ナマズ科



日本産ナマズ図鑑

ナマズ科-Siluridae


PDR_0469.JPG

ナマズ科(Siluridae)

日本人が一般的にイメージするナマズ

ナマズといえば、誰もがイメージするナマズに一番近いのが、このナマズ科のナマズだ。実際にナマズSilurus asotusは日本の各地に分布し(移入による)我々にとって最も身近な存在である。しかしこの科のナマズは世界的に見るとあまり繁栄しておらずアジア大陸のみで全体で約80種程度しか生息していない。

ナマズ科Siluridae-  (3種)



PDR_0492.JPGナマズ Silurus asotus
大きさ:60cm
分布:沖縄を除く日本各地
代表的な日本産のナマズ。日本各地に分布する。日本以外にも韓国、中国などにも分布する。5~7月下旬後、水田や水路に進入して産卵する。肉食性であるが稚魚期には水草の茎を食べていることもある。最近は減少傾向にある。飼育下ではなんでもよく食べるが、水の汚れには極めて弱いので、汚れたらすぐに水換えを行う。詳細はこちら

PDR_1045.JPG
ビワコオオナマズ Silurus biwaensis
大きさ:100cm(稀に110cm以上になることも)
分布:琵琶湖、瀬田川、宇治川、淀川
3種の中では最も大型に成長する。魚食性が強く、夜間に活発に泳ぎ回り、ビワマス、ゲンゴロウブナなど中型魚を捕食するが最近ではブラックバスやブルーギルなどを食べている。中国に近縁種が存在する。大雨の後湖畔で産卵する。1年で20cmに成長する。飼育下ではなんでもよく食べるが、成長した個体では人工飼料にエサ付きにくい。他種に比べ体系が流線型で広い水槽を用意して飼育する。詳細はこちら

PDR_1066.JPG
イワトコナマズ Silurus lithophilus
大きさ:50~60cm
分布:琵琶湖北部、余呉湖、瀬田川
3種の内では特に夜行性が強く、岩場を好む。食性は他種とほぼ同じだが、やや水生昆虫や甲殻類を好む。個体数が少なく、大変貴重なナマズである。飼育下ではとても臆病で静かな環境を用意してやらないとなかなかエサを食べない。調子が良いと本種の特徴である金色を帯びた模様が現れる。準絶滅危惧種。詳細はこちら