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マイカルは第2シリーズ自陣40ヤード付近から、RB#34山口、#22波 武名のランをかさねて先制TDを奪う。ブラックイーグルスのディフェンスを見 事に破っての前進で、大差がつくと思った。しかし、徐々にマイカルランにアジ ャストして来たのは凄かった。 ブラックイーグルスはTE#88国塩へのパス、RB#24原の中央突破など のロングドライブで敵陣25ヤードまで侵攻するがファンブルターンオーバーと なる。これがブラックイーグルスには痛かった。突然の攻守交替で準備できてい なかったかRBのロングゲインから追加点を許してしまった。 後半のブラックイーグルスは、自陣10ヤード付近からの攻撃スタートばかり で、なかなかフィールド中央まで到達しない。さらに、最初のシリーズでエース RB#24原が負傷してしまった。UBにラインの選手を入れるも、マイカルラ インの出足が早くQBにまったく余裕がない。前半は効果的だったTEへのスク リーンパスや、ランも止まりで八方塞がりの状態となる。 マイカルは好フィールドポジションを確保して、ミスパントからのFGとパン トリターンTD等で逃げ切った。 ブラックイーグルスは、第2Qのファンブルが試合の流れを大きくかえてしま った。さらにエースランナーの負傷もいたかった。残念。 |
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念願かなって晴天で試合が行われた。松下電工がコイントスで権利を獲得し、 サンスターのレシーブで試合開始。キックオフのボールがいきなりサイドライン を割ってどうなるかと思いきや、今度はサンスターオプションでボールをファン ブル、リカバーサンスターで事なきを得たが、波乱の幕開けとなった。 松下電工最初のシリーズはQB#10渋谷のショットガン。WR#81古本へ のポストパターン60ヤードパスも、サンスター#10永井のナイスカット。だ が、次は左WR#8小野の右へのリバースで30ヤードランが決まり、最後は、 プレイアクションからフリーのWR#18下川へ18ヤードTDパスが決まる。 大技の連続は、まるで試合前から「これでいく」プランが出来上がっていたよう な感じさえ伺わせる。 サンスターはQB#16田原のパスコントロールが悪い。しかし、その原因の ほとんどは、松下電工ディフェンスラインのプレッシャーが厳しいことによる。 パスを投げようにも全く余裕がない。ランで攻めようにも、RBへピッチした瞬 間に松下電工ディフェンスの手がRBの足をひっかける。オプションピッチも正 確さを欠き、再びのファンブルと全く波に乗れない。 だが、松下電工オフェンスの悪い癖か、単発でRB#33粳田のランが出るが 追加点を獲るまでには行かずに前半終了。 後半は松下電工オフェンスで開始も反則罰退を重ねて、とうとうサンスターに 敵陣35ヤードからのFDを献上した。サンスターはここをFGで点差を縮めた が、TDを与えなかった松下電工ディフェンスを褒めるべきだろう。 次の松下電工は、RB#25の15ヤードラン、RB#33の10ヤードラン から、WR#18下川30ヤード、最後も下川への18ヤードTDパスと、大技 で得点する。次も#33粳田の80ヤード独走TDランで突きはなした。 サンスターオフェンスは、時々RB#31中村、#35井場がロングゲインす る。しかし、松下電工ディフェンスラインがサンスターオフェンスラインを圧倒 している状態に変化はない。 QBもラッシュを避けようと大きくドロップバックしてパスターゲットを探す が、サックされてポジションを悪くしていくという悪循環で為す術なしの状態。 サンスターのライン戦の完敗がそのまま試合結果となってしまった。 松下電工は、ロングドライブしての得点がない。大技一気の得点もいいが、着 実にゲインを積み重ねる堅実さに乏しい。これは、接戦になったときに焦りから プレーが雑になることにつながる。 |