Xリーグ WEST-DIVISION 第5節



11月02日 西宮ST 12:00
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
アサヒ飲料 14777351-4-0
ブラックイーグルス 0370102-3-0
(現地観戦)
(朝日新聞11月03日朝刊より)
 アサヒ飲料大量得点は、なんで?である。相手によって変わるのは当然だが。
それなら最初からと言いたいが、来期の再挑戦を楽しみに待ちます。     
 今期のブラックイーグルスは、何かが変わった感じだ。この調子で行けば来期
は、上位下位なく大混戦になるかも。春の西日本社会人大会が待ち遠しい。  


11月02日 西宮ST 14:40
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
サンスター 00147213-2-0
イワタニ 7600131-4-0
(現地観戦)
サンスターは結果としてFIINAL6へと駒を進めたが前途は多難そうだ。    
イワタニはQB大橋のパスオフェンスが板に付いてきた。来期が楽しみである。


11月02日 西宮ST 17:20
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
松下電工 3777245-0-0
マイカル 000003-2-0
(現地観戦)
 マイカルレシーブで試合開始。マイカルは、自陣32ヤード付近からのオフェ
ンスを両Tに配してRB#34山口の中央突破だけを執拗に繰り返す。合計6回
の連続キャリーを3、8、8、15、5、5ヤードで敵陣25ヤードまで侵攻。

 しかし、様子見を終えた松下電工ディフェンスが奮起、ここでゲインがばった
りと止まった。3回連続の山口0ヤードと、さらに、マイカルはFGも外した。
おそらくマイカルは、戦前からのプランだったのだろうが、第3列を抜かせなか
った松下電工の前にあえなく頓挫、先制チャンスを逸した。         

 さらに、次のシリーズ、再び山口の中央突破を試みるも完璧にシャットアウト
と、一つの術を失った。                         

 一方の松下電工オフェンス第1シリーズは、前回のサンスター戦と打って変わ
ってQB#10渋谷からのオーソドックスなランプレーを展開する。そしてディ
フェンスで盛り上がった第2シリーズ、ランオフェンスからパスに切り替えて、
#18下川#85渡辺#16小野へ連続ヒット、マイカルの反則も加わって敵陣
10ヤードからのFGトライも難無く成功して先制した。          

 今日というより、今年の松下電工の雰囲気は明るい。第2Q自陣23ヤードか
らのスクリーンパスが成功、そこから一気に50ヤードほどゲインするが最後に
ボールをファンブル。普通ならここで意気消沈するところを、ディフェンス陣は
DL白岩を先頭に揚々と繰り出す。                    

 そして、QBプレッシャーとサックを繰り返すフロントライン、パスは通され
てもその後のランを許さない第2、3列と、完全にマイカルオフェンスを圧倒し
た。そして、マイカルは反則を繰り返して完全な松下電工ペースとなる。   

 第2Q終盤、松下電工50ヤード付近からの攻撃開始。堅実なランパスが心地
よく連続ヒットし、最後は#80太田へのTDパスで追加点を挙げた。この間の
キャリアが#16#25#33#44#80#10と片寄っていないのがいい。
 ところで#44須黒はUBからリードブロック専門と思っていたが、パスキャ
ッチ2回などいい味を出している。                    

 第3Q、キックオフされたボールを#16小野が5ヤード付近でキャッチ。そ
のまま敵味方の隙間をすり抜けての70ヤードのリターン。勢いでサイドライン
を割ったが、それがなかったらTDだった。このチャンスに松下電工はリバース
を試みるもファンブルロスト。一瞬、雰囲気が悪くなったが、これを断ち切った
のが、再びの#16小野。パントキャッチ自陣45ヤードから今度こそのビッグ
プレーでリターンTDとなった。                     

 試合の流れは完全に松下電工のものとなる。マイカルオフェンス30ヤードか
らの攻撃開始。パス中心に切り替えるもDBマークはしっかりでロングゲインな
らず。小刻みに前進するしか手がない。それでも、どうにか敵陣6ヤードまで侵
攻した。ここから松下電工がRB#22波武名の2回をとめて松下電工のタイム
アウト。マイカルに迷いが生じたか、後半3回目のタイムアウトを取って万全の
はずも、再びのRB#22波武名をLB#43脇坂が止め、第4Dギャンブルも
パス失敗となって大勢が決した。                     

 松下電工の勢いが凄い。攻守ベンチとも完全にお祭りムードで、絶好調という
印象だ。この調子を維持できれば、もしかしたら今後が面白いかも。     
 ただ、今日は今季ベストゲームだが、少々出来すぎの感じもないではない。さ
らに、昨年はシード権を獲得しながらの初戦敗退は、約1カ月間試合を離れると
いうコンディション維持が難しいかも。                  

 さて1カ月後、どのような姿となって登場するか。楽しみである。     


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