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【今月のコラム】
今までイアーエステ、いわゆる「耳かき」という行為は「医師の医学的判断、技術でなければ人体に危険を及ぼす行為」とされていて医師免許を持っている人たちだけが行えるものでした。 つまり耳鼻科にでもいかないと耳かきはしてもらえないものだったのです。
ところが、2005年7月に日本ALS協会(Japan Amyotropfic Lateral Sclerosis Association)という所と関係団体が約20万人の署名を集め厚生省にかけあった結果規制緩和が実地され、ついに…「耳かき」が解禁されたのです。
えっ、でも2005年以前から理髪店では「耳かき」を行っていまたよね? 今まで認められていたのは、あくまで耳の側のお掃除またはケア。耳の中にまで異物を入れて何かをするのは医療行為、つまりやってはいけないグレーゾーンだったのです。 そう考えてみると、確かに、医者でもなんでもない人に耳かき棒を入れられるのには抵抗がある。今でも一部の耳鼻科の先生の中には「危険が伴うため、やはり耳の掃除は医者にやってもらうべき」という議論もあるようです。 しかし、私も昔、母親の膝の上で耳かきをしてもらった経験がありますが、人にやってもらう「耳かき」というのは、なんとも気持ち良い…。自分でやるのとでは大違いじゃあないですか? それもそのはず、耳にはたくさんのツボがあり、全身の疲れや肩こりを軽減する効果があるんだそうです。 「耳かき」はたんなる耳掃除にとどまらず、リラクゼーションも兼ねた究極の癒しメニューとして、ユーザーから高い人気を集めています。
そして、現在、全国の理美容室を中心に「耳かき」は取り入れられ、首都圏においては「耳かき専門店」なる「イアーエステサロン」というものも続々登場しています。
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