社会人アメリカンフットボール EAST-DIVISION リーグ戦総括

Last updated, 1996 Dec. 31 at 23:59 JST.

TEAM 勝敗分 順位 上段=獲得合計/獲得平均   下段=喪失合計/喪失平均
点数 総距離 ラン パス FD数 F-TO 反則
リクルート 4-1-0 155 31.0 1846 369.2 532 106.4-3.9 1314 262.8-9.1 80 16.0****
99 19.8 1514 302.8 746 149.2-3.7 768 153.6-5.9 85 17 0.6-2.0 125.5 25.1
オンワード 4-1-0 154 30.8 2108 421.6 939 187.8-5.4 1169 233.8-8.5 97 19.4****
73 14.6 1346 269.2 497 99.4-3.6 849 169.8-4.6 65 13.0 0.4-1.8 214 42.8
鹿島 4-1-0 165 33.0 2027 405.4 858 171.6-5.9 1169 233.8-7.4 88 17.6****
56 11.2 1411 282.2 155 31.0-1.2 1256 251.2-6.9 69 13.8 0.0-0.4 266 53.2
NEC 0-4-1 65 13.0 1440 288.0 666 133.2-3.5 774 154.8-4.5 82 16.4****
200 40.0 2132 426.4 1203 240.6-6.7 929 185.8-10.8 85 17.0 0.4-1.6 106 21.2
レナウン 1-4-0 65 13.0 1149 229.8 607 121.4-3.3 542 108.4-4.3 66 13.2****
139 27.8 1312 362.4 971 194.2-6.0 841 168.2-6.7 83 16.6 0.6-1.8 122 24.4
すかいらーく 1-3-1 63 12.6 1251 250.2 775 155.0-4.6 476 95.2-4.5 64 12.8****
100 20.0 1606 321.2 805 161.0-4.3 801 160.2-5.8 90 18.0 0.8-2.4 101 20.2

細字数値は、総ヤードを試合数で除した平均を示す。
ランの細字数値は、総獲得ヤード/試合数−総獲得ヤード/ラン回数を示す。
例)82.4-3.1は、1試合平均82.4ヤード、1回平均3.1ヤード

パスの細字数値は、総獲得ヤード/試合数−総獲得ヤード/パス投球回数を示す。
例)150.6-6.0は、1試合平均150.6ヤード、1投球平均(パス失敗、インターセプトを含めた平均)6.0ヤード

F-TOの項は、ファンブル回数−(ファンブルロスト回数+インターセプト回数)を示す。
例)1.0-1.4は、1試合平均1.0回ファンブル、1試合平均1.4回のインターセプトとファンブルロストのターンオーバー


戦前予想したとおり、上位と下位がはっきりと分かれてしまった。そして、
上位グループは順位決定が最終戦の得失点差までもつれ込む大混戦となった。
ところで、順位決定方法の適用方法が最後まで混乱していたようだ。ある本
や中継放送局では、最終戦結果が3チームともプレーオフに影響するとした。
その後、東京スーパー中継放送局や専門誌で、最終戦前にオンワードのプレ
ーオフ出場は決まっていたとしている。私も後者に賛成なのだが、現場関係
者に近い人が混乱しているのだから、一般観客ではどれ位の人が理解してい
たのだろうか疑問に思う。

すかいらーくは、上位チームに全敗だが大敗ではない。スタッツ上は特筆す
べきことはないのだが、要所を締めている精神力の結果だろうか。パスオフ
ェンスを強化すれば来期以降の上位進出が期待できそうだ。レナウンもオフ
ェンスの数値が全体的に小さいのが苦戦の理由だろう。10月05日に見たオ
フェンスは力強い印象を受けただけに波が激しいのも気になる。NECの休
部は、かつての強豪の衰退として寂しい限りである。しかし、自動昇格して
くるのも伝統チーム日産パルサーズで、その復活も楽しみである。

上位3チーム同士の戦いは総て僅差になり、再戦すれば同じ結果にはならな
いだろう。その中で、鹿島のランディフェンスは驚異的な数値が残っている。
パスディフェンスと反則罰退を少し改良すれば完璧なチームが出来上がりそ
うだ。オンワードはパスオンリー、リクルートはランオンリーかと思ったが
数字上はほぼ半々なのはイメージを新たにした。


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