理容業界 Q&A

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 サインポールって何? (サインポールのお話)

こんな話を知っていますか?理容店のことをよく「床屋さん」と言いますね。
この由来をご存知ですか?その昔、ちょんまげ時代の「髪結い床」からきたと言われています。
また、理容店の店の前には、くるくる回っているサインポール見かけますね。
このサインポールの中の赤色、白色、青色の意味は、14〜15世紀頃にヨーロッパで当時、カミソリで手を切り、体内の悪い血を外に出すという治療法がありました。
それをやっていたのが理髪外科医と呼ばれた人で、その人がまた髪も切ってくれたそうです。
血を止めるために包帯を使い、その包帯を洗って、棒に絡めて店の外に干していたのが、後に床屋の看板になったと言われています。
赤は動脈、白は包帯、青が静脈を表しているそうです。
他の言われもありますが、今日この頃では、いろいろなサインポールがあります。
それぞれのお店のたて看板、マーク、ネオンサインにもきっといろんな意味や思いが込められていると思います。
一度じっくり見てみてはいかがでしょうか。
技術者が右ききの場合と左ききの場合では、道具や技術は違ってくるの?
道具や技術に関しては、右用、左用というものはありません。右ききの技術者も左ききの技術者も同じものを使います。しかし、くしやカミソリなど、どちらの手でも使えるものは持ち替えている技術者もいるようです。ちなみにカットをする場合、くし使いが重要だと言われています。もしかすると、潜在的には左ききの技術者の方が有利なのかもしれませんね。
理容と美容。何が違うの?
厳密に言えば、法律と資格が違います。しかし、業務内容で比較すれば、シェービングをしてくれるのが「理容」、してくれないのが「美容」という程度のものではないでしょうか。実際、女性客をメインにしている理容店もあれば、逆に男性客の多い美容店もあります。あまり分けて考える必要はないでしょう。


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