関西学生アメリカンフットボール Div.1 第1節



9月2日(土) 尼崎陸上競技場 17:00
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
関西学院大学





同志社大学





 


 今年の関西学生Div1は、昨年の学生チャンピオン関西学院大学と、Div1復帰なった同志社大学の対戦で開幕する。

 注目ポイントは関西学院大学のオフェンスにある。シーズン展望でも触れたが、QB#15岡村がどんなプレーをメインに据えて試合を組み立てるか。そして、どれだけの選択肢があってその完成度は???

 一方の同志社大学攻守ラインはサイズが大きい。この大型ラインが関西学院大学と均等に臨めば、可能性は開く。第1・2Qをどれだけ完璧に封印できるか、そんなに無理なことではないと思うのだが、どうだろうか??

 この試合で今年の関西学院大学の行く末が見えてくるのは間違いない。前途洋々、ある程度の余裕を持って秋終盤に臨めるか、それとも、前途多難・七転び八起きか・・・。全国のアメリカンフットボール関係者が注目している重要な試合、貴方も現地観戦して「生き証人」になってみませんか??

 尼崎陸上競技場は、JR尼崎駅から西へ徒歩約10分です。AK家は、もちろん行きます。



9月3日(日) 大阪市長居球技場 16:00
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
京都大学





近畿大学





 


 シーズン展望でAK's一押しとして挙げた両校が第1節で対戦する。過去には「京都大学で決まり・・・」と言えた時代も確かにあった。だが、今年の試合は、きっと接戦になるに違いない。

 京都大学は、キャプテンDL#19中村を中心にしてどのような変貌をとげて、どんな姿で再登場するか。オフェンスはQB#16今西によるIフォーメーションの完成度と、パスターゲットを見てみたいし、ディフェンスは巨漢LB#51村西、#29山下の突っ込みが楽しみだ。
 ただ、そんなことよりも、ここ数年とは違う京都大学を感じ取ることが出来るなら、それだけで充分だろう。

 近畿大学は、攻守とも3強に匹敵するほど人材が豊富である。あとは、如何にして試合を組み立てるかというところだと思う。それだけに、スタッフが変わった今年は目が離せない。

 今年の関西学生は1敗しても大丈夫だろう。だから、この試合は両校ともに「目先の勝敗」よりも、その内容のほうが重要だと思う。選手・スタッフがどのような工夫をしたか。それと、試合への執念と・・・。

 今年のDiv1でキーとなる試合、是非とも観戦することをお勧めします。両校再出発の姿が見られるこの日を指折り数えて待つAK家は、当然、観戦予定です。



9月9日(土) 阪急西宮球技場 11:40
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
甲南大学





神戸大学





 


 昨年のこの対決では、第4Q残り1分49秒、逆転のTDパスと2点PATが決まって甲南大学に勝利が転がりこんだ。つまり、試合終盤まで接戦を繰り広げていたということでもあり、両校に大きな力の差は存在しない。そして、今年も実力は同レベルにあると考えていい。

 この試合の焦点は、神戸大学ディフェンスに対して甲南大学が攻め込めるかにある。

 おそらく神戸大学は、ディフェンス主導のチームとして登場してくるだろう。昨年のリーグ戦で見せてくれたLB#51佐々木DL#97小島#92矢島の「突っ込み」が、一段と精錬されて再登場してくることと思う。それに対して甲南大学オフェンスがどこまで攻めきれるか。

 得点力という点では、WR#87松下RB#31内野などランナーレシーバーともに中心選手がいる甲南大学が若干上回る。おそらく、神戸大学としてはロースコアの展開に持ちこみたいところだろう。私個人としては神戸大学ディフェンスが若干優位かなと思うのだが、どうだろうか。

 そして、もう一つの見どころは、神戸大学DB#80伊藤と甲南大学WR#87松下の対決である。

 神戸大学DB#80伊藤は昨年まではエースレシーバーだった。そして今春からCBへとコンバートされたのだが、「レシーバーの気持ちは、よくわかる!」のか、春フラッシュボールと西宮ボウルでインターセプトを見せてくれた。一方の甲南大学WR#87松下もリーグを代表するレシーバーとして、西宮ボウルでもパスキャッチがあった。僅差の試合が予想されだけに、この両者の闘いからも目が離せない。

 きっと試合終盤までもつれる大接戦になるはず。西宮球技場11時40分試合開始は早起きが得意でないAとしては苦しいところですが、当然、がんばって、起きます。

(作者Aより:最初の「昨年のこの対決では・・・」の中で、他の試合と混同した過った記述がありました。上記のように訂正します。すいません・・)




9月9日(土) 阪急西宮球技場 14:40
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
立命館大学





大阪産業大学





 


 立命館大学にすれば、緒戦なんかでモタモタしてる場合ではない。QB宮崎からのランパスによるオフェンスの活躍や、DLのパワーによる浴びせ倒し、LBDBのスピードは、普通に考えると大阪産業大学の攻守を圧倒するはずだ。

 戦前予想は、私が力説するまでもなく、明らかに立命館大学優位。これを、大阪産業大学がひっくり返すことが出来るかどうかが、見どころとなるのは言うまでもない。

 大阪産業大学は、昨年のリーグ戦で一戦ごとに「手」を替えて執拗に勝利を追求した。各々の試合にテーマを持って臨む姿を見ているだけに、この試合も「タダでは負けない」はず。

 しかし、昨年の大健闘がシーズン半ば過ぎてからのことでもあり、シーズン第1戦からツルーアイやロンリ−センターなどの「策」を見たいと言うのは無茶なことかもしれない。

 でも、立命館大学がまだまだ未完成な今の時期だからこそ、という考え方もできる。


 「しかし・・」と「でも・・」で二転三転して結局どっちなんだ?と、お思いの貴方、このモヤモヤを吹き飛ばすためにも「現地観戦」してみませんか?
 残暑の真っ只中でもあり、西宮球技場14時40分はまだまだ暑いかもしれませんが、AK家はバックスタンドの木陰で観戦しています!




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