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関西学院は2年連続42度目の優勝が決定した。 関西学院が次節の対神戸大学を敗戦しなければ甲子園ボウル出場が決定。 関西学院が敗戦し、立命館大が京都大学に勝利した場合のみ、関西学院と 立命館大による甲子園ボウル出場決定戦を行う。 コイントスで関西学院が権利を獲得し、京都大学のレシーブで試合開始した。 京都大学最初のシリーズは、ギャング体型から#32秋原、#28宮崎、#35 堀口でゲインし、I体型からのパスなどでFDを数回更新するが最後はパントと なる。 続く関西学院は、自陣25ヤードからの最初のプレーで、RB#2花房がいき なり中央を切り裂いての25ヤードビッグゲイン。さらに、TE#89中川への ゾーンの切れ目パス10ヤード、QBスクランブルなどで小刻みながらも着実に 前進する。そして残り3ヤードを#2花房が右オープンを駆け上がって先制TD を奪った。 京都大学のディフェンスはボールキャリアに触れるのだが、かわされてゲイン を積み重ねる。一発のタックルで止められない。 さらに次の関西学院のシリーズも自陣30ヤードからの攻撃に、第1プレーが RB#2花房の中央突破45ヤード。さらに2レシーバーの外側WR#81塚崎 への20ヤードパス。最後は、無資格レシーバーの反則でTDパス取消となった あとにRB#2花房がTDを決めた。関西学院オフェンスが完全に京都大学を上 回った形で関西学院に余裕すら感じられる様子だった。 一方の京都大学オフェンスは、関西学院1、2列の厚い壁に全くゲインできな い。QB#8横山によるギャング体型も、ボールキャリアとなるであろう#35 堀口、#32秋原、#28宮崎へのマークがしっかりで、誰にボールが渡っても スクリメージラインすら突破できない。さらに、パス狙いもレシーバーカバーし っかりでQBサックを繰り返し、京都大学にとって攻守ともに苦しい状況に追い 込まれた。 2Q終盤、自陣42ヤードからの攻撃開始で#35のやっとの6ヤード、QB スクランブル9ヤードとディフェンス反則で、始めて敵陣25ヤードまで侵攻す る。しかし、ここまでで、結局FG3点止りと為す術なしの状態である。 後半は、関西学院もオフェンスの詰めが甘くなり、自陣30ヤードから、自陣 47ヤードからの2回のシリーズをロングドライブも、TDに結び付かずに2F Gで得点するに留まった。 関西学院は、対立命館大戦の好調を引き続いて維持していた様子だ。2週間後 の最終戦、神戸大学をしっかりと抑えて勝利したい。 |