9月12日 午前4時前後


水を飲んで部屋に戻る途中、玄関わきの小窓から明るく輝く星が見えました。何だろうと思って(そう思ってしまうところがずっと天体をやっていないブランクを物語っています)外に出ると昨日の夜はあんなにあった雲がなくなって東の空は冬の星座でにぎわっていました。

その星の上には堂々たるオリオン君の姿・・・ということは・・・シリウスでした。双眼鏡を引っぱり出してしばし観望しました。蚊に随分と刺されながら。冬の星座をみながら蚊に刺されるなんて妙ですね。

そんな時、フト、この春かなり無理して購入したデジカメ(Canon EOS Kiss Digital N)でどの程度撮れるのか試してみようと思いました。300ミリの望遠レンズを付けて三脚は普通の固定です。

まず困ったのがファインダーでのピント合わせでした。(お空相手ではオートがきかないので)ただでさえファインダーごしではほとんど見えないのにト撮りながらやっと合わせても、望遠レンズを上に向けると自分の重さでズームの位置が変わってしまうのです。

次がシャッタースピード。4秒でも地球の自転で星が点ではなく線になってしまいました。あれこれ試して点とは言えないけれど何とか妥協できるのが2秒でした。(感度は800にしていました)それを8枚撮って加算しようと思いました。

もう一つ思わぬ事で神経を使ったのが まれねこ です。途中から現れたのですが暗い中でニャーニャー鳴きながら私の周りを歩き回ります。足下にいつのまにかいて何度か踏みそうになりヒヤッとしました。



最初に撮ったのはオリオン座の遠景です。それなりに綺麗に写りましたがでもこれは画像処理してみると撮っている時には気が付かなかった電線が真ん中を横切っているのでアウトでした。

次は小三ツ星に狙いをつけました。これを2秒の8コマで撮ってどの程度オリオン大星雲の火の鳥スタイルが写るか・・・・結果はこうでした。


さすがに無理しているのでざらついています。(羽根のあたりをぼかせば良かったかな?)ここが今まさに新しい星たちが生まれている現場、ということですが、地球に光が届くまでの年月を考えると本当の今はどうなっているのでしょうね。

*1500光年の星雲なのでこの画像は1500年前の姿ということになります。本当の今の姿が地球で観られるのは1500年後なんですね。はたしてその時人類は地球上にいるのでしょうか?




次がプレアデス星団です。青いガスはほとんど写っていませんが、大きめの双眼鏡で観た時の雰囲気には近い感じで撮れました。(少し離れてみた方がいいかもしれません)

生まれたばかりの赤ちゃん星の集団、ということですが約5000万年たっているそうです。