Taik This Way

2000年 3/26 川崎球場 Back


川崎劇場ファイナルシーン

さよなら川崎球場 〜夕空を飾る大花火大会〜

ベイスターズ vs マリーンズ


 

 
<開場前からたくさんの人が集まってます>   <3度目のリーグ優勝旗(次は74年←それから優勝ナシ)>

 

ついにこの日がやってきてしまいました。川崎球場でプロ野球の試合が観られるのもこれが最後です。

相手は横浜ということもあり、川崎をフランチャイズとしていた2球団の対決に
オールドファンから初めての方まで郷愁と期待の入り交じった長〜い開門待ちの列は球場を出てさらに数百メートル先へと…

 

 
<背番号3・弘田選手のビジターユニ>   <こちらは現在のビジユニで打撃練習の背番号3・石井>

 

入場ゲート前のテントには露店のほかに懐かしのグッズを展示。(なぜかロッテだけ)
で、11:30。さぁ、開門です。一同ダッシュ!試合前にいろいろ食っとかなきゃねー。

 

 
<ドラ1・高橋薫も投球練習中>   <超満員でございます〜>

 

13:30に始まった試合は3回を終わって1-4。しかし、4回からオリオンズ時代の応援歌に突入とともに「川崎劇場」開幕。

この回の堀の逆転満塁弾を合図にロッテの選手が打ちまくります。

 

 
<狭〜いライトスタンドと先発の黒木>   <内野応援団の方々の姿も>

 

5回にも6点、8回は8点、9回に3点をあげ、22-6でむかえた最終回。

最後にウォーレンがラストバッターの谷繁を打ち取ると・・・

 

 
     
 

 

ご覧のように色とりどりの紙テープがグラウンドに投げ込まれ球場は感動の渦に。

 

 
<鳴りやまぬ拍手、そして外野席からも紙テープが>   <「ありがとう 川崎球場」の人文字制作中>

 

堀・バリー・初芝・小坂が2本づつ、立川と福浦もそれぞれ1本のHRを放ち、計10本のアーチをかけました。

 

<すべてが終わった日の夕景>

 

澄み渡った空、バットとボールの音、そして大歓声。今日一日は川崎球場が息を吹き返したような気がします。
これでひとつの歴史が幕を閉じるわけですが、この愛すべき庶民的な球場を私達は決して忘れることはないでしょう。

夢を、そして感動をどうもありがとう。 さようなら、俺達の聖地、川崎球場。

(いつかはこの紙テープを「優勝」ってカタチでマリンスタジアムでやりたいよね)

今回のオマケ画像