これは雑誌掲載時には
「表なら今回は川口さんにゆずる、裏なら惣田さんがゆずる」
であり、どっちに転んでも同じ結果となる言葉のトリックのオチでした。
金城の知恵と機転を示すエピソードでもあったのですがコミックス収録の際、
担当者がその意図を汲めず台詞を修正してしまったため、
まったく意味の通らないストーリーになってしまいました。
申し訳ありません。私の知らない所で行われたことで、防ぎようがありませんでした。
コミックスを楽しみにして買って下さった方に、なんと申し訳ないことをしたのかという
気持ちでいっぱいです。
担当者と相談をしたのですが、発売中止・延期は無理ということでしたので
・次回雑誌掲載時に扉でお知らせと訂正をする
・重版がかかれば、その時に修正をする
・9巻の中でお詫びと修正をする
これだけを取り決めました。
関係者の皆様と読者の皆様に深くお詫びいたします。
藤栄道彦