ちっちゃい石ころをさらにハンマーで端を割っています。下に突き出て写っているのがそのカケラ。
表面を拡大してみると砂粒がギッシリと固まって出来たような石でした
この一つ一つの粒がどうやって生まれてきたのか・・・かつてはどっかの川の上流のデッカイ石の塊だったんだと思います。そしてそんなでっかい石の塊ができるまでにも地中などでの気が遠くなるような長い時間がかかったのでは？？？なんて思うと、こんなちっぽけな石ころでも「すごいな！」なんて思ってしまいました。
机上の白色電球の光が金色っぽく反射しています。
この石、断面をみるためにハンマーで割っていたのですが、後日、ＫＯＵ君宅で一緒にみたときに、彼が割れたかけらを一つにして、その合わさったところを撮影。
前回はＵＳＢ顕微鏡に内蔵されたＬＥＤで正面から照らしての撮影でした。
今回は光の当て方を変えて、斜めからの照明。凹凸が強調されました。
なんだか観ているうちに「ミクロ」ということを忘れてきて・・・・石ころの割れ目ではなくて、巨大な地面の亀裂にみえてきて…
本当に宇宙船に乗っていて、窓から月面や小惑星を見下ろしているかのような気分になってきました。
「恋する小惑星」のキャラたちも恐らくそんな気分になって盛り上がったと思います。
次にＵＳＢ顕微鏡で動画を撮ってみました。
ＫＯＵ君がゆっくりと光を移動させると、まるで宇宙に浮かぶ小惑星に徐々に太陽光が当たっての夜明けのようで。
ここでは動画ではなくて、そこから切り取った静止画での紹介です。
時間がたてばたつほど、自分達の脳の中ではミクロとかマクロとかの区別がなくなってきました。
だからこの画像も宇宙線からみた小惑星というように今でも意識世界では見えてしまっています。