平成22年 冬
☆平成22年 1月27日 追記
ブリ大根
1月20日の朝日新聞に「おかず100選」として「ブリ大根」が出ていました。私もよく作りますが、これはちょっと私の作り方とは違って下茹での時以外は水を使わない作り方だったので、さっそく試してみました。
(多少新聞に載っていたのを私なりにアレンジしています)
大きめに皮つきのまま乱切りにした大根二分の一本(約500グラム)を米のとぎ汁で柔らかく煮込みます。
強火にかけて煮立ったら弱火で15分弱が目安。
この「大きめ」というのがポイントです。
茹で上がったらザルにのせてよく水をきり、表面をキッチンペーパーなどで拭いておきます。
この表面の水をしっかりと拭き取っておくのもこの作り方のポイントです
ブリは大きめのが2切れ(200グラムが目安)
「カマの部分が手に入れば最高」とあったのでカマの部分を買いました。
これを適度にぶつ切りにします
ナベに多目の湯を沸騰させて、火をとめてからブリを一度に投入。
表面が白くなったらすぐに冷水にさらして手早く水洗い。
炒めナベに(と記事にはあったのですが底の広めのフライパンの方がいいかもしれません)
水洗いしたブリと薄切りにした皮付きショウガ数枚、
そして調味料(酒3分の1カップ、みりん大さじ1と2分の1、砂糖大さじ2、醤油大さじ3)を入れて点火。
強火にして煮立ったら落し蓋をして中火で8分〜10分ほど。途中で煮汁をかけながら色よく煮る。
煮えたら別の器に取り出す。煮汁に酒大さじ2杯程度を補ってこの煮汁の中に大根を投入
落し蓋をして10分ほど中弱火で煮る。途中底に接している面を変えるなどして、大根に煮汁で色付けしていく。
いい具合に大根が色づいたらブリを再びナベにいれて強火にして1〜2分。途中煮汁を回しかけながら汁がトロリとなるまで煮詰めたら完成です。
たっぷりの煮汁を使ってのタイプと違って大根の中は薄味なので沢山食べられる感じのブリ大根でした。
キンピラごぼう
近くのスーパーで極太のゴボウが売っていると時々作ります。キンピラ用にカットされたゴボウよりも、皮付きのまま自分で切ったゴボウで作った方が香りが強くて美味しいと思っています。(正直面倒ですが・・・)
また極太ゴボウを使うくらいですから、細切りにはしません。ゴボウも人参も太めに切った歯ごたえも十分な一品です。香りも歯ごたえも強いのは苦手という意見もあるのですが、どうも私はどちらも強くないとキンピラごぼうを食べた気がしません。
祖母が生きていた頃に作ってくれたキンピラごぼうは味も濃いめで、人参などは中までしっかりと味がついていました。その方が懐かしさを感じるのですが、私が作る場合はゴボウと人参の香りも楽しみたいのでそれよりは多少薄くしています。
一緒に混ぜるものはその時の気分。あっさりと野菜だけで作ることもあれば、油揚げや今回のように鶏肉を混ぜたりもします。関西風の繊細なキンピラごぼうが好みの方からみると、だいぶ野性味あるおかずに見えるでしょうね。
手羽の大きさと比べるとゴボウ・人参の太さがわかると思います