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法政大学オフェンスは、QB#9小田によるショットガン4レシーバー左右2人のウイングと1・3の配置からRB#29渓本、WR#81栗原、そしてWR#11戸倉へのランパス。RB#29渓本もレシーバーに入る多彩なオフェンスは今年も健在。 さらに、リターナー#81栗原のカバー選手を回避するハンドテクニックが秀逸で、単純な甘いタックルをしようとすると、片手で処理されてしまわれる。良い意味でのいやらしさ、しつこさがある。 このオフェンス陣による攻撃で9シリーズ中5回のTD1FG、さらに#81栗原によるリターンTDが1回で合計44得点をあげた。 法政大学オフェンスQBは#9小田が先発して後半途中まで、その後は#1田口が担当している。ディフェンスプレッシャーがかかっていないということもあるが、しかし、両名とものQBの判断がいい。 ロールアウトからのパス狙いでディフェンスプレッシャーを受けたときに、投げ捨て意思半分のTE#89東へのショートパスがTDに繋がる。さらに、本当の投げ捨ても1回。 一度だけパスでなくQBキープで良かったのではないかというシーンがあったが、それが第2Qギャンブル失敗に追い込まれた要因の一つである。 法政大学QBといえば、やはり、QB#4菅原が今年のメインQBなのだろうが、おそらく、大きな差は無いのではないだろうか。少なくとも、QB#9小田、#1田口に2、3番手という表現は正しくない。 日本体育大学ディフェンスはLB#8数田、#45平山、#47山本など個々にはファイン判断のプレーもあるのだが、1試合トータルでは、法政大学の多彩なハイスピードオフェンスに押し込まれてしまった。 ******** 日本体育大学オフェンスは、前半はFD更新もままならない状態、試合開始直後のシリーズでかろうじて1回更新があるのみで、ほぼ完封されてしまっている。 しかし、試合後半は、前半とはまったく別の姿になってしまっていて、中央ランを執拗に繰り返して5シリーズ中4回が50ヤード内外のロングドライブで3TDを獲得している。 日本体育大学オフェンス組み立ては前半と後半で明らかに違っていた。前半はオープンへのピッチやキープなどを均等に散らしていた左右ワイドに展開してという狙いからだが、横へ移動する時間分だけディフェンス対応時間ができてしまうという状況で、実際にもあまり効果的ではなかった。 さらに、確かにインサイドランが5ヤード程度だが最もゲインしていたプレーである。 RB#4濱田が主将ということがあるからかは判らないが、後半序盤は徹底した#4濱田の連続キャリーとなる。 さらに後半最初のシリーズで、RB#4濱田の中央突破14ヤードゲイン後に、QB#12野口からボールを受けたRB#4濱田によるミドルパスというトリックプレーが入った。パス自体は失敗だたが、ランキャリーとなる中心選手がパスを投げたことで、ディフェンス側としても対応しにくくなったかもしれない。 このシリーズは最終的には第4DギャンブルでDBを抜いた右WR#19新垣への32ヤードロングパスによってこの試合最初の得点を獲得する。 その後もRB#4濱田による中央ラン突破を繰り返し、そして時々のWR#22尾花、#84、#19新垣へパスが通る。OLに#75関根、#79古木、#56酒井という巨漢ぞろいということもあって後半のライン戦では日本体育大学が優勢だったのは言うまでもない。 なぜ後半、ここまでに試合展開が変わったのか。その要因候補となるものを挙げると。 法政大学DLメンバーに若干の選手交代があった。ただし、それがどの程度のことで、また、どの時間帯から交代しているのか把握していない。私が見たのは第4Qに入ってからだった。過去の試合とかこの日の映像でもあれば、また詳細はわかるが、今シーズン初観戦ということで許してもらおう。 しかし、ディフェンスメンバー交代と言ってもDLLB各半分DBは同じメンバーである。この僅かの差が大きいということと、もしかしたらパスディフェンスにおいて、ウイークポイントがあるかもしれない。 そしてもうひとつは、法政大学のオフェンスが速攻で得点してしまうことによるディフェンス側の疲労の蓄積である。 後半の日本体育大学の攻撃時間は20分近くに及ぶ。つまり、法政大学のオフェンスはわずかに4分少々。法政大学が簡単に得点を取ってしまうので、すぐに、ディフェンスが回ってくることで疲労回復時間がなかったかもしれない。 今後は15分Qの試合になっていくが、そこでの20分ディフェンスは十分に考えられる。もっともその時の休憩時間も4分ではなく10分程度にはなるだろう。 この試合に限っては、攻撃側が時間を使わなかったことでディフェンスに負担がかかったかもしれない。また日本体育大学DL#58和田がOLにも出場となって、益々のパワーオフェンスを許してしまった。 |