1997年シーズン回顧
Updated, Jan. 01 at 02:45 JST.
3月:京都大学−ハーバード大学の交流戦で今年のフットボールシーンの幕が開く。
4月:社会人パールボウルリーグ戦開幕。1部復帰の古豪日産プリンスが三和銀行に勝利。旋風の前触れ。
5月:関西学院−日本大学定期戦で、日本大学復帰の兆し確認も監督の姿が神戸に見えず。
アサヒビールとの交流戦で、京都大学フレッシュメン登場。戦力ダウンの杞憂を吹っ飛ばす善戦。
西日本社会人決勝で、松下電工がマイカルに初黒星。電工覇権奪回に黄信号。秋本番に波乱の予感。
6月:関西の同日別所で、関西学院−松下電工、京都大学−鹿島の交流戦。
横浜ボウルにて関西学院が法政大学に57−25の大敗。「今年の学生本命は法政」の声強まる。
関西学生フラッシュボウル10周年記念として、大阪DMで全関学−全京大、全立命−全関大が開催
「今年から日本学生選手権を開催」の記事を新聞各誌が掲載(新聞休刊日)。
リクルートがパールボウル優勝。秋春2期連続に。日産プリンス東京も決勝進出で秋へ期待膨らむ。
西宮ボウルが、季節外れの台風到来という悪天候下で開催。
7月:平成ボウル開催。京都大学に対する立命館大の躍進が光り、関西秋本命の声も出てくる。
日本学生選手権、今年開催見送りの発表。またも新聞休刊日。
8月
9月:学生・社会人ともリーグ戦開幕。シーズン当初から東西で波乱続出し、一気に大混戦のリーグ戦へ。
レナウンが東京三菱銀行に1点差勝ちで古豪復活第1弾。
春順調の日産プリンス東京が、前年度覇者リクルートを破る大金星。秋台風の目に(新聞休刊日)
サンスターが、今季スポンサードを失った大阪ブラックイーグルスに逆転負けで、西も大混戦化。
京都大学が、3年ぶり1部復帰の神戸大学に敗退。連覇に黄信号。以降も辛勝が続く。
前年上位の日本体育大学も黒星先行。慶應大学が明治大学に引き分ける。
10月:前年覇者リクルート、13−17鹿島の結果、FINAL6への道絶たれる。
関西事実上の決勝戦?として関西学院−立命館大。戦略駆使の関西学院が対立命4年ぶり勝利。
11月:関東Aブロック2位争いは最終節直接対決へ。慶應大学、終了間際の逆転ならず。東海大学に。
Bブロックは、帝京大学が初の関東大学選手権出場決定。法政大学、日本大学も順当に進出。
WESTの春の覇者マイカルが、サンスター、松下電工に連敗、3位でシーズン終了。
CENTRAL日産プリンス東京、一部復帰早々にFINAL6出場へ。
関西学院が4年ぶりの単独優勝を決める。
12月:法政大学が東海大学を突き放して4年連続関東の覇者に。
東京スーパーボウルにて前評判で圧倒的優位の松下電工が、初出場鹿島に48−12の大敗。
甲子園ボウルは、25年ぶり対決の関西学院−法政大学。劇的幕切れで4度目の両者優勝に。
交流戦として西日本学生選手権が開催され、山口大学0−42京都大学となった。
同じく東日本学生選手権が開催され、北海道大学24−70東海大学という結果を収めた。
1月:ライスボウルは、ともに初出場の法政大学−鹿島の争いに。東−東の対決は実に8年ぶり。