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立命館大学の順調さを伺わせるような得点経過である。快速RB#31樫野に #44泊も参加したパワフルオフェンス、これに対抗できる大学は存在するのだ ろうか。 |
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京都大学の辛勝というより、大阪産業大学の自滅と言った方が正しいかも知れ ない。大阪産業大学は勝てる試合を落としてしまった。ターンオーバーで4回も 好機をもらいながら得点3点である。 平常心ではなかったか、凄く緊張していたように見えたのはテレビ画面を通し ていたからだろうか。神戸大学の大金星がなかったら結果はかわっていたかも。 結果として、京都大学に勝利が転がり込んだようなもので、京都大学の内容は 前節の延長戦を見ているような状態だった。しかし、「勝てば良し」である。喜 びの中には、前向きの力が生まれてくる。今日の試合で、今年のキーマン・ラッ キーボーイが見つかったかも。次の試合を楽しみに待っています。 |
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前半を終わって神戸大学のリード。このまま平穏無事に時間が経過するだろう と思っていたが、後半は大荒れ。 関西大学のレシーブで始まったが、30ヤード地点からの最初のシリーズでい きなりRB#29古谷の左ライン際70ヤードTDランで乱打戦の幕が開く。 神戸大学も「とられたらとりかえす」で、オフセットIからのQB#12大西 キープやTE#80中山へのポストパターン、RB#20中島のカウンター等で TDを挙げて、再び引き離す。 だが、関西大学もRB#32山本のカウンター、DB前へのパスに最後は再び 古谷のTDでくいつく。 神戸大学がFGで追加点を挙げて残り3分40秒。関西大学は、再び古谷の独 走80ヤードランかと思われたが、反則で無効に。その直後に、QB#8寺本の パスの構えに神戸大学右DEがQBサック。こぼれたボールをDL#53相見が ナイスキャッチし、60ヤードを走りぬけてTD、14点差がついた。 それでも、関西大学は諦めない。50ヤード付近からの攻撃で、QB#8−R B#29−RB#2とボールを渡して#88へのTDパスというトリックプレー が成功、残り時間41秒。しかし、オンサイドキックは失敗して幕が降りた。 今日の神戸大学のオフェンスは、前節の京都大学戦で見せたFLを両側に配し たオプションではなく、Iを中心に組み立てていた。それでも、どこからでも得 点出来る能力の高さは凄い。 しかし、問題はディフェンスであろう。立命館大戦でも見せたように、スピー ドの早いランナーに全く対応できない。ラインはともかくも、2、3列目に体で 止めるブロックが無いと苦しい。前節の京都大学戦でディフェンスの難点が見え なかったのは、京都大学がそこまで攻めてこれなかっただけで、課題を克服して いたのではなかった。 関西大学は3連敗。だが、相手が立命館大と京都大学では、諦めもつくか。 次は関西学院戦。今日の両校の内容から、もしかしたらということで、期待!! |
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関西学院のレシーブで試合開始。自陣25ヤードの第1Dで、いきなりRB# 2花房の中央突破25ヤードと切り裂いた。パス失敗をはさんで次のプレーは、 QB#7高橋がキープで大きく左へ流れる。近畿大学もそれを追って左サイドへ 集まった途端、右サイドに残っていたTE#99野口への横パス。全くのフリー で、一気に40ヤードを駆け上がり、最後は、RB#48渡辺でまとめた。 開始3分でTDを挙げて、一方的な試合になるかと思ったが、残りの45分は 全くの近畿大学ペース。なぜ関西学院が勝利できたのか不思議なくらいである。 関西学院のオフェンスは、RB#2花房#34猪狩他、自慢のRB陣が全くの 不発で、中央突破オープンとも全くゲイン出来ない。OLが近畿大学DLに圧倒 されて穴が空かず、外のカバーも早くスクリメージライン突破すらできない。パ スは投げられればヒットするのだが、それまでの時間的余裕がない。打つ手無し の状態だった。ケガ人が多いのか、本当の力か。 近畿大学は、QB#17高橋でショットガンとIを織り混ぜる。第2Q、自陣 25ヤードから、RB#35兼本の右オープン10ヤード、#32平手のカウン ター20ヤードなどで侵攻、敵陣25ヤードから#1豊野がFGを決めた。さら にFGで1点差として前半終了。 第3Q終盤、近畿大学オフェンスはショットガンからのパス、UBカウンター QBキープ等がつながり、敵陣28ヤードまで到達。しかし、第4D残り3ヤー ドをFGトライではなくギャンブル敢行も失敗。 第4Q中盤のオフェンスも50ヤード地点から残り1ヤードギャンブル失敗。 そして残り時間2分10秒からのオフェンスも、自陣5ヤードからのギャンブル 失敗で万事休す。ここ一番のツキがなかった。 残り時間約1分20秒、関西学院は近畿大学ギャンブル失敗で掴んだエンドゾ ーンまで5ヤードからの攻撃権を、すべてニーダウンで時間を消化した。戦略と しては正しいと思うが、応援席からはブーイングが起こる。それが今日の状況を 現わしていた。 |