関西大学 | 28−3 | 龍谷大学 |
関西大学 | 37−0 | 桃山学院大学 |
龍谷大学 | 9−3 | 大阪体育大学 |
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関西大学にとって得点上は大差完封勝利なのだが、あまり手放しで喜べる内容ではなかった。 関西大学QBは#13一ツ橋が先発、最後に#12月野が数シリーズを担当し、#10古澤はパンターとしての登場という分担だった。ただ前進するプレーがQBとTB#21石野によるオープンへの展開のみという状況だった。中央突破は和歌山大学DLLBによってことごとく止められ、パスのためのドロップバックにはLB#50他のサックで後退していく。 得点経過は、第1QパントリターンTD、第4Q和歌山大学自陣でのパスをインターセプトしてから2TDと和歌山大学パント処理ミスからの1TDがあり、つまり、関西大学がドライブしてのTDは3個である。それもオープンへの展開に対応できないという和歌山大学ディフェンスの弱いところを何回も突いた結果である。 さらに、第4Dギャンブル1ヤードでのフォールスタートやホールディングなどの反則を繰り返すなどなど、オフェンス面はしっくり行かなかった。春序盤だとも言えるが、冬に大一番が控えているだけに次は完璧なところを見ておきたい気もする。 和歌山大学は前の2戦に比べてオフェンスが進まなかった。RB#34安野とQB#3金城によるランが手詰まりとなって完封されてしまったのだが、前2試合で威力のあったUB中央突破が見られなかったのは負傷によるものなのか。オフェンスについては、あまり語れない試合である。 少数精鋭の意識の高いチームである。秋にどのような形で再登場してくるか楽しみに待ちます。 |
大阪体育大学 | 7− 0 | 天理大学 |
龍谷大学 | 41− 7 | 佛教大学 |
龍谷大学 | 50− 0 | 大阪工業大学 |
大阪体育大学 | 15− 6 | 大阪経済大学 |
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桃山学院大学 | 17−0 | 大阪府立大学 |
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大阪大学は、昨春の西日本学生選手権大会を制し、秋Div1との入れ替え戦に2年連続出場したチームである。一方の和歌山大学も、昨秋の入れ替え戦でDiv2へステップアップしたチームである。ともに勢いがあるとは言え、両校の経歴を表面的に比較するならば、この試合は大阪大学の圧勝でもおかしくはなかった。 しかし、試合の流れが大阪大学に傾くことのないままに、和歌山大学の完勝に終わった。 大阪大学は、ファンブルロスト連発・キックボールの処理・パス偏重・反則連発などで自滅したと言える。今年の最初の試合で攻守とも新メンバーとなれば、何もかもが始めて課題があるのは当然だし、ここでの「黒星」が秋成果の糧になればいいことだ。「今年のチーム」としての秋再登場を待ちます。 和歌山大学については、昨秋「ボヨヨン王国」にて紹介されて以来、観戦する機会を探っていた。そして、協会HPで発表された西日本学生選手権大会トーナメントでDiv2チャンピオンとの対決と判かると、この日を指折り数えて待った。 ただ、和歌山大学もこの日を指折り数えて迎えたのではなかろうか。この試合にかける意気込みというか、ボールへの執着心というか、勝利への執念が、はっきりと見てとれた。 特にキック時のスペシャルチームが大活躍した。最初の得点は、相手のパントをブロックしてのTDである。また、P#51のパントは滞空時間を稼ぎリターンを許さない。スペシャルチームの活躍で試合の流れを掴んでからは、オフェンスもテンポ良いシリーズが続いた。 ディフェンス面でいくつか課題があるのだが、最後はインターフェア帳消しのインターセプトTDを挙げた。大阪大学の選択ミスで大きくは露呈しなかった課題もあるが、それはそれ。「次の次」ではなく「次の試合日」を落ち着いて迎えてください。 |
桃山学院大学 | 2−0 | 摂南大学 |
大阪府立大学 | 不戦勝敗 | 神戸商船大学 |
姫路独協大学 | 0−14 | 大阪経済法科大学 |
天理大学 | 14−0 | 神戸学院大学 |
京都外国語大学 | 0−26 | 佛教大学 |