どちらかというと、主人公はG.パルトロウではなく、男優さんの方でしょうか。
ディケンズの同名小説の映画化みたいです。
というのはトップ・ロールに「Charles Dickens」と出たのを目敏く見つけたから。(笑)
ただ当然の事ながら、時代設定は現代になっていますが。
「大いなる遺産」は読んでないけど、彼は人を必ず「性善説」で書く事が多いでしょ。
これも、そういう一連って感じかなと思いながら、淡々と見ていました。
そう言えば「クリスマス・キャロル」って、あれもディケンズよね。
この映画を見ながら、私は主人公の事を、有島武郎の「生れ出づる悩み」に登場する
木本君と、一瞬ですが何故かダブらせていました・・・。
物語は、いつも海で大好きな絵を書いていた少年フィンが、ある日一人の脱獄囚に
出会い、「誰にも言わず、食物とやすりを持って来い。」と、脅された所から始まる。
彼に親は無く、姉とその夫の3人で暮らしていた。
自分の夕食を隠しておき、夜になってから、囚人の所へ持って行った。
だが、逃がした囚人は翌日、結局捕まってしまったらしい。
数日後、今は荒れ果てた豪邸に住む、近所の金持ちの所へ手伝いに行き、そこの
年老いた女主人に、何故か気に入られてしまう。
そして彼女の姪で、美しく高慢な少女エステラ(ここではパルトロウでなく勿論、子役)
の遊び相手として、この屋敷にずっと通う事を頼まれる。
女主人は、恋人に結婚直前に裏切られてからというもの、男性全てを憎んでおり、
老人になるまで、ひとり隠遁生活を送っていた。
そして彼を招いたのも、彼がエステラに悩まされるのを見る為だった。
案の定フィンは、エステラの不思議な魅力に心惹かれて行く。
数年たったある日、エステラ(G.パルトロウ)は何も言わず留学してしまい、突然
会えなくなってしまう。
そんな夏の日、一人の弁護士がフィンの元へやって来た。
絵の方は独学で続けていたが、ある人が彼のスポンサーになり、アメリカで本格的に
絵の勉強をする事を、バックアップしてくれると言うのだ。
ただし、その恩人の名は言えないという。
家族と別れを告げ、単身アメリカに旅立つフィン。
アーティストとして徐々に成功し、個展を開く程になった彼は、フランスで教育を受け
一層美しくなったエステラと再会する。
だが、思わせ振りな態度だったり、冷たくしたりと、相変わらず彼女の真意が判らない。
ある夜、彼の所に訪問者が現れるが、それが実は、子供の時会った囚人であるのを
思い出して、彼は恐怖に駆られる。
ロバート・デニーロは、脱獄囚の役。
そしてもう一人、驚きの出演者は、金持ち老女役のアン・ヴァンクラフト。
花嫁を奪うシーンで有名な映画「卒業」で、ダスティン・ホフマン扮する大学生ベンと
関係を持ってしまう、色っぽい人妻役の女優さんです。
余談ですが、その映画ポスターやサウンドトラック版(サイモン&ガーファンクル)の
ジャケットに、D.ホフマンの前で、ストッキング履きかけの足だけで写ってますね。
33年前の事です。
流石にあの頃の面影は薄れ、小森のおばチャマ状態になっていました。(´ヘ`;)ハァ
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