第22回 パールボウル 展望
updated, 1997. Apr. 08 at 01:05JST.
Aブロック:アサヒビール・すかいらーく・レナウン
順当ならアサヒビールだろうが、昨秋の自力残留から今年は上位進出を狙うすかいら
ーくと根性娘レナウンも、大きな差はない。もし、アサヒビールが敗戦するようだと、
秋は序盤から大混戦必至だ。
Bブロック:三和銀行・東京三菱銀行・日産プリンス東京
銀行対決に、久しぶりに一部復帰した日産プリンス東京がどこまで対抗できるかだが
少し差があるか。三和銀行、東京三菱銀行とも昨秋は予想以上の健闘をして上位進出し
たが、どちらのチームにしても、決勝トーナメント初戦で真価が問われる。
Cブロック:リクルート・富士通・さくら銀行
リクルートが一歩抜き出ているか。ただ、昨秋は共に納得のいく成績が収められなか
った富士通、さくら銀行の逆襲も。
Dブロック:オンワード・鹿島・東海銀行
ディビジョン内順位を最後まで争ったオンワードと鹿島、熱戦の再現が春から見るこ
とが出来るのは非常に楽しみだ。そこに、初めて一部昇格した、着実な東海銀行がどこ
まで食い下がれるか。東海銀行にすれば、秋につながるような自信のつく試合がしたい
ところだろう。
決勝トーナメント進出という点では、順当ブロック2個、混戦ブロック2個だと思うが
三つ巴の可能性はどこのブロックにも少なからず、ある。下位のチームが力をつける形で
上位との差を、徐々に解消してきた感じがある。社会人は東高西低の様相を呈してきた。