第3Qは甲南大学のキックオフ、関西学院のリターンで開始された。関西学院第1シリーズ、QBキープやオープンパスで敵陣40ヤードに進む。ここでRB2番の好判断で40ヤードを走り抜けTDを獲得する。
次の甲南大学自陣20ヤードからのシリーズも簡単に第4D。ここでCのスナップしたボールがエンドゾーンを超えセイフティーを献上。関西学院12−6甲南大学。この時点で関西学院は流れを完全に引き入れた。ここで立て直せないことが、甲南大学の毎年の善戦止りの原因だろう。
次の甲南大学のシリーズをパスインターセプト、敵陣15ヤードからの攻撃でTD。以後は、一方的な試合になってしまった。前半は、関西学院のオフェンスに信じられないファンブルが続出し甲南大学のペースだったが、得点差に結び付かなかったために関西学院が生き返えってしまった。
甲南大学のディフェンスは、ボールキャリアの懐のボールをかきだすアグレッシブな点が随所に現われていたが、オフェンスの特に中央プレーが全く進まなかったのが響いた。
関西学院は、前半にオフェンスのファンブルが続出したが、ディフェンスの頑張りでどうにか持ちこたえた様子。オフェンスプレーは従来からヤードを稼いでいたオープンへのランパス以外に、RB2番の中央プレーが効果的になってきたのは今後の好材料。
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