新採の年 昭和61年度 4年3組

文集「船出」抜粋

 卒業文集のような表題ですが、どうしてもこの題名がいいというのでOKしました。翌年はクラス替えにあたる年だったので、新しいクラスに向かって、という意見でそうなりました。



担任の言葉より
 みんなはこの1年間、いろいろな面で進歩してきました。この文集にのっている自分の作文を読んでも、それは一人一人が感じられることでしょう。
 『難しい言葉が使えるようになったぞ。』『われながらりっぱな文を書けたな。』と満足している人もいるでしょう。
 みんなは作文では大いに背伸びしていますね。気取った内容の作文がたくさんそろいました。
 ここで少し考えてください。『作文に書いたことを自分は本当にわかっているかな?』難しそうな作文を書きたいな、と思った人はたくさんいるでしょう。そんな文が書けるようになることも大きな進歩です。でもそれだけで実行にうつさなければどんなにりっぱなことが書けてもからっぽな人になってしまいます。「あの人は口ばっかりで何も出来ない。」とも言われかねません。
 気取って背伸びしたところはこれから自分が進歩する可能性が秘められているところです。そこを次々と埋めていくことでみんなりっぱな人間として進歩していくのです。
 そのためには自分の弱い心に負けない強さが必要です。たとえやせ我慢でもいいのです。それが我慢としてではなく、本当に自分にとって当たり前になるまで努力してください。
 一つ進歩したらまた一つ、今までの自分の中に積み上げてきたことを土台にしてさらに高く、さらに広く自分を変えていってください。



 クラスの思い出より

(T・I)ぼくたちのクラスはひょうきんで面白いクラスです。ちょっとけんかも多いけどでもとってもいいクラスだと思います。

(K・O)私はこのクラスになって良かったな、と思いました。1年生から4年生までで一番思い出が多く残ったように思いました。先生に初めてあった時は「なんだかいやだな−」と思ったけれど3学期になってから考えるととてもいい先生に受け持ってもらってよかったな、と思いました。ビデオや論理など今までにやったことのないような事がいろいろとやれてとても楽しかったです。時にはきびしい時もあるけれど、やっぱりこのクラスになってよかったと思いました。

(E・T)論理思考ではハズの思考と場合わけを、先生はいっしょうけんめい教えてくれました。今まででは一番思い出がありました。(M・K)先生と一番思い出に残ったのは、ミニバスの合宿で先生のおなかをまくらにして寝たことでした。先生のおなかは寝心地がよくてぐっすり眠れたと思いました。

(M・O)遠足の時にとっても私は楽しかったけれど、バスガイドさんが私たちがうるさいので自分のせいに感じたみたいで泣いてしまった。

(Y・O)この組にきて初めてのものがあった。ビデオでケンカを撮るのは初めてだった。それにビデオをいっぱいみてテレビをみなかったのもこのクラスにきて初めてでした。勉強では苦しみました。一番苦しんだのは論理でした。ビデオでみたウルトラマンは面白かったし勉強にもなりました。面白いクラスでした。

(W・S)とてもうるさいクラスだと思うけどその分とても面白くてにぎやかだった。一日一日すごしているとあっというまに5年生に近付いているというのは不思議に思いました。いつになっても思い出をなくさないようにしたいです。

(A・T)先生って私から見て1学期「あの先生、でぶで頭がチリチリで足が短くていやだな−」2学期「先生ってわりといい先生だな−」3学期「先生でよかった」

(M・K)4年を振返って面白かった時もあったけれど、先生がおこった時もあったのでよかった。

(N・S)論理思考はあんまり好きではない。なぜかというといっしょうけんめい考えてもさるのさんぱつは合格までに40回もかかったからです。面白いクラスだったけれど、もうわかれてしまう。(K・T)1学期は毎日うるさいので毎日怒られ時には無視されたこともありました。2学期は静かになりました。3学期は最初はうるさかったけれど静かにできる人が多くなりました。今度はみんな5年生、喜んでいいのか悲しんでいいのか分かりません。それは3分の1の人としか一緒になれないからです。

(K・K)青虫は他の虫に食べられてしまったり、エサが違っていて死んでしまったりした。けれどもアゲハやモンシロチョウが飛んでいく時にとてもすごいと思いました。

(N・N)このクラスになってとてもよかった。作文もたくさん書けるし論理も出来るからです。

(H・T)かわったことをやりました。ちょっとだけ書きます。・・・・それから普通男の先生はオルガンをひかないのに音楽の時オルガンをひいています。それも変った歌がほとんどです。

(M・N)教室でもいろんな事をしました。たとえばおんぶじゃんけん、ビデオ、変身ごっことかです。忍者ハットリ君のビデオでは「花岡実太先生」とか「あらたまげたよばあさん」のことを教えてくれてみんなを笑わせてくれました。

(T・D)論理だけは苦しい思い出でした。何回やってもサンカクやバツだけでやる気がしなくなったけれど、とうとう85回目でクリヤ−したので最高の思い出になりました。

(A・H)先生は変っていてケンカがあってもそのまま。私もやってみたかった気持ちが少しあった。

(K・H)先生はとっても太ってて力持ちでとても面白くてたまらないからいつまでもみんなと一緒にいたい。

(A・M)一番楽しかったのはミニバスの合宿の時に先生のおなかおまくらにしたことです。でも固くて気持ち良くなかったです。

(K・M)論理は難しかったので4年生のうちに終わるかな、と思ったこともありましたが、2学期のうちに終わりました。よく自分がこんな難しいことを考えたな、と自分で自分に感心したことがありました。先生はやさしい所もありますが、時にはお説教が多くなり何度も授業をつぶしてまで注意をしてくれました。

(T・H)この組になってよかった。面白いことやめずらしいことをやっていたのでよかった。きびしかったのは「気持ち」に関することや「みっとみない言葉」「心に傷つく言葉」です。授業をつぶして怒られた回数はおそらく学校いちだと僕は思った。

(A・W)1学期はお説教ばかりの毎日だった。お説教されている時は何て怖い先生だろうと思っていた。いつも怒られていたけれど楽しい1年間でした。


☆今後他の作文の抜粋や日常会話の記録も増やしていきます。

うわさの論理勉強のファイルの写真も近いうちに載せようと思っています。


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