COLUMN No.12 (28/Dec/00)
< クリント・イーストウッド 出演の映画 2本 >
その2 ■ マディソン郡の橋 ■
1995年 アメリカ 監督:クリント・イーストウッド
| イーストウッドはこの映画でも、製作・監督・主演と3役を見事にこなしています。 そしてここにも、古く懐かしいJAZZが流れてくるの。 先日、TVでも放映してましたので、ご覧になった方も多い事でしょう。 公開当時はミセス軍団が映画館に押し寄せ、声をあげて泣いていたと言われてましたね。 奥様達はウルウルし、亭主族はバカにすんなと言い、若者は熟年恋愛の何処が美しいんだと 意見が様々に分かれる、この映画。 女性側の気持ちがよく分かるので、男性も見る価値ありそうっす。 私は人妻なので、文句無しの感動作品。(笑) と言うより、こんなんあってもイイよなぁって感じ。 さぞかし人生に張りが出て、楽しくなる事でしょう。 イケナイ事ってゆーのは、誰しも妙に惹かれるもんだ。 ウン。(納得) 母親が死んだ後、形見分けなどしている子供達。 そこで自分達に宛てた手紙が出てきて、母親が20年前に落ちてしまった恋の事を知る。 過ぎた事とは言え、すぐには許せない息子。 同じ女として、気持ちが理解できる気がする娘。 私なら、墓場まで持って行くけどな・・・。(笑) 母親はそれを、敢えて子供達に知って欲しかったのだ。 ダンナと子供達が留守をしている、たった4日間の出来事。 珍しい屋根付き橋の写真を撮りに来たカメラマン、ロバート(クリント・イーストウッド)と出会い、 恋に落ち、一線を越えてしまう、田舎町の平凡な主婦、フランチェスカ(メリル・ストリープ)。 何故そういう事になったのか、その微妙なトコは見てから感じとってもらうとして。 燃え上がった恋を家庭を捨ててまで成就させたら、冷めた時、例え平凡でも穏やかな生活を 壊した原因の一端を、彼のせいにしてしまうだろう、と言うフランチェスカ。 家を飛び出すつもりで荷作りまでしながら、心の奥底ではそんな事まで計算してしまう、これが 女のしたたかさかも知れませんねぇ・・・。(笑) 理想の暮らしと程遠くても、それを受け入れる事で、これから生きていく支えになるであろう 大事な想い出として封じ込め、愛した男を一生自分のものにする。 どっち取るって言ったら・・・やっぱ我慢なのか。(謎) いずれにしても、苦しんで真剣に考えて選んだ道が、自分にとっての正解。 そういう結果には運命さえ味方する、っていうのは、何だか解かる気がする。 「悩んだ末に出た答えなら 15点だとしても正しい」と、ミスチル桜井さんも唄ってます。 家族が留守になる時に、都合よく訪れる突然の恋。 誰にも怪しまれずに、男と共有できる場所と時間が無きゃ、既婚者の恋愛は無理なんじゃぁ! とツッコミながら、計らずも涙がこぼれてしまったシーンは3ヵ所。 1.夕食に呼びながらも、狭い町ゆえ人の目が気になる彼女に、電話で「君に迷惑がかかる。 やっぱり会わない方がいいんじゃないか?」と、気遣う彼。 「それでもいいの。 逢いたいのよ。」と、思わず返してしまった時の、あの目。 2.家族が帰って来た後、まだ暫らく滞在していた彼と、町で再会するシーン。 運転席には夫。 どしゃ降りの雨の中、佇む彼の強い視線に気づきながら、何も出来ないでいる。 本当にこれで良かったのかと、自分に問いかける一瞬、その心の葛藤。 3.何年か経って、寝たきりになった夫が、介護をする彼女に対し、ベッドに横たわったままで 「お前の夢を叶えてやれなくて、すまなかった。」と、力ない声で話す場面。 ここが一番辛かったわぁ・・・。 それより印象的だったのは。 抑えていた感情がついに溢れる場面。 キスの途中でこぼれる、イーストウッドのセリフ。 「嫌なら言って。 すぐやめるから・・・。」 くぁーっ! ここでゾクゾクゾクッと来ちゃって。(爆) 何だか凄くえっちだ・・・。(´ヘ`;)ハァ 「スペース・カウボーイ」からさかのぼって5年前。 それでも当時65才! 雨に濡れた髪に、多少淋しい(笑)ものがあるにせよ・・・。 あのお年で、なんちゅうSEXアピールを発するのだろう、この俳優はっ! 「こんな男だったら、そりゃ抱かれたくもなるわな。」 そう思ってしまったワタクシでありました。(笑) アナタは最近、o(^o^)oドキドキする様なイケナイ恋、した事ある? |