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神戸大学のオフェンスに一頃の勢いがなくなってきた。ケガ人でも発生しまし たか?。同じように、大阪産業大学にも元気がない。 この試合、リーグ戦突入前の私の予想では、神戸大学・大阪産業大学どちらも が優勝戦線に残り、脱落をかけた激しい打撃戦が展開される「隠れた好カード」 の予定だったのだが。 大阪産業大学は入れ替え戦回避の可能性を高めるための2勝目を獲得したい。 そして、神戸大学は最終節関西学院戦にむけて弾みをつけたいところだ。 |
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甲南大学RB#34古谷と関西大学RB#29古谷の兄弟対決。両氏ともスピ ードタイプでほとんど同じような走り方をする。つまりは、自チームの「古谷」 を止めることが出来ればディフェンス対策は万全!? 前節でともに初白星を奪取した。勢いに乗っているという点でも同じである。 2勝目を確保して入れ替え戦候補脱出するのはどちらか。面白い試合である。 |
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前節で関西学院に完敗して優勝戦線崖っ淵の立命館大学と、前節で京都大学に 惜敗し優勝の可能性が無くなってしまった近畿大学との戦いとなった。 近畿大学は、シーズンが深まるとともに調子をあげてきた様子だ。しかし、そ れが結果に結びついていないのが残念だ。ここは3強対決最後の立命館大が相手 となるのだが、そろそろ金星を奪いたい。 近畿大学オフェンスは、QB#17高橋中心のオプション・パスとバリエーシ ョン多彩だ。だが、立命館大の大型ディフェンスはスピードも兼ね備えている。 さらに、関西学院戦で接戦を経験して一回り大きくなることを考慮すれば、多く の得点は望めそうもない。 立命館大オフェンスはRB#31樫野#3杉山等のスピード&パワーランナー は確かに脅威だ。だが、QB#12大矢のパスが低調である。近畿大学ディフェ ンス陣は、的を絞りやすいはず。京都大学のRB堀口を止めることはできなかっ たが、もし、立命館大自慢のRBを止めることができたら良い試合になりそう。 近畿大学ディフェンスが試合結果を大きく左右するが、一見の価値はある。 関京戦のための「席取り」としてではなく、「この試合」を見よう。 |
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今年もやってきました伝統の関京戦、京関戦とも言う。 今年の関西学院は、昨シーズン終了後から関西学生優勝候補との評判だった。 しかし、春シーズンは昨年と同じオフェンス不調を繰り返していて、「今年もな いかな?」というのが、私の印象だった。 しかし、秋初戦の大阪産業大学戦でパスヒットから圧勝、甲南大学との乱打戦 を制し、近畿大学との接戦をものにして、関西大学相手にディフェンス爆発して 迎えた秋4連敗の立命館大戦。 昨年のような奇襲もなく、正面から堂々と挑んでの余裕の完勝に、近年にない 充実度を伺い知ることが出来た。 一方の京都大学は、春シーズン完璧も、その後のケガ人多数発生によって秋の システムは近年に比べて今現在もバラバラの状態と感じる。 これが、関西学院と京都大学の今年のリーグ戦経過である。ともに苦労しなが らの勝ち上がりだが、関西学院は、攻守ともにそれなりの型をもって徐々に完成 に近づいている。一方の京都大学は、原型すらできあがっていない。「その日暮 らし」で今日はどうしよう状態が続く。攻守実力選手層等々、どう見ても関西学 院の一歩リード感は否定できない。 関西学院はQB高橋からのランパスのオフェンスが、さらに充実、オフェンス ラインにしっかりと守られた。ディフェンスは昨シーズンに比べて少し小粒だが それでも樫野のスピードを止めた1,2列、ボールに飛びつく第3列は、関西一 であろう。 京都大学は、横山が復帰してオフェンスの型が整いつつあるが、脅威は堀口の スピードぐらいか。前節TE#31富岡へのパスも少しあったが、攻撃バリエー ションは少ない。だが、舩原、西村、松田など上級生の多いディフェンスは、近 畿大学オプションを要所で止めたり、再三のパスカットなどオフェンスよりは完 成度が高そうだ。できれば、京都大学はロースコアゲームに持ち込みたい。 さてこの試合、先制得点をどちらが、どの時間で挙げるかが、一つの注目ポイ ントとなる。早い段階で関西学院が得点し、それ以降も地道なオフェンスを展開 できるようならば、予想以上の大差がつく可能性もある。 『関西学院オフェンス』対『京都大学ディフェンス』の勝敗が、そのまま試合 結果となって現れそうだ。 ただし、京都大学特有の『2週間毎の変貌』によって出現する姿が全く判らな い。例年に比べると低調な状態で山篭りとなった。つまり、2週間で2か月分の 成長があっても不思議ではないことになる。 したがって、「やってみないとわからない」を最終結論とします。 11月9日。天気は予報を見ていただくとして試合開始早々に陽は沈みます。 寒さ対策は万全に。カイロと、ポットに熱いお湯、そして紅茶のティーバッグを 持って西宮STに集合しよう。 |