関東大学アメリカンフットボール　Ｂブロック　シーズン展望

　

Ｂブロック：日本大学・専修大学・日本体育大学・中央大学・帝京大学・立教大学・桜美林大

　このブロックは、日本大学の関東大学選手権出場はほぼ確実、それに続くのが大混戦
という状態だろうか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　日本大学のショットガンは今年も健在、２人のＱＢともに、正確なパスとスクランブ
ルは相手ディフェンスに相当な脅威のはず。さらにＲＢ・ＴＥ・ＷＲとも粒ぞろいで、
リーグ戦はオフェンスだけで勝ち上がれるだろう。不安があるとすれば攻守ともライン
が若いことで、体力的な点と相手のトラップにはまった時に抜け出せるかどうかだ。　

　専修大学・日本体育大学とも、春の結果がいま一つだが、上位常連校として秋に照準
をあわせてくるのだろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　中央大学は、昨年は同率ながら３位（直接対決の結果で４位扱い）と健闘した。関東
高校大会で好成績をあげている付属高校からの進学者を含め、この数年で充実度を増し
た。今秋は、下位校との対戦でリーグ戦か始まる。調整をうまくおこない、下位相手に
手を抜かずに白星を重ねれば可能性は充分にある。　　　　　　　　　　　　　　　　

　帝京大学のショットガンを見なかったのが、私の今春の心残りなのだが秋は如何に。
ただ、春の結果を見ていると、昨秋に比べて失点が多いのが少し気になる。