ここ数年続いた西高東低に終止符が打たれるか。ヨコハ
マボウルでの専修大学・法政大学の粘り、西宮ボウルで
は、大味な流れの中にも光った３人のＱＢと、完成され
たシステムを関西陣に見せつけた。近年の混沌としたリ
ーグ戦が結果としてリーグ全体のパワーを向上させている。
注目は、安定感に欠けながらも毎年順調な専修大学、関
西のファンにとって姿を見るのが２年に一度の関西学院
との定期戦だけになって久しい日本大学、少数精鋭の明
治大学が中心となった争いになるであろう。
しかし、それに続く日本体育大学・早稲田大学、ここ数
年注目されている中央大学にも関東選手権進出の可能性
がある。上位校対下位校の対決となる前半から既に目が
離せない。
序盤戦の注目カードは
09月06日16:00川崎球場 専修大学−明治学院
09月07日18:30川崎球場 明治大学−早稲田大
初戦に弱い専修大学がしっかりと勝利を収めるか。古豪
復活なるか少数精鋭の明治に上位進出狙う早稲田の挑戦。