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箕面高校が第1Q2分弱でTDを挙げた時に西宮球技場に到着した。その後は、箕面高校北大津高校とも膠着状態が続いた。 第2Q、箕面高校P#20戸田によるパントがいい転がり方をして北大津高校自陣攻撃開始が3ヤードから。第4Dパントでボールを後逸してセイフティーとなる。 第2Q終盤、北大津高校QB#13那須によるオフェンスは、自陣35ヤードから箕面高校のパスインターフェアやRB#3杉本による左オープンランなどで始めてのドライブを行った。WR#7前川、TEスクリーンなどパス主体で敵陣30ヤード付近まで達したが、最後は右WR#7前川へのショートパスをインターセプトされた。 一方の箕面高校QB#27黒田によるオフェンスも自陣35ヤードからRB#3上窪の右オープンラン、#33和田の中央突破15ヤードなどでゲインを重ねて敵陣40ヤード。さらに、LB#50川瀬に追われながらも右サイドラインぎりぎりのTE#97山野へのパスで15ヤードが通って、残り時間10秒だったが敵陣25ヤードに到達した。しかし、次のパスをDB#1西村にインターセプトされて、結局7−0のまま前半が終了した。 後半、北大津高校最初のシリーズは再びパスドライブを行った。OLのブロックが効いていてQBがパスを投いる時間に余裕があった。WR#1西村、#7前川へと連続ヒットして自陣から脱出、フィールド中央に到達する。しかし、ここからレシーバーがボールを手にしながらキャッチできず、次も逆リードとなって、あと少しがつながらない。 それでも北大津高校ディフェンスが箕面高校のファンブルロストを誘い出して敵陣25ヤードの攻撃権を奪った。オフェンスはRBの中央突破でゲインしながらファンブルロスト。噛み合わない。 結局北大津高校オフェンスが得点を挙げたのは第4Q残り7分弱からのシリーズとなった。オプションによるRB#3杉本のオープンラン17ヤード、8ヤードの連続ゲインから、TE#15橋本、WR#90富田へのパス、反則罰退15ヤードでもWR#7前川へピンポイント14ヤードとオフェンスが炸裂、残り時間1分39秒、2点差に追い上げるTDを挙げた。 そして残り30秒付近、自陣36ヤードからの最後のシリーズ、パスとスパイクで時計をコントロールしながらドライブだったが、敵陣35ヤード付近までだった。 ******** 箕面高校オフェンスは第2Qのドライブを除くと、北大津高校にシャットアウトされた状態だった。箕面高校のランオフェンスに対してディフェンス#18島田、#50川瀬、#54小栗などの集まりが早い。RB#3上窪のスピードランも完璧にコンテインされてしまった。 北大津高校オフェンスはQB#13那須の巧妙な動きで箕面高校ディフェンスを惑わした。そしてランパスのテンポいいオフェンスだったのだが。 最初の得点シーンを観ていないんだが得点を挙げた時間から類推して開始直後のビッグゲインがきっかけなのだろうが、第2Q以降は攻守とも北大津高校が支配していた。 |
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選手人数では立命館宇治高校が圧倒的に多かったが、選手個人のサイズでは宝塚東高校の方が上回っていた。 宝塚東高校のレシーブで試合開始、しかし、雨で濡れたボールに惑わされてしまった。 第1シリーズ、自陣でのパントをブロックされる。立命館宇治高校QB#12池野によるオフェンスはここでTDを挙げるもPATを失敗した。 宝塚東高校の第2シリーズはエクスチェンジでのボールファンブル。その後もファンブルを繰り返してファンブルロストから立命館宇治高校に追加点を奪われた。 宝塚東高校が本来のペースを取り戻したのは第1Q終盤自陣からのドライブシーンだった。QB#18蘆田からTE#99柳川によるリバースプレー11ヤード、RB#3松尾による中央突破10ヤードなどサイズを活かしたプレーでドライブしていった。敵陣23ヤードでの第3D13ヤード、TE#99柳川へのスクリーンパスが決まったが滑ってノーゲインとなる。それでも、第4DでRB#3松尾の中央突破が13ヤードもゲインしたのは圧巻だった。このシリーズはFG失敗に終わるが試合全体でも宝塚東高校のオフェンスが立命館宇治高校ディフェンスと対等以上の内容だった。 後半、立命館宇治高校のオフェンスで再開する。自陣14ヤードからのシリーズではランプレーではRB#22佃のスピードランで10ヤードぐらいのゲインをするが、パスを投げようとするとLB#10林などがラインを割ってQBにプレッシャーをかけてサック後退を強いた。 宝塚東高校はディフェンスが健闘している間に得点を挙げておきたいところだった。フィールド中央での後半第1シリーズはTE#99柳川へのリバース9ヤードとプレーアクションパス10ヤードとゲインを重ね、さらに、RB#3松尾などのランプレーで敵陣25ヤードからのFD。しかし、ここでファンブルロスト。 さらに、第4Q、再びフィールド中央からの攻撃開始でミドルパスを繰り返してエンド前20ヤードに到達するがファンブルロストと、オフェンスがチャンスを活かせなかった。 立命館宇治高校は第4Q、自陣からの75ヤードラン、75ヤードパスという一発ゲインで2TDを追加した。 オフェンスがFDを積み重ねてロングドライブしたのは宝塚東高校だった。試合の流れを支配していただけに度重なるファンブルロストが結果として効いてしまった。サイズもあって、いろいろと考えている様子が伺えただけに、もう少し見たいチームだった。 |
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関西学院レシーブで試合が始まる。そしてQB#16柿本によるオフェンスはランパスマルチアタックなのだが、試合が進むにつれて、雨天にもかかわらずパス比率を高めていった。 関西学院第1シリーズはQBキープやUB中央突破などで1回FD更新するが、東邦高校LB#21加藤、#17足立、DB#1高倉による執拗な突っ込みにあってランではゲインを重ねることが出来なかった。 第2シリーズは自陣35ヤード付近から、パスを右WR#27多田羅へ10ヤード、#19小倉へ22ヤードと雨の中で連続ヒットさせて敵陣33ヤードに到達、最後はOLの造った中央ホールをUB#2江本が突破して33ヤードTDランで先制した。追加点は、再びUB#2江本による28ヤード中央突破ランによる。 しかしトータルで眺めるてみると、関西学院は東邦高校ディフェンスに対して攻めあぐねたように伺える。TBのランにはディフェンスがコンテインし、ドロップバックにはLB#64熊沢,DL#69杉浦,#72高島などに追われて自由にさせてもらえなかった。 一方の東邦高校QB#11春日井によるオフェンスは前半は、なかなかテンポに乗れないまま時間が経過していった。ランかパスかと問われればどちらかと言えばパスチームだが、関西学院ディフェンスに慣れるまでに前半の時間を要した。 第3Q、東邦高校が自陣でファンブル、このチャンスに関西学院が追加点を挙げ、さらに、自陣からのドライブで4TDを奪う。 しかし、ここから東邦高校パスオフェンスが炸裂した。直後のキックオフリターンでリバースからR#11春日井が大きくリターンして敵陣29ヤードからのFDとなった。 そして、RB#21加藤による左オープンスイープ20ヤードと右RB#1高倉へのTDパスの2プレーで6点をゲットした。さらに、次の関西学院パスをDB#29浅井がインターセプトして再び攻撃権を得た。この第3Q終盤から約8分をかけたドライブは、圧巻だった。 RB#21加藤によるスイープなどで刻んで前進し、第4D3ヤードのギャンブルではスクリーンパス、さらにTB#34辻野へのミドルパスとテンポ良いオフェンスを繰り広げた。そして、エンド前8ヤードからの第4Dギャンブルで右WR#29浅井へのTDパスを決めた。 試合としては関西学院勝利なのだが、東邦高校の前半のディフェンスシーンと後半のオフェンスシーンは印象に残った。 |
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1日4試合観戦というのが初体験だったために、観戦メモの枚数見積もりを誤ってしまいました。白紙ページが少なかったのですが、まま大丈夫だろうとタカをくくっていました。しかし、第4試合開始早々に記入欄がなくなってしまい、余白を探してどうにか前半戦だけはカバーしましたが、後半はムリでした。したがって観戦記と言うほどの内容がありません。 ******** 産大附属高校は自陣43ヤード付近からの第1シリーズで、QB#18岡から縦パスを右WR#84中林へヒット、これが35ヤードのゲインとなって敵陣に侵攻すると、そこからRB#99太田の中央突破などで第4Dギャンブルも成功させると、最後は#1光山の連続キャリーで先制点を挙げた。 さらに次のシリーズも、自陣からQB#18岡−WR#84中林への縦パス43ヤードで敵陣侵攻すると、RBによる同様のパターンで追加点を獲得する。さらに、RB#99太田のロングゲインをきっかけにしたTDと、WR#84中林へ3回目の縦パスからのTDで産大附属高校がリードを広げていった。 崇徳高校QB#12松本によるオフェンスは、パスで前進を試みるのだが前半はなかなかゲイン出来ないまま時間が経過していった。 |