関西学生アメリカンフットボール Div.1 第2節



9月16日(土) 阪急西宮球技場 11:40
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
関西学院大学





大阪産業大学





 


 関西学院大学は、前節同志社大学戦で一応は大差勝利を収めた。しかし、まだまだ発展途上の内容だった。一戦毎に大きくなっていく姿を見るのも楽しみの一つである。

 前節の両校の試合内容から考えて、この試合はもしかしたら関西学院大学の圧勝に終わるかもしれない。

 見どころとすれば、関西学院大学ディフェンスのオプション対策とパスディフェンスだろう。同志社大学QB君川のパスに翻弄されたパスディフェンスが、その後どこまで修正されたか。大阪産業大学が/#3天野からのパスを連発させていただけに注目である。
 さらに昨年のこの対決で印象に残っていることは、大阪産業大学QBの活躍によるところが大きいがオプションランでディフェンスがばたついていたことだ。さて、今年は如何に。

 関西学院大学オフェンス対大阪産業大学ディフェンスは、スピードパワーの両面で関西学院大学が上回りそう。大阪産業大学は失点を最小限度にとどめることができるか。
 逆の見方をすれば、関西学院大学オフェンスはQB岡村にしろ尾崎にしろ、ここでもたつくわけにはいかない。

 前節、早起きの苦手なAは西宮球技場11時40分試合開始に、どうにか間にあうことができました。しかし、バックスタンドの木陰が満席で炎天下での観戦を余儀なくされたため、両腕および鼻の頭に名誉(?)の日焼けとなりました。これが翌日のXを観戦できなかった理由の一つです。
 まだまだ残暑厳しき折、何かの対策が必要です。Aも今度は準備万端整えて観戦予定です。




9月16日(土) 阪急西宮球技場 14:40
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
京都大学





神戸大学





 


 第2節の一押しのカード、その1。(これって、どこが「一押し」なんだ??・・・その1)

 京都大学は前節で近畿大学から白星をゲットした。しかしオフェンスがドライブしたという印象がない。エンドゾーン近くまでたどり着きながら4回のFGトライとなった。悪く言えば決め手に欠けるということになるが徐々にということで、この試合に期待。前節は#14後藤が先発QBだったが途中で負傷退場、その後は春活躍した#16今西が登場した。RB陣は#32秋原のパワーランが復活、パスターゲットWR#22青木も形になっていた。

 これに対する神戸大学ディフェンスは、前節の甲南大学戦で中央突破をことごとくストップさせている。当初予想していたDL陣と少し異なっているが、#51佐々木、#57キャプテン網本のLB陣とともに厚い壁を構成している。この壁を京都大学RB#32秋原、#40山田が中央突破できるか。このライン対決は楽しみである。

 ただし、京都大学がRB#25関根のオープンへのスピードランと中央突破を適度に混ぜ合わせたときに、神戸大学が両方にできるか。ここが、この試合の一つのキーポイントになりそうだ。


 もうひとつ、京都大学ディフェンスに挑む神戸大学オフェンスも見逃せない。

 京都大学ディフェンスは、パワーと執念のDLLB陣、パスカバー完璧のDB陣の健闘で完封劇となった前節だったが、ここでも再現できるか。春のディフェンスの印象は、スピードを感じたが、一方でフェイクや崩れたプレーへの反応に今一歩感が有った。

 一方の神戸大学オフェンスは単純ではない。オプションからのQBキープあり、ピッチあり、リバースありと、考えられる手はすべて試みてくる。/#40朴木を中心にして何を仕掛けてくるか。

 京都大学はどちらかと言えばディフェンス主導で試合を組み立てるだろう。したがって、この対決で神戸大学が勝利するようならば、試合の行方も変わってくるかも。

 さらにもう一つの見方は、どちらが先に得点をあげるかだ。神戸大学が序盤に簡単に得点してしまうと、追われる緊張感で萎縮してしまいそう。0−0あるいは7−0までの京都大学リードで前半終了ならば、後半の神戸大学の「ノリ」が楽しみなんだが。


 「白ヘル対決」となりそうな今年の国立決戦、この展望記事の下書きを読んだK曰く「むっちゃ、神戸より!」とのたまわった。「炎天下で観戦しても飽きない試合になるはず」と確信するAは、もちろん観戦予定です。




9月17日(日) 大阪市長居球技場 12:00
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
甲南大学





近畿大学





 


 第2節の一押しのカード、その2。(これって、どこが「一押し」なんだ??・・・その2)

 甲南大学のパスディフェンスだが、前節の神戸大学のクイックパスによって何度か破られている。一方の近畿大学は関西学生を代表するレシーバー陣の宝庫。となれば、WRとLBDBの対決は近畿大学に軍配があがるか。

 ただし、近畿大学がその前にクリアしなければならないのがライン戦である。

 甲南大学DLの猛者#92岡部、#98慈幸をコントロールできるかが大きなポイントになりそうだ。神戸大学戦でも試合の流れを変えたコンビだけに、この対決が結果を大きく左右しそうだ。
 近畿大学OLが、QB#16綾部に安心して仕事をさせるかどうか。思いきり良くパスを投げることが出来れば、この試合、面白い展開になる。


 甲南大学オフェンスは、エースWR#87松下へのパス2本(作者メモより)と少なかったが、RBに#12桜井を配してスピードの要素を導入、プレーの幅を広げた。QB#11仲田、RB#31内野も含めてランコースを中央左右に散らした組み立てが面白い。

 これに対抗する近畿大学ディフェンスだが、こちらもかなりの猛者が揃う。特にLB陣のスピードとキャリアを追いかける気合は抜群で、京都大学戦を接戦に持ちこんだのはLB陣によるところが大きい。LB#9甲斐、#10東、#43伊賀並によるロスタックルは、ここでも連発するに違いない。

 この試合、どんな形でもいいから近畿大学が先制してほしい。そしてロースコアのディフェンスゲームに持ち込めば勝利の行方は混沌としてくる。


 さて、早起きの苦手なAK家にとって、長居球技場12:00試合開始は、西宮球技場11:40試合開始よりも、かなり&とても&非常に困難なこと。これが10日のXを観戦できなかった理由の一つです。しかし、こんどこそ気合を入れて起きるゾ。




9月17日(日) 大阪市長居球技場 15:00
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
立命館大学





同志社大学





 


 同志社大学QB#19君川は、前節関西学院大学戦で負傷退場している。パスで関西学院大学ディフェンスを翻弄していたが、QB交代後は、残念ながら試合の性質が変わってしまった。したがって、この試合も、QB君川が登場するか否かによって大きく変わってしまうかもしれない。
 ディフェンスも関西学院大学に対して健闘はしていたが、力の差を感じずにはいられなかった。ここも、立命館大学のランパスオフェンスが一枚上手か。

 ただ、オフェンス/#36川戸やWR#81布施など、要所にはメンバーが揃うだけに、期待するところはある。
 さらに、P#40岡山の滞空時間の長いスーパーパントとスペシャルチームのカバーは、見る価値は充分にある。立命館大学ディフェンスをエンド前に追いこんで、ロースコアのゲームにしたい。

 どんな試合になるかわかりませんが、AK家はメインスタンド最上段にて観戦予定です。




リーグ戦表へ  カレンダーへ