいい。ここは、ディフェンスが十分に機能し てロースコアの展開に持ち込むことができれば可能性はある。 |
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ここの見所は何といっても、立命館大学がどのような姿で登場するかである。 春不調をどのようにとらえるか。じっくり調整する過程にすぎなかったのか。特 に、オフェンスのまとまり具合には、とても興味がある。もし、春と全く違った 形で登場したなら、要注意以上であるのは当然だ。 一方の同志社大学は一部復帰初戦をいかにまとめるか。攻守の大型ラインが、 一部校に通用するか否かがポイントだろう。 |
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ここは、順当なら京都大学の勝利だろう。ただシーズンを占う上での見所とし ては、いろいろと多い試合である。 まず、京都大学の春好調さが持続しているか、特にオフェンスの中心QBの成 長と、ディフェンスLBDBを是非とも確認しておきたい。そして、「昨年のよ うな序盤からのハラハラドキドキは回避できた。」との安堵感を得ておこう。 そして、大阪産業大学は、このシーズンをどのように乗り切るか。その片鱗だ けでもみせてほしい。 |