しし座流星群  11月19日未明


画像は下の方にあります

感想文を追加しました(12,5)


思い起こせば小学生の時・・・

担任の先生から「今夜はジャコビニ流星群と言って、流れ星が2000個以上降るんだぞ!」と言われ、イメージ人間だった私は「どんなにすごい星空になるんだろう」と空想が追いつかないまま夜を心待ちにしていました。

でも、その夜、流れ星は一つも観られませんでした。がっかりなんていうものではありませんでした。

これは私が天体への興味を失った大きなきっかけの一つでした。



「流れ星を観たことがない」というコンプレックス(?)が解消されたのは30も半ばを過ぎて体を壊し仕事をやめて天体にはまってからです。ごく普通に庭で月を狙っていた時にいきなり夜空を切り裂くようなオレンジ色の筋を残して流れました。これは強烈でしたね・・・・・初対面が普通の流れ星ではなくて大物でしたから。

この年のしし座流星群は全国的にたしか天気が悪くて観ることはできませんでした。



翌年のしし座流星群(平成10年)は一晩に100個くらい観ることができました。ちっちゃいですが、記録はこちらにあります。

余談ですが、私は8月生まれでしし座です。天体をやり始めてこの獅子が「化け物獅子」と知ってがっかりしていたのですが、この時に初めてしし座を観ました。地平線から昇ってくる様子はちょうど天にかけあがっていくような姿で「あれならかっこいいからいいや」と気をよくしたのを覚えています。



たくさん降るのでは?とうわさされていた平成11年は天気が悪く、星空を求めて北へと車を走らせました。福島の山の中を車で走り続けましたが結局途中で雨・・・たしか15時間近く運転し続けました。

平成12年も雲が多かったんですね。体調をかなり崩していたので寝ました。夜中ちょっとだけ外に出たら天頂付近に雲がなくて3個だけみて寝ました。


そして今年、皆さんもご存知のように「日本で大出現」というかなりたしかな情報で期待に胸をふくらませていたわけです。天気予報はちょっと不安を感じさせる内容でしたが、朝の予報では夜中まで晴れマークがバッチリ!

機材の点検などもして一眠りをしたわけですが7時頃起きて外にでて絶句!空一面が雲だらけです。急いでインターネットを開きエリアの天気予報など調べても晴れマーク、でも現実は雲・・・・・

どうしようかといろいろ迷った上で一度隣町の平成10年に観た場所に行ってみたのですがオリオン付近以外は雲でした。南東が雲がないようだったので次に大洗海岸へ行ってみました。するとここはもっと雲が一杯です。

それでは内陸にと思って桂村方面へ向かおうと思いました。その途中また隣町を通過したのですが思ったより雲が切れていました。桂村でどこか設置出来る場所を探してウロウロするよりはと思って、恒例の場所でやることにしました。




12時近くになって見事なラインを残しながら流れたのが私の観た幕開きでした。


更新時のところにも書きましたが、流星痕を残すような大物はカメラを向けていない方にばかり流れます。1枚を5分程度にしていたのですが、数枚やってあまりに流れないので流れていた方に向けると、今度は今向けていた所に大物が流れたり、シャッターを閉じた瞬間オリオン座のど真ん中にすごいのが流れたり・・・・まるで流星群にからかわれているようでした。


「あれだけ頻繁に流れているのにイジワル!」と思いつつ、「小学校の時の無念をはらせたぞ」という気持ちにもなっていました。

2時を過ぎた頃には車に霜が降り始め、テーブルにこぼした紅茶は凍り付いていました。あの10月上旬までの体調だったらとても夜通しの観望はできなかったな・・・なんて思っていました。

夜が明けて帰宅したのは6時頃、ニュースではさっそく放送されていました。今回のは日本ではここ100年200年で最もすごかった事、次にたくさん降るのは日本では約30年後、今回と同じ様な規模だと100年以上待たないと・・・なんていう話も出ていましたね。



さてそんなこんなで写真は27枚撮りで2本でした。(カメラ1台というのが残念でした。ボディは同じバルブ機能つきのが3台あったのですが、広角ができるレンズが1本だけだったのです。


結構薄雲がかかってきたりもして・・。特にしし座近辺から北の方は雲で隠れていました。だからしし座流星群でありながらしし座は撮りませんでした。ちゃんと流星が写っていたのはあまりなかったのですが、その中で次の3枚が「まあ観られる雰囲気で撮れたかな・・」というものでした。


プレアデス星団の脇を通過
左上にヒアデス星団も見えます





地平線近くで光の邪魔が強いですが
ちょうどオリオンから大イヌ座にかけての
ところを流星3兄弟のような雰囲気で写っていました。

よく観ると左下の明るい中にもいくつか流れています。







ちょうどオリオン脇、冬の大三角の中を通過しました。
左上に見える赤いシミがバラ星雲ですね




追加画像
題名「おうしに突き刺さるししの矢」

わかりにくいですが、ちょうど牡牛座の
背中あたりをめがけて流星が流れているので・・・





子どもたちの感想

学習会に参加している子、かつて参加していた子
その子たちのきょうだいなどに次々インタビュー

*バンさん(高3女子)・・・メールで来た感想

そうそう、しし座流星群見ましたよ!
160個くらいかな?
オレンジ色のが流れたときは思わず叫んでしまいました・・・。
星がふってくるって感じでした。
3年前に寝過ごしたのでよかった。
ひとりで毛布に包まりながら
2時間ちかく見ていました。
先生には勝てないでしょうけれど・・・。

*まゆみ'98さん(高3女子)
「8個観ました。・・・その流れ星が流れているのを一杯観ながら”星のない町で”っていう音楽を聴きながらわざと観たんですよ。私ってアマノジャクって思いながらこう観てて・・・それでかけらを拾ったんですよ。落ちてきた星の。本当に・・・」

<ただの空から降ってきたゴミだったなんていうなよ。>

「違う!星!今も光っています。キーホルダーにくつけています。落ちたやつを拾ってキーホルダーに・・・。」

*ドラヤキアイスさん(中2女子)
「見てないよ、今年・・っていうか今回。」

<テレビでやってるのは見た?>

「うん。・・・30年に一回とか・・・・」

<それどころじゃなかったみたいよ。(大規模だったことを話す)>

「(悔しそうに下を向いてる)そんな降った?」

<このあたりでも1時間に2千個以上>

「お父さんは見たよ。お父さんは一人でとぼしく見たんだって。結構見えたって言ってたよ。・・・2時に起きてそこから4時まで観てて、また寝たんだって。」

<一杯降ったのに起こしてもらわなかったの?>

「起こさなくていいって言ったから。」

<何だ・・・。>

「風邪ひいてたから。」

<じゃあ生きているうちは観られないね。>

「なーんで!観るもん!」

<当分観られないってよ。>

「100年後に観るから!」

<じゃあ金さん銀さんの記録を更新して114歳で・・・・でも目がかすんでいて見えなかったら悲しいね。>

「・・・・(笑い)」


*ゆでたまごさん(中2女子)
<あなたはあれ観たの?>

「見れなかったの!あの日寝ちゃってさ。でもね12時頃に外を見たんだよ。ああ、やってねーな、って思って・・・・」

<いや、流れ始めていたよ。>

「ウソ!」

<ウソじゃないよ。11時半頃から大物がビューッと飛んでいて・・・>

「2ー3分いたのよ、外に。で、寒いからいいか、と思って寝ちゃった。で、次の日学校に行ったら、昨日すごかったよね!とかみんな言ってて、何の話してんのかなと思ったらみんなして観てたんだって。 
すっごい観たかったんだよ!でも寝ぼけてたんだよ。」

<先生はあそこ(ゆでたまごさん宅の近くの空き地)でやってたんだよ。>

「ン! あそこで?!声かけてくれればいいのに!」

<だから電話したんだよ。そしたらずっと話し中なんだもん。>

「だったらうちに来ればよかったのに!」

<だって見たら電気が消えてたからさ・・・>

「全部消えてた?」

<下だけ小さい明かりがついてたみたいだからさ。>

「下で団らんしてたかもしれないじゃない。」

<あなただったら流星群みる気だったら絶対昼間のうちに電話してくると思ったから。>

「それが流星群あるの夜に思い出して・・・あ、違うの!お昼頃先生のうちに電話したんだよ。フィルムのこともあったから・・・出なかったんだよ。」

<リブリブ行ってたんだよ。>

「電話してくれればよかったのに・・・」

<だからしたって言ってるだろ、夜。>

「次いつなの?」

<・・・今回くらいのは多分100年後くらいだろうって。>

「よし生きてやる!」

<ドラヤキアイスさんも同じこと言ってた。>

「ハハハ。でもその100歳以上の時に私が元気があるかだよ。」

*ねこ娘さん(高2女子)
<星観たの?>

「(極めて力強く)観ましたよ!全部!!朝まで起きてて・・・頭痛くなっちゃった。」

<星は何人で観てたの?>

「ずーっと携帯で友達と中継しながら朝まで。始めそこ(ソファー)からそっちの窓を開けたら一杯流れ始めてて、あー、やってるよ!観てみ!って言ったら向こうは屋根の上に乗って観てた。

で、私はこっちだとちょっとしか見えないから、こっちの(別)を全部開けて・・・寒かったけど・・・

そしたら下でストーブ持ち出してみんな見始めて・・・私は一人で上で、ネー今の観た!って叫びながら。友達っていうのが土浦の友達だから。

・・・流星ってあんまでかいと怖いですよね。」

<見てたらこっちに向かってきてか・・>

「あれってどっかに落ちてるんですよね。」

<さあね・・・・一生分観ちゃったような気がするでしょ。>

「その友達っていうのは普通に流れ星っていうのが観るの初めてだったんだって。だからスッゲー感動してた。だから寒くても屋根の上で観てた。」

<風邪で観なかったドラヤキアイスさんの話を聞いて)

「私は風邪ぎみだったけど観たよ!窓まで開けて。寒かったけど。それに最初寒かったけど観てるうちにわからなくなっちゃったから。」



*タカピー君(中3男子)
「願い事をしようかと思って観てたら・・・うおーって感動しながら観てたら・・・もう願い事をするのを忘れてた・・・。で、それで、布団に入って6時くらいまで寝てたら今日風邪ひいた。」

*スカイキッド君中3男子
「なんかね、ぐわーって流れ星が流れるじゃん。そうしたら筋が残ってた。」

<流星痕観たのか。>

「帰ったの6時半だよ。」

<一人で観てたの?>

「いや、友達みんなと。肝試しやりながら・・・・」

<・・・?・・・願い事した?>

「するの?」

<別にしなくてもいいんだけど。>

「(気取って)いや、願い事よりも・・・思いで作りが・・・。俺の頭の中では天体観測(歌)が流れてた。」

*ムラ仙人君(中3男子)
「2時からずっと観てた。独りで観てて寂しいから筋トレをしながら観てた。・・・半ソデで観てたら風邪ひいた。」

*怪力バード君(中3男子)
「起こされて・・・うちの親に・・・明け方起きたら。明日学校だから別にいいかって思ってたら起こされて俺の部屋から・・・

机の上に仰向けになって窓から頭だけ出して観たら・・・視野がこれくらいあったとしたらスーって。それからピカンとしたのとか・・・・。

あとね、俺ね、UFOらしきものを観た。星がゆっくり横にね、じーっといってピカッと消えた。そしたらその横をピカッと流星群が・・・。」


*小5女子
「なんか星の中心あたりのところで、周りの下の方から・・・一つの星の周りから降ってきたのが綺麗っていうかすごかった。それからオリオン座のあたりもすごい降ってて・・・花立山に行った時よりもすごかった。」

*ゲームボーイ君(中2男子)
「えー流星群って感じがした。この前よりは本当に流星群っぽかった。」

<何時の話?>

「何年か前。(今回は)・・・・一瞬で5個ぐらい見えた時もあった。」

<それで寝不足で調子悪くなったの?>

「そうかもしれない。」


*中3男子
「3時ぐらいまで観た。高い所で観た。だからすげー綺麗だった。(360度)全部見えたから。・・・すっごい寒かったけど・・・。」

<(一緒だった)姉ちゃんは何か言ってた?>

「スゲーって言ってた。みんなにメール送りまくってた。でもメールばっかり打っててあんまり上みてなかった。」

*ワッチ君(中3男子)
「観てません。眠くていつも寝ちゃうんですよね。」

<流星はみたことあるの?>

「少しは・・・一度くらいは。」

<今回のは観ようとは思わなかった?>

「はい、べつに・・・。クラスでも観たのは2ー3人くらいしかいなかった・・・。」

*具利院さん(高2女子)
「私、夜中先生のうちに1回電話入れたんだ。まだいるかなって思って。そしたら留守電だった。」

<あなたか、1時半頃電話かけてきてたのは。・・・・うんと明るいの観たんでしょ。>

「それみた!初めてみた。3回くらい見えた。・・・ベランダから見てた。寒かった。」
<携帯やりながら観てたの?>

「うん。メールしながら。こうやって(上)みながら打ってた。」

*100点小僧君(中1男子)
「感想?マアマアすごかった。あとは大きい星とかが流れてびっくりしました。・・・3時から5時くらいまで観てた。」

*中3女子
<で、どんなだった?>

「先ず綺麗だった。」

<流星は今までみたことある?>

「いやー初めて。」

<徹夜?>

「はい。3時4時頃まで・・・なんか一杯、一斉にサーッと流れていくのに見とれた。」


*中2男子
アントラーズ君「見たよ、1個。ちゃんと青く光ったよ。・・・眠かったからでかけなかった。でもあんまり綺麗じゃなかった。1個だけだもん。」

ホーリーホック君「日曜じゃなくて土曜にみた。3つ見た。・・・ねえ、願いってかなうの?」

アントラーズ君「でもあれ、ただの隕石なんでしょ。あんな石に何か願いを言ってかなうの?願いなんてかなったことないよ。」

<じゃあ願い事を言ったことはあるってことじゃないかよ。>

アントラーズ君「あるよ。けどなんなかったんだもん。テストでいい点とれますようにって願ったけどとれたことないもん。」


*ミッキーさん(高1女子)
 見られなかったんですよ!目覚ましをかけて・・・携帯のアラームもかけておいたんだけど無意識に切ってて見れなかった。


*怪盗君(中1男子)
「うーんと、寝てました。」

<全く見ようとも思わなかった?>

「いや、見たんですけど出てなかった。」

<何時頃?>

「2時半頃」

<それなら一杯ふっていたよ。>

「・・・日曜の次の日の夜・・・」

<・・・?じゃあ日にちを一日間違えたんじゃない。>

「・・・多分。」

<じゃあ見る気はあったわけね。>

「しし座流星群があったのを知らなかったんです。」

<エー、便りにものせておいたじゃない。先生だって大騒ぎしてたじゃないの。>

「眠かったからよく聞いてなかったのかな・・・・・」