和名 マンヤマガメ
学名 Rhinoclemmys pulcherrima manni
分布 ニカラグア南部、コスタリカ北西部
コメント  別名コスタリカアカスジヤマガメ
アカスジヤマガメの中では割と派手めの種類で、結構古くから入荷している亀でもあり、インシサアカスジヤマガメとは亜種関係です。昔はやや弱いイメージがありましたが、なんのことはない浅く常に水を張った容器で飼うと調子を崩すようです。やはり陸棲種で、ケージの中に水浴び様の水入れを置いてやると調子がよいようです。基本、陸生種なので、普段は陸をうろついている亀です。餌も皿に入れてやるとよく食べます。
甲長12〜13pのアダルト個体
雌雄がわかりずらい亀で、両方が♂にもみえなくもないですが↓♀個体↓
↓♂個体↓
中南米原産のヤマガメはヌマガメ科ではなく石亀科に分類されるようで、アジアの亀と同じグループにぞくします。
アメリカヤマガメ属は名は山亀ですが、同じ属内には、水棲種と陸棲種がふくまれます。ではどうやって見分けるのかというと、深い水入れにいれてやるとよくわかります。水棲種であれば、水底に潜ったり水面に浮かんだリが自在にできますが、陸棲種では常に水面をプカプカ浮いてる状態で、水底に潜るのが出来ないのです。ちなみにアジアの箱亀、山亀も同じ方法でみわけられます。
甲羅の高い種が陸棲で、低いのが、水棲種というのは間違いで、甲が高くてもマレー箱亀は水棲種で、甲の低いトゲヤマなどは陸棲種です。