Rosarium BBS(2001/05/13〜2001/04/09)
[90] ありがとうございますName:Nathan date:2001/05/13(Sun) 00:14 |
>Stanislas Klossowskiの"The Golden Game"
なるほど、これは『錬金術図像大全』の原書のことなんですか。平凡社のこの本も気に
なっていたので、ありがたく受けたまわりました。早々に発注。古書でGBP 9 というのが
ありました。これだと1500円、送料込みで2,000円弱というところですね。ありがたい。
[89] はじめましてName:オルフェオ date:2001/05/12(Sat) 02:21 |
書きこみありがとうございます<梁山泊空手道さん
3366というと、分館の方からおいで下さったのですね?
こちらのBBSは、本館と分館共用ですので、ちょっとびっくりしました。
(ここのところ分館のほうはほとんど動きがなかったのです)。
空手といえば、私も以前、とあるフルコンタクト系の空手を
かじっていたことがあります。
その時の経験から、人間の体って案外頑丈なのだなとわかった反面、
その脆さも実感しました。
そんなわけで、武道も魔術もそれなりに経験した私なのですが、
そこには共通項が見出されると考えています。
武道をスポーツと割り切ってしまうにはなにかわだかまりを感じるのと同様に、
私の行っている魔術という道も、学問としては割り切れない部分が残ります。
恐らく、そこの部分が重なるのでしょう。
なにやら、どちらも心身二元論的なものの見方では見えてこない領域に
触れていると思うのですがいかがでしょうか?
[88] ???Name:梁山泊空手道 date:2001/05/11(Fri) 23:43 |
3366番・梁山泊空手でした。
[87] そういえばName:オルフェオ date:2001/05/11(Fri) 23:28 |
以前、Nathanさん宛でお話した
Stanislas Klossowskiの"The Golden Game"
どうやら、
『錬金術図像大全』平凡社\14,563
として邦訳されているようです。
まだ現物を手にとったことはないのですが、
彼の著作からして、ほぼ間違いないようです。
ちなみに、原書は新刊で¥3,000以下で手に入ります。
[86] 予告編Name:オルフェオ date:2001/05/07(Mon) 23:07 |
思わず、「ガハハハハ」となってしまいました。
笑わせながらいつのまにか相手に理解させてしまう、Hocuspocusさん流の切れ味。
とっても心地いいです。
ところで語彙に関して。
やはり対象が対象だけに、分析力を駆使して造語するという方法では対処できず、
私も頭を悩ませています。
自分なりに象徴言語を用いて事象を分類したとして、決して「説明」にはならない
もどかしさ。
そもそも私が美学にこだわっているのは、概念化の困難な事象を如何に表現するか、
そのヒントを得ようとしたからなのです。
でも、まだまだ成果はさっぱりなのです。 先は長い……
[85] Re[84]: 瞑想Name:Hocuspocus date:2001/05/05(Sat) 19:00 |
>オルフェオ様
前の書き込みでどこのページかお知らせしてなくて申し訳ないです。
ともあれ、読んでいただきありがとうございます。
不確かなモノをどれだけ確かに語るか、というのは仰る通り、確かに非常に難しい問
題ですね。不確かなモノを不確かな方法で語るのは更なる混乱、或いは詐欺的行為を
招きやすいと思います。
出来るだけ確かな事に基づいてモノを語るのが良いのでしょうが、それだけではいか
んせん、語彙が足りないので不確かなものを使わざるを得ない。
結局の所、根拠が確かかそうでないのかを明示する事位しか出来る事はないのかもし
れない、と思っています。
> というわけで、続きがとても楽しみです。6日頃また覗かせてください。
・・・うっっっ(--;;;;;;;;;;;;
すみません、予告編だけで勘弁して下さい。次章は5月中には書きますので。
オルフェオさんの「魔術入門」の最新の話とそろそろ内容的に被って来そうですので
、行き詰まったら参考にさせていただききます(^^;
[84] 瞑想Name:オルフェオ date:2001/05/04(Fri) 20:29 |
お久しぶりです。<Hocuspocusさん
文章というと、瞑想のところですよね?
今、アップされているところまで再読してみましたが、あの深層心理学のくだりは
面白いです。(カルトとの比較とか)
瞑想というとイメージ抜きでは語れませんが、イメージという言語化しにくいものを
敢えて言葉にした際に、それを他の人物が字義通りに捉えてしまうことへの危険が指摘
されていて、流石だなと思っております。
というわけで、続きがとても楽しみです。6日頃また覗かせてください。
[83] Re[82]: rooさんへName:Hocuspocus date:2001/05/02(Wed) 20:13 |
>オルフェオ様
大変ご無沙汰しております。
久しぶりにページがあったら私の名前があって吃驚しました。
連休中に半年以上ペンディング状態だった文章をアップします。
宜しければ御批判願います。
>roo様
初めまして。
オルフェオさんが紹介しているページは、トップページのリンク集とオルフェオさん
に御協力いただいた「形成の書」の翻訳部分はそれなりに価値あるページだと思いま
す。
多少なりとも御利用いただければ幸いです。
[82] rooさんへName:オルフェオ date:2001/04/21(Sat) 12:03 |
ページ見ていただきありがとうございます。おまけに質問まで頂いてとても恐縮です。
では、できうる範囲で…
テキストに関しては、まず他人とのコミュニケーションという視点から考えてみて
下さい。特にネット上などでは、言葉によるコミュニケーションが主となりますが、
この言葉、実はかなり人によって意味の取り方が違います。同じ「好き」という言葉
でも、その対象やら状況やらによって意味するところは大きく異なってくるでしょう。
その食い違いはとても複雑かつ時にはほんの僅かなこともありますが、ただなにかを
伝達する際にこのわずかな食い違いでさえ非常にその正確さに影響を及ぼしたりします。
そうすると、話しての意図せざる意味で受け手が理解してしまい、最後にはコミュニ
ケーションが破綻してしまうということにもなります。少なくともテキストがある時点で
文脈が設定されるわけでして、コミュニケーションの面からするととても安全な方法と
いえますでしょう。
確かにまず実践という方法もあります。ただ、何を実践するか選択するにあたって、こと
ネットの世界においてはあるいは怪情報が飛び交っているともいえるわけでして、その際
いかに自分の責任において選択するかの一つの判断材料としてテキストが大きな意味を
もつわけです。
ゲドの如く素晴らしき師に巡り合えたとしたなら、ひょっとするとテキスト自体はそん
なに意味をもたなくなるかもしれません。おそらく師が、適切な指示を与えてくれるで
しょうから…。ただし、師に巡り合う以前の段階では、偽の師を師と取り違えるという
危険がありますゆえ、自らの師を選ぶ眼を養うためにもテキストは非常に有益であると
思います。
とはいえ、魔術というもの実践しなければなんの意味もありません。少しずつ実践して
いき、それを通して学んでいく。その際、あまり焦らず、地道に進んでいった方がよい
でしょう。「習わなくてはできない事ならば、最初はどうしていたのでしょう??」と
ありましたが、やはり教えてもらうということになるのではないでしょうか。テキスト
を通して、あるいは師を通して…。
ところで、実践に先立ち非常に参考になるぺージがあります。うちのリンク集から飛べ
るのですがHocuspocusさんのページThe Starry Abodeです。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/1006/
面白く且つわかりやすい、秀逸なる魔術入門があります。
最後に「法則に従わないと正しくない」について。どういった文脈でこの言葉が出てき
たのかちょっとわからないのですが、そもそも法則とは事象の背後にある秩序を人間が
認識してゆえのことですので、むしろ上の言葉は「正しいから法則である」と言い換え
たほうがいいかもしれません。ただ、あくまで法則として認識するのは人間ですので、
そこには誤りが多々あります。コペルニクス以前の人間が地球を中心として天が回転し
ているのを確固たる法則として捉えていたように…。
とはいえ、法則に反するようにみえる事例が出た場合に、ただ何らかの見えない要因があ
るがゆえに法則に反するように「みえる」のか、あるいは法則それ自体が誤っていたの
かを考えることは重要だといえるでしょう。
ただ、魔術においてはまた主観的な法則ということもまた考えられるわけでして、必ず
しも万人一致の法則のみではないのが難しいところですね。
[81] リンクありがとうございますName:オルフェオ date:2001/04/21(Sat) 10:51 |
お返事大変遅くなってしまいました。申し訳ございません。
佇まいうんぬんのところがとても気に入っておりまして、もうなんともはやこのような
ページにはもったいないコメントだと思っています。ありがとうございます。
(それにしても、その他のリンクページが凄すぎます。場違いでなければよいのですが…)
ブルーメンベルクの方はお疲れ様です。私など、もともとドイツ系に弱い人間ですので、
理解するのがとても難しいとは思うのですが、そこはNathanさんの解説に期待。
いずれ詳細など教えていただきたいです。
[80] ごしつもんName:rigあらためroo date:2001/04/18(Wed) 02:50 |
魔術入門がアップされていましたね〜♪
今日あそびにきていた友人にもじっくりお勉強してもらいました。強制!(^▽^)
表のサイトは5月には再開します。統一されていないリンクページを見て困惑され
るかも知れませんが、そこにこちらを加えさせていただけるのが失礼ながらとても
光栄です。
私のサイトの方ですが、表から裏へもいけるので、すでに下のURLに書き換えてくだ
さっても結構です。サイト名はCATS AND VURIOSITYです‥でもでも本当に!相互リ
ンク自体しなくてもよろしいんですよ(゚▽゚;)
リンクといえば、こちらのリンクページからいくつかの魔術関連サイトを覗かせて
いただきました。すごい情報量ですね。何回目かのチャレンジだけどいつ全てを見
られるのかしら。
そしてすごく単純な質問なのですが、魔術というものはどうしてもテキストからい
かないとだめなのでしょうか?それはそれとして勉強するのも楽しいのですが、そ
の<法則に従わないと正しくない>というのはどこからきたのでしょう??
その昔、ゲド戦記というファンタジーを読んで子供心に思ったのですが、習わなく
てはできない事ならば、最初はどうしていたのでしょう??
全くの初心の質問なのでしょうが、もしよければ教えてくださいませ。
最近仏教の分野で疲れています。キリスト教でもそうだけれど、エリート思想が強
すぎ(T T)救済や解脱を掲げていても世俗を見下している時点でアウトだと思うんで
すけどねえ‥。金銭的に見下す坊さんもいるし‥大体坊さんが派手な袈裟を着たり
葬式を行うのが変だわ!ってここで熱くなっても〜ごめんなさい。
[79] リンクName:Nathan date:2001/04/12(Thu) 21:50 |
先ほど私のほうのarchiveに、リンクを加えさせていただきました。いまそこから来ました
ので、おそらく繋がっていると思いますが、私が付けました拙いコメントを含めご確認い
ただければ幸いです。
翻訳はそうです。例のブルーメンベルクです。実に難儀しました。あれほど難しいものを
紹介するからには、ある程度の解説なども添えなければならないと思っています(それは
これから書きます)。でも訳者自身、お世辞にも十分に判っていると言えないのがつらい
ところです。公刊の暁には私のHPでも、解説くらいは載せてしまおうと思っていますが。
[78] ありがとうございますName:オルフェオ date:2001/04/11(Wed) 22:37 |
Nathanさんのところからリンクを張っていただけるなんて、
光栄の至りです。宜しくお願いします。
(でもなんかとても恐れ多いことのような気が…)。
翻訳の方、以前お話を伺った「あちら」のことですか?
とても手応えのある内容が予想され、とても楽しみです。
出版の折には、是非こちらで宣伝してくださいね。
[77] リニューアルName:Nathan date:2001/04/11(Wed) 00:59 |
いつもながら凝った美しいリニューアルですね。私のところは至って無愛想で可愛げがあ
りませんが、こちらを私のほうのリンク集に加えさせていただいてよろしいでしょうか。
ところで、今日、クザーヌスとブルーノを論じたドイツ語研究書(師匠のものとは別)の
翻訳を入稿してきました。随分と掛かってしまいましたが、どうやら秋口には形になりそ
うです。
[76] お帰りなさいませName:オルフェオ date:2001/04/09(Mon) 00:06 |
お久しぶりです。<鏡さん
素晴らしい書籍の紹介ありがとうございます。
チェックもれでしたので大助かりです。
秋山先生が訳されてるとは、興味津々です。(なんと愚者の項目ですか!)
以前紹介していただいたアイデモンの書籍も手元に届きました。
最近は、錬金術図像を眺めつつも、なかなか文章に出来ない、ちょっとした
怠け者モードになっています。
仕事が一段落してから『ユングとタロット』共々とりかかりたいと思います。
ジョン・ディーの伝記もこの時期に出されたとなると、面白い視点を発見できそうですね。
P.S.最近、鏡さんの『魂の西洋占星術』を用いて自分のホロスコープを分析してみたの
ですが、なにやら、このサイトの雰囲気を示してくれる答えが出てきて面白かったです。
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