授業へのたぬき先生の「基本的な考え方」

「お願い」


私の授業への基本的な姿勢は「・・・・ができるようになる」式の目標の授業ではなく、「どんな能力が芽生えてきているか」「現在何にこだわっているのか」・・・などの実態を把握するための授業ということです。ですから、ある一つのテーマの授業を同じ教材を使って複数の学年に行うことなどもよくあります。

こうした姿勢に「効果的に能率良く学習内容を身につけさせる専門家」としての姿勢がないと批判されたこともありますが、結果としては本音を出してもらいお互いに批判しあうのではなく「何故そう考えたのか?」を理解し合うような話し合いをしていった方が、こちらが型にはめこもうとするよりもやりとりが深まったし、定着していったように思います。

長い目で見れば、いわゆる「得点力の必要な勉強」へ対応する力も応用力が高まることから伸びるし、またそれが近年強調されている「新しい学力観」「子供主体の授業」につながると信じています。


基本姿勢のもう一つとして、私は「前のクラスでうまくいったから」「他の人がやってうまくいったから」「りっぱな先生の考えた方法だから」といって、
それらのやり方を次の子供達に無条件にあてがうことはしない、とも考えております。それらの実践例はあくまでもヒントであり、基本は「今、目の前にいるそれぞれの子供は何にこだわっているのか?」「どう考えようとしているのか?」を見極めていくことだと思っているからです。

そんな子供中心の生きる力とつながる授業を目指して一人の教師が試行錯誤してきた記録としてこのコーナーを読んで頂ければ幸いです。


その他「つぶやきのお部屋」などもご覧ください。


参考図書

「小学校 国語の授業はこうする」児童の言語生態研究会 監修 上原輝男)学芸図書
     上巻「感情・思考・構え 編」  下巻「用具言語 編」

「小学校 国語教材研究序説」(上原輝男著)学芸図書


内在価値を感じさせる 国語教育の根幹」(小川雅子著) 渓水社


児童の言語生態研究会 雑誌



「学校関係などの方々へ」お願い

 こうした授業は、子供への刺激と同時に子供達の発達の過程を明らかにしていくことに狙いがあります。

 もしも何かの参考になり、教室で実施してくださった授業がありましたら、ぜひ資料としてお知らせください。特にワークシートなどは子供達の成長過程を探るための調査をかねた作りになっています。よろしくお願いいたします。

また、みなさんの実践で「こうしたら子供達の本音や無意識の世界が浮き彫りになった」というものがありましたらお知らせ下さい。そんなコーナーも作っていきたいと思っています。