和名 パーカーナガクビガメ
学名 Chelodina parkeri
分布 ニューギニア島南部
コメント   亀には首の引っ込み方によって、曲頸亜目と潜頸亜目とにわかれる。首を縦にS時に曲げて引っ込めるものを潜頸亜目といい、お馴染みのイシガメやミドリガメ、ウミガメなどもこれにあたる。一方首を横にS時に曲げて引っ込めるタイプで、ナガクビガメやヘビクビガメ、カブトガメなど南半球ゆらいの亀が曲頸亜目である。パーカーナガクビガメもこの曲頸亜目であり、このグループにはありがちな首が長いタイプである。彼らはニューギニア島に住み、ニューギニア島はオーストラリアの付属諸島なので、南半球系の生き物がすんでいるのだが、北半球系の島とも近いため、鳥はもちろん蝙蝠や昆虫や植物、海を泳ぐ動物はニューギニア島にも分布をひろげている。
話は大分それたが、パーカーナガクビガメは本来魚や甲殻類などを食べているのだが、割と容易に人工飼料にも餌付く。