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立命館宇治高校のレシーブで試合開始。しかし、最初のシリーズは自陣でパントになった。そして、このパントキックを箕面高校がブロックした。転がっているボールを#83青木が拾い挙げてエンドゾーンを目指す。最後1ヤードが届かなかったが、代わったオフェンスがUBの中央突破で先制点を奪った。 箕面高校は、さらに、自陣40ヤード付近からの第2シリーズ、QB#27黒田からRB#3上窪へのスクリーンパスはOL#76松本が絶妙なリードブロッカーとなって10ヤードゲイン、さらに、#3上窪カウンターラン、#33和田の中央突破が各10ヤードゲインと、サイズあるOLとのコンビネーションによって怒涛の攻めを繰り広げる。そして、エンド前11ヤードに到達すると、今度は右TE#97山野へクイックパスを投げた。TDには惜しくも届かずだったが、#3上窪のオープンランで加点した。 箕面高校は第2Q序盤で2TDのリードとなった。この段階で行けそうだという感触を掴んでしまうのだろう、前回の北大津高校戦でも立ちあがりに得点を積み重ねてから試合内容が一変したが、この日も、ここから試合の流れは立命館宇治高校へと傾いていった。 立命館宇治高校RB#22佃によるランは箕面高校LB#18島田、DL#76松本などがオープンランを包み込んで縦に上がらせなかった。さらにLB#19原勢、#79白水がQB#12池野にサックを見舞うなど苦しいシーンがつづいた。 フィールド中央からの第3シリーズも立命館宇治高校オフェンスとしては必ずしも、いい立ちあがりではなかった。おそらく崩れたプレーからのぎこちないQBキープが偶然にも10ヤード、さらに、エクスチェンジでファンブルから拾い上げたパスに箕面高校パスインターセプトで敵陣31ヤード。さらに#22佃へのピッチをLB#19原勢のタックルを浴びてー9ヤードと散々な状況だった。 それでも、WR#88阿南へのプレーアクション15ヤードパスが決まってエンド前20ヤードに到達してからは、RB#22佃のランも決まるようになって連続キャリーから、最後は左オープンランからカットインしてTDを奪った。 しかし、ここでのPATキックを箕面高校がブロックする。投稿して頂いた観戦記にもあるように、ここでの失敗が最後まで響くことになった。 後半。 箕面高校オフェンスの中心であるRB#3上窪のオープンランにDL#66中川が完璧なマークをしてゲインさせなかった。一方でTE#97山野へのパスで33ヤードのロングゲインをしたが、最後はランが止まってパント。 立命館宇治高校は自陣13ヤード。QB#12池野からWR#88阿南へのクイックインパスが連続ヒットしてフィールド中央へ。さらに、RB#22佃の中央突破20ヤードとビッグゲインを重ねる。 箕面高校ディフェンスは足が止まってタックルが甘く、一発で止められない。縦パスをDB#26西野、#13泊のナイスカットはあるものの、UB#30山村の中央突破にはずるずると引きずられてエンド前14ヤードに侵攻された。 最後は、立命館宇治高校エースRB#22佃が甘いタックルをターンとカットでかわして20ヤードTDらんとなる。 立命館宇治高校はPATに2ポイントを選択、決まれば同点だったが、右エンドゾーン内パスをDB#17酒殿にカットされた。 立命館宇治高校は#22佃の35ヤードカットラン3本目のTDも決めた。しかし、2ポイントPAT失敗で4点差。 箕面高校ディフェンスは#22佃に2TDを奪われて逆転されるとフィールドにうずくまってしまったが、第4Q残り5分32秒に登場してきたオフェンスは、元気だった。 ショットガンフォーメーションを織り混ぜてのオフェンスは、3人のディフェンスに囲まれた#97山野へのピンポイント12ヤード、QBキープ10ヤード、QBロールからTE#97山野へのパス12ヤードと小刻みだがテンポはいい。 UB#33和田へのスクリーンパスと#3上窪左OTでエンド前26ヤード、残り時間3分5秒。ここで一瞬止まっての第4D5ヤード。中央突破をフェイクにしたTE#97山野へのクイックパスを地面スレスレでキャッチしてFD更新した。そしてエンド前13ヤード、ショットガンフォーメーションからQB#27黒田が右オープンサイドをスクランブルしてエンドゾーン内へ飛び込んで逆転のTDを奪った。21−18で3点差は3TD後のPATをすべて成功したか、失敗したかの違いである。 立命館宇治高校は1分25秒、自陣20ヤードからだったが、パス失敗・パス失敗・パス失敗の後に、TB#22へのオープンピッチではFD更新にはつながらなかった。 |
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