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法政大学が東海大学の追撃を振り切り4年連続の甲子園ボウル出場を決めた。 関東大学連盟HPで行われた実況中継で観戦したが、上記の得点経過が示して いるオフェンシブな展開は、東海大学にとって必ずしも望んだものではなかった かもしれない。それでも、法政大学から今季最多の30点を奪った粘りは凄い。 第2Q残り数秒でFGを決めた法政大学に対し、第3Q終了して2点差まで追 い上げた東海大学。ここからどうなるかと思ったが、連盟HPによると、東海大 学のスキをついた法政大学の突き放しが圧巻である。 ハーフタイムから第4Q終盤までの心理戦/右往左往するモメンタムを引き寄 せようとする両校の激闘を現場で見たかった。 さて、この試合で特筆すべきことが2点。 その1点目は、第2Q最後の法政大学FGによる得点である。連盟HPによる と残り時間1分を切ってからのオフェンスシリーズだが、それを得点に結び付け たのである。 私が個人的に感じていた法政大学のイメージからすると、今までなら単純に時 間を消費して前半を終了していたはずだ。それを、しなかった。 もう一つは、法政大学ディフェンスからでも、ある程度得点を奪うことが出来 ることが判ったことだ。東海大学オフェンスは、苦労しながらもオプションにパ スを絡めて4TDを奪った。 つまりは、法政大学のスピード&パワーランナー+パスオフェンスを、4TD 程度に抑え込めば関西学院にも勝気は充分にあるということだ。 公式戦では実に25年ぶりの対戦と言わせた今春のYOKOHAMA-BOWLでは、 法政大学57−25関西学院だが、6カ月という時間が両校チームを大きく成長 させている。 25年ぶりの甲子園対決は両校攻守四つに組んだ激闘熱戦が展開されそうだ。 あの関西学院−明治大学のように語り継がれる試合になる予感がする。 |