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攻守ともにサイズ・スピードで立命館大学が上回る。近畿大学は、ここも、いい結果が残せないまま黒星を重ねるのだろうか。 近畿大学は攻守にアスリートが揃いながら、それがなかなか試合結果に反映されない。私は今年の近畿大学と今年の上位校の対戦ならば、個人能力だけでもある程度の形を残せると思っていた。アメリカンフットボールにもっともふさわしくない根性論によるのだが。 この試合、98、97年に繰り広げた「相性」の良さを持ちだしてもいいが、そんなことよりも、体格の違いを認めた上で、それをブっ飛ばそうとする近畿大学をみてみたい。 立命館大学はQB#18宮崎、#17高田ともに好不調の波がある。しかし、どちらかが活躍して勝利へと結びつけているのが面白い。どちらがエースというのでもなく補完しあっているのが、QB東野・大橋時代とは異なる。 ディフェンスは開幕戦後半に大阪産業大学に1TDを奪われたのみで2試合連続完封している。DLの厚い壁とLBDBのスピードは、単純な力勝負・スピード勝負では、なかなか突破できないだろう。ここを突破するためには高速を逆手にとって・・・ということになる。 ******** さて、ご存知のとおり、AK家は前節も宝が池に参上いたしました。しかし、約1年ぶりの北山詣では、ノッケからとんでもないミスをやらかしてしまいました。 地下鉄の改札を出て右に進む・・・・なんか雰囲気が違う・・・自転車置き場がない・・・コンサートホール????ここはどこ???わたしはだ〜れ??? なんと「北山」で下車してしまいました。しゃーないなぁでタクをチャーター、試合開始にはどうにか間に合うことができました。 さて、今回、AK家は無事に宝が池球技場に到着することができるでしょうか。 |
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第4節の一押しのカード。 京都大学の一歩ずつの堅実な成長過程を見たい一方で、大阪産業大学のアップセット金星ゲットなるか。 大阪産業大学は前節の甲南大学戦を3−13で敗退した。直接の原因は自陣でのファンブルロストだったが、均衡した試合だったのは確かだ。 大阪産業大学と京都大学の対戦で印象に残るのは97年、Div1に昇格2年目の対戦である。アスリートを揃えてアップセットも充分に可能だったのにミスから敗退してしまった。(大阪産業大学3−13京都大学) さて今年だが、選手層が薄いのは相変わらずだ。QB#3天野、TE#88西村、RB#31松岡とそれぞれ1枚看板なのがつらい。特に今年はランで大きなゲインができない。複数のRBが欲しいところだが。 オフェンスの決め手はパスになるだろう。ターゲットはTE#88西村以外では、WR#1山本あたりか。大きなOLがQBにパスを投げるだけの時間を稼ぐことができるかが焦点になるだろう。 ただし、パスだけでは試合時間を消費しにくい。ランも適度に絡めなければならないのだが、ランオフェンスは、決め手に欠ける。そこをどのように補うか。 大阪産業大学のことだがら、相手を惑わす何かを準備万端整えて登場してくることだろう。その「何か」を観る価値はある。 京都大学はパスディフェンスが甘い。それをカバーすべくのDL#19中村、LB#51村西、#29山下によるラッシュが強烈だ。前節同志社大学戦でもQB前川を襲ってパス攻撃をしのいだ。つまり、DLLBのプレッシャーがQBに届けば問題ない。しかし、もし、大阪産業大学OLの壁が厚かったら、・・ちょっと怖い。 オフェンスはQB#16今西が春以上の出来になってきた。RB#25関根が今一歩不調だが、相手校にマークされてのことでもあり、RB#32秋原、#40山田、#31畑とパワー系スピード系とも充実している。 パスターゲットは、前節はTE#4脇田ひとりだったが、WR#22青木含めてどのようなオフェンスを組み立てるか。ドライブしての得点シーンも見てみたい。 ******** AK家は、GAORAの生中継を録画して、20世紀最後の宝が池観戦と京都散策を楽しみます。 |
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神戸大学は前節立命館大学戦でも前半はいい形になった。これは、何も前節に限ったことではない。いつも、前半はいい試合をする。このまま後半突入すれば、もしかしたら面白い展開?大アップセット??なんて期待するのだが、後半はまったく違うチームになってしまう。 後半になるとスタミナがもたないのか、そのうちに負傷退場者が続出していくというパターンで試合を終える。この試合も同じパターンで時間が経過してしまうのか。 前半戦は、LB#51佐々木、#47網本によるQBとバックスへのプレッシャーと、P#9今里のパントコントロールと、ケガ人復帰に期待。 そして見どころは、前半の勢いを後半も持続できるかいなか、というところだろうか。 関西学院大学QB#15岡村によるオフェンスは、やはり「ラン」というイメージがある。RB#2三井のスピードでロングゲイン、RB#33杉原、#43杉浦の中央突破で一気。もっとも、ドライブしようにも抜けてしまう、というチーム事情もあるだろう。 さて、シーズン前にパスターゲット一番手として挙げられたWR#89榊原、TE#31高橋へのパスシーンが記憶に残っていないのは、私の記憶力が悪いのか、それとも、関西学院大学が意識して隠しているのか、それとも、パスを投げられないのか・・・・。 この次の試合から始まる上位校とのサバイバルマッチについて思いめぐらすためにも、そろそろエースターゲットへのパスも見ておきたい。 ******** いよいよ関西学生Div1が西宮STに登場します。 ところで、30日の西宮球技場観戦の時に知ったのですが、なんと、阪急西宮北口から西宮STまでのあの街の一角が、様変わりしてしまいました。どうやら再開発が始まるらしく、お弁当屋さんに変身する飲み屋さんすべて(だと思う)が閉店してます。ついでにローソンもマックも消滅しました。 なので、食べ物&飲み物はどこかで調達しておいてください。もっとも球技場と違って西宮STならば食料に困ることはないと思いますが。AK家は、西宮ST特製お好み焼き(¥400)を食べながら観戦予定です。 |
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第4節、一押しのカードその2。 甲南大学の前節大阪産業大学戦は接戦の末の勝利となった。もつれた理由は攻守ともにラインのパワー&サイズで劣勢だったことにある。 甲南大学オフェンスは、RBは#12桜井のスピードランにパワー系の#36玉田、#41西口、レシーバーにはエース#87松下と、前節突然光りだしたTE#88吉田と、人材は豊富である。このバックス陣を活かすためにはOLの健闘が必要だ。 一方のディフェンスだが、パスに対するもろさが露呈して、過去3試合ともあわてるシーンがあった。DLのラッシュで対応しにくいショートレンジのクイックパスでドライブされると、つらい。 同志社大学は、QB前川によるオフェンスが完全に整った。そして、3強との対決で完璧にマークされて活躍シーンが減ってしまった/#36川戸が、甲南大学を相手に蘇るか。同志社大学OLが甲南大学DLをブっつぶしてしまて、ランパスなんでも来い!のアスリートが自由に動き回れるようだと、勝機までも見えてきそうだ。さらに、RB#34小川、WR#3松田、#80、#81とバックフィールドも充実している。 ディフェンスはDLLB#5丸山の突っ込み意欲と、大きくて重い壁がどこまで本領発揮するか。 この試合、同志社大学の攻守ラインが大きさと力で甲南大学ラインを抑えるようなことがあれば、同志社大学勝利も充分に見えてくる。 甲南大学が前節に大阪産業大学相手に接戦を演じたことは、マイナスイメージとして残っている。大阪産業大学オフェンスがベストの布陣でなかったから、逃げきることが出来たような試合だった。 同志社大学も大阪産業大学と同じように急造QBによるオフェンスを展開するが、バックスの人材数では同志社大学の方が上回る。 甲南大学ラインメンバーの細さが、とても気になってきた。 ******** 私が西宮スタジアムへはじめて行ったのは、今から○0年前のプロ野球日本シリーズ「阪急−巨人」座席は1塁側上層スタンドの屋根の下でした。高校生の時は「2000人の吹奏楽」、大学生の後半では「3000人の吹奏楽」でもお世話になっています。 おそらく○0年後には、西宮スタジアムにも再開発の波がやってくるのでしょうね・・・・と、感傷にひたりながらAK家は観戦しています。(そんな余裕のある試合展開にはならないと思いますが。) |