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関西学院は前節の近畿大学戦と違った心地よい勝利だ。次は、いよいよ立命館 大との戦いである。この調子で3連敗中の立命館大から久々の白星を! |
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神戸大学は、前半だけで3回のファンブルターンオーバーをしてしまった。こ れが今日の敗因の一つで、痛い2敗目となってしまった。 1回目のターンオーバーは50ヤード付近で事なきを得た。次のシリーズは、 タッチバックから20ヤードの攻撃開始。ここからRB#25出口の華麗なラン で20ヤード進む。レッドゾ−ンを脱したと思った瞬間にファンブル。これを近 畿大学がおさえて、ターンオーバー。 近畿大学は、敵陣38ヤード付近からQB#17高橋を中心にパスを織り混ぜ て組み立てる。15ヤード程度のミドルパスとRB#6谷原の右OG付近13ヤ ードで先制のTDをあげた。 反撃したい神戸大学だが再びファンブルターンオーバーで全く波に乗れない。 ファンブルの原因はボールキャリアーにもあるが、近畿大学ディフェンス陣のボ ールへのタックルが効いている。このまま前半終了と思われた残り時間1分35 秒、近畿大学は自陣45ヤード付近からのパント。しかし、スナップされたボー ルがパンターの頭を越えて転々。どうにか抑えた地点は自陣10ヤードとなり、 神戸大学にチャンスを与えてしまった。 ここから、RB#25出口が左から右へモーション、オプションラン9ヤード となり残りわずか。しかし、中央突破が2回止まる。最後の中央突破もキャリア ーがボールをファンブル。だが、エンドゾーンでボールを抑えたのがQB#12 TFPも成功させて神戸大学の逆転で前半が終了した。(結果論は、近畿大学リ ードのまま前半終了した方が神戸大学にとっては良かったかも・・・) 後半も神戸大学のオフェンスが全く進まない。最初は進んでいたUB#20中 島の中央突破も止まり、両FLのオプションも止まる。近畿大学のディフェンス が神戸大学オフェンスを研究し尽くした跡が伺える完璧さである。ただ、神戸大 学もランに固執していたところがあり、最後に見せたパスオフェンスをもう少し 早く展開していたら結果が変わっていたかも。 神戸大学がもたつく間に、近畿大学は#21横山の60ヤードラン、#35兼 本#6谷原の25ヤードラン、#32平手の20ヤードとロングゲインを連発し て2TDで逆転する。抜ければロングゲインの神戸大学ディフェンスを見事に突 いた。 神戸大学は時間との戦いにも加わり苦しい状況に追い込まれる。第4Q残り6 分40秒、近畿大学19−7神戸大学。フィールド中央で第4Dとなり、かなり の距離を残してのギャンブルも失敗に終わる。すかさず、近畿大学はRB#38 山本47ヤードのTDランで駄目押しをした。 残り時間が少なくなった神戸大学は、パスオフェンス中心に切り替えた。WR #33中島のスーパーキャッチなどでFD更新を重ね、最後はTE#80中山へ のTDパスに、PAT2ポイントも成功して残り時間1分16秒。 オンサイドキックも成功させ、再びのパスオフェンスでエンドゾーンまで迫る が、最後はパスインターセプトとなって、奇蹟の大逆転はならなかった。 近畿大学にとって、神戸大学攻守を研究しその通りになったという会心の勝利 だろう。シーズン前には今年のダークホースといわれたが、やっとエンジンがか かってきた。これからの、京都大学戦、立命館大戦が非常に楽しみである。 |
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立命館大学、連勝街道爆進中。 次はいよいよ関西学院との対決を迎える。パワーで玉砕か、実力伯仲の熱戦か。 |
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京都大学は、今シーズンはじめての快勝かな? 2連勝で波に乗ることができるか。次は、西宮STでの近畿大学戦である。束の 間の休憩をはさんでの2週間後、再びの成長脱皮をした勇姿を西宮で見たい。 |