芝消防団創設50周年記念史案
江戸末期の下町と山手の境目が、私たち三分団の受け持ち区域であり、その特性は赤レンガ通り、日比谷道り、外堀通り、愛宕下通り等の幹線道路に高層ビルが林立し、また愛宕山周辺には古くからの家並みが混在する地域もあり、新橋から虎の門近辺への人々の通勤、道路の混雑等多彩を極め、特に夜間人口の減少が顕著であるため夜間の防火、防災には特段の注意を換起しています。
消防団員として任務遂行に必要な知識や体力・技能の鍛練は勿論、各町会や自治会、母の会、又PTA、祭礼等の行事に、積極的に参加しネットワークづくりをしています。
現消防団員の多くは、古くからこの地に住み家族を通して「ヨコ社会」にも広く携わっています。このネットワークが有るために、私たち三分団は、これからも地域・町会の方々の協力により、安全な町にしていきたいと思います。
先輩団員の情熱と努力によって築かれた、団結と親睦は我々団員の誇りであり、結束の源となっています。三分団のモット−である『和』を大切にして今後とも地域の防火・防災に努め一層精進する所存でございます。