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龍谷大学 | 大阪学院大 | 天理大学 | 大阪体育大 | 大阪大学 | 大阪教育大 | 勝敗分 | 順位 |
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龍谷大学 | ***** ***** |
○ 41-06 |
○ 44-06 |
○ 57-00 |
○ 35-07 |
○ 59-00 |
5-0-0 | 1 |
大阪学院大学 | ● 06-41 |
***** ***** |
○ 23-20 |
○ 23-07 |
● 08-21 |
○ 32-07 |
3-2-0 | 2 |
天理大学 | ● 06-44 |
● 20-23 |
***** ***** |
○ 23-14 |
○ 18-00 |
○ 14-13 |
3-2-0 | 2 |
大阪体育大学 | ● 00-57 |
● 07-23 |
● 14-23 |
***** ***** |
○ 23-13 |
● 07-24 |
1-4-0 | 5 |
大阪大学 | ● 07-35 |
○ 21-08 |
● 00-18 |
● 13-23 |
***** ***** |
● 20-17 |
1-4-0 | 5 |
大阪教育大学 | ● 00-59 |
● 07-32 |
● 13-14 |
○ 24-07 |
○ 20-17 |
***** ***** |
2-3-0 | 4 |
(試合結果は、関西学生アメリカンフットボール連盟 078-805-4751 より)
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大阪大学のファンブルロスト、大阪教育大学のファンブルロストという波乱のターンオーバー合戦を経て、大阪大学がプレーアクションパスやピッチプレーなどで自陣からのロングドライブで得点する。 大阪教育大学も直後に#20による55ヤードビッグリターンで敵陣スタートのチャンスを得るが、大阪大学LB#55などにランパスを封じ込まれてチャンスをモノにできなかった。 試合前半は、大阪大学オフェンスがQBとRBWR#11によるランパス兼任の大車輪によってドライブするのだが、反則ロスやプレーミスなどが多発するなど、何かしっくりと来ない感が漂っていた。 それでもオフェンスは前進を重ねているので、10−0という得点差は、実態を正しく表現していると言える。 ******** 後半は、大阪教育大学による20ヤードリターンで再開。そして、その第1プレーのQBキープによる右サイドのランプレーが、そのまま66ヤードのTDランとなった。 大阪大学側から見ると、悪い言葉で表現するならば「事故」による失点ではあるのだが。 続く大阪大学オフェンスは、攻撃途中にこの日2回目のファンブルロストによってあっさりと攻撃権放棄。 替わって攻撃権を得た大阪教育大学は、大阪大学スピアリング反則15ヤードなどが加わって少しずつだが前進するようになっていく。 大阪大学LB#55によるランストップなどの奮闘は続いているのだが、QB#7キープと、QB#16からRB#21へのスクリーンパス13ヤードなどが決まって敵陣に侵攻、大阪教育大学のモチベーションが実際のプレー結果に現れてきていた。 そして、第3Q終盤、大阪教育大学が逆転に成功する。 ******** 大阪大学の攻撃を大阪教育大学ディフェンスはFGトライに追い込む。さらにキックされたボールをブロックし、リターンによってフィールドポジションを挽回する。 さらにコントロールパントキックによって大阪大学オフェンススタートを2ヤード地点に追い込むことができた。 この時間帯は完全に大阪教育大学がペースを掴んでいて、試合の行方は混沌状態に陥った。 フィールドポジションで優位に立った大阪教育大学は、敵陣30ヤードスタートのオフェンス第4DギャンブルもFD更新して前進を重ねる。 そして、最後は左コーナーへのTDパス。パスコースを読んだDBによるパスカットというファインプレーがあっただが、カットしたボールが浮き上がってしまった。 そのボールを大阪教育大学WR#86が奪い取るという形のTDパスが成功して、残り時間5分37秒、10点差に広がった。 ******** その後、大阪大学オフェンスもWR#7とWR#11へのパスを左右にヒットさせてドライブをつなげるのだが、敵陣で、この日3回目の、そして、痛恨のファンブルロストターンオーバー。 残り時間3分09秒。10点差という状況でのターンオーバーは、結果から見ると大きく響いてしまった。 大阪大学オフェンス最終シリーズも、WR#7とWR#11へパスをつないで再びロングドライブを繰り返す。このシリーズはTDにまでつなげることが出来たのだが、この時点で、残り時間11秒、万事休した。 ******** 大阪大学は大阪教育大学に追い上げられ、そして、逆転されてた終盤になって、ようやく地力を発揮したようだった。それも、あわてることなく確実に自分たちのプレーをしていたように見える。 まだまだ潜在する能力は高いものがありそうだ。そして、それが試合に出し切れていないことが、この日の結果につながっている。1敗が惜しいと言うよりも、このままシーズンを終わってしまっても良いのだろうか、という思いがする。 一方の大阪教育大学は、じっくりと戦況を見ていた、チャンスをうかがっていたという表現がふさわしいかは判らないが、モチベーションの高さが光る試合だった。 |
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