月齢 18.5の月 5月13日午前3:45頃
目を覚ました時には火星は道路の真ん中に望遠鏡を設置しないと
撮れないような位置にありました。それで月のみを狙いました。
眼視で観て今までで最も細部まできれいに見えたような気がします。

顔に見えるような組み合わせがいくつもあって楽しい領域
(ビクセンのカラーCCDに2.4倍アダプター)
比較的ユラユラが少なかったので思い切った拡大もしてみました
ドラヤキアイスさんが
「カマキリクレーター」
と名付けた場所です

ソニーデジタルビデオカメラのコリメート
いつも月の時には18ミリのアイピースなのですが
今回は9ミリのアイピースです。
ほぼこの画角で撮ったのを16枚加算平均しました
(最初8コマでやったのですがザラザラが強かったので追加しました)
ビクセンのカラーCCDの直焦点で撮った画像を
つなぎ合わせた全景画像。例のごとく各4枚の加算平均画像をつなぎました


前回火星を撮った時と比べると
大気のゆらぎはそれほどでもなかったのですが
月にもうっすらとモヤがかかったような状態だったせいか
コントラストが今ひとつでした。
月齢 11.5の月 5月5日 21:17頃
8時頃までやっていた学習会での中2二人が窓から見えた月で盛り上がっていました。ちょうど雲もかかっていたのが印象的だったようです。
そのうち雲で完全に隠れた時、ホ−リ−ホック君が
「あっ!消えた!」
しばらくして再び見えると
「おお見えた!進化している!」
雲によって形が変わって見えたようです。
その月をみてアントラーズ君も
「なんだかクワガタみてえ!」
1時間ほどしてまた窓の外をみて
ホ−リ−ホック「あれ!もうあんなに高くなってる!!」
アントラーズ君は
「直角っていうの?垂直っていうの?・・・なんかそんなところまで上がってる」
<それが地球の動きなんだよ>
「えっ!地球が動いているから月が動いて見えるの?!」
*ちなみに学習指導要領の改訂による移行措置で今まで1年生3学期に習っていた月などの動きについては習っていません。
というわけで終わった後、車に積んであった双眼鏡での観望になったのです。

これは部屋の中にいた時以上の盛り上がりでした。特に雲のかかりかたで次々と見える雰囲気が変化したので何度ものぞいていました。前面を通過する雲の動きの速さも驚きだったようです。
「ねえ、彦星と織り姫だっけ・・・あれって本当に天の川を横切るところが観られるの?」
<さあどうだろうね>
「月って地球の範囲の中にあるんでしょうよ」
<いや、一応地球の大気圏は出た宇宙の中だよ>
「それなのにあんな大きく見えるの!」
「ねえ、なんか下の方にボコボコ多くねえ」
<よく気が付いたね。あそこに昔隕石が大量に降ったって言われているんだよ>
「地球には来ねえの」
<来たらみんなそろってあの世行きだね>
「そしたら俺ら好きなことしまくるよ」
<いやあ、人間っていざそうなると命を大事に使おうとすることが多いんだよ?>・・・・・・
ほかにも円盤の話だのなんだのいろいろイメージがふくらんでいきました。「E・Tの自転車が見えるか」などという話も飛び出しました。
「これから帰って望遠鏡で写真撮るんでしょ」
<いや別に・・・>
「え?何で?撮ればいいじゃん」
<満月近いからクレーターとかよく写らないんだよ>
「そんでも撮ればいいじゃん」
・・・「今度ちゃんとした望遠鏡も持ってきてよ」
「天体写真おれらも撮りてえ」・・・
科学とか理科のテストとかにこだわりすぎて、こうしたイメージ世界を純粋に楽しむ心を消し去りすぎているのが今の大人たちの姿勢なのかな・・・と考えこみながら帰ってきました。
で、着いた時に二人に刺激されたので望遠鏡を出して撮りました。20枚をつなぎ合わせているのですが、それぞれを4枚で加算平均しているので合計80枚の画像を処理して作っています。