2005年のオフ情報です
Part2 フランコ・パスクチ・セラフィニ退団?|契約更改|ニュースetc.(12月)|李スンヨプ移籍?
小坂、巨人へ|ハワイへ優勝旅行|ボビーネタ(12月)|WBC関連|入退団/来季スタッフ
◆ 契約更改 ◆
■ 小林雅ア然…31年ぶり日本一&セーブ王獲得も“ゼロ回答” 日本一の守護神があ然、ぼう然…。小林雅英投手(31)が29日、千葉マリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、現状維持の2億3000万円を保留した。今季は初めてセーブ王に輝き、チームは31年ぶりの日本一。選手会長としてチームをまとめた。それでも“ゼロ回答”。希望額とは、少なくとも3000万円以上の開きがあるとみられ、今後も“乱戦”は必至の情勢だ。 その表情はこわばっていた。怒りを完全に通り越してあきれモード。小林雅がため息をついた。「希望とは、まだ開きがある。なにも莫大な金額を求めているわけではない。何回(交渉を)やっても妥協はしません」 日本一+タイトル獲得+選手会長−セーブ失敗=現状維持。予想もしない回答だった。抑えとして29セーブをあげ、自身初のタイトル獲得。31年ぶりの日本一に貢献し、リーグ優勝でも日本シリーズでも、最後にマウンドに立っていた。数字には表れないが、選手会長としてチームをひとつにまとめあげた。 はたから見れば、日本一の大功労者。しかし、球団の評価は違った。「査定そのものはダウン。リードを守れなかった試合が8度あった」とは瀬戸山球団代表。シーズン中の査定ポイントは、昨年を下回っていたという。 プレーオフ第2ステージ(対ソフトバンク)の第3戦で9回に4点差を逆転されたが、ポストシーズンは基本的にプラス換算。この試合が大きなダウンポイントになったわけではない。ただ、このような“セーブ失敗”が、シーズン中に多かった。“優勝手当て”などが加わって現状維持。これが球団の言い分だ。 溝を埋めるため、球団はインセンティブ(出来高制)を提案。しかし、小林雅は納得しない。「37セーブで最下位の年もあった。チームの状況によって変わってくる」。数字を設定しにくいという理由で拒否した。 入団以来、初めての越年。「ゆっくり時間をかけたい。そういう年があってもいいと思う」。その声はかすかに震えていた。次回交渉は未定。打者を抑える小林雅vsその守護神の年俸を抑える球団。長期化は避けられそうにない。 2005.12.30 ■ 今江5500万円1発サイン!球団最高アップ率307% 今江敏晃内野手(22)が28日、千葉マリンスタジアム内で契約更改交渉を行い、今季年俸1350万円からチームトップの307%アップ、年俸5500万円でサインした。今オフは、取材が30件以上殺到するチームの“顔”に成長。WBCでも、出場を辞退した“ゴジラ”松井秀に代わって“ゴリ”が主役を務める。 最高の1年を、1発サインで締めくくった。今江がトレードマークの笑顔を浮かべながら、会見の席についた。 「野手で1番の評価ということでした。思っていた以上。充実した1年でした」。今季はレギュラーに定着し、チームトップの132試合出場。打率.310もチーム1で、日本シリーズMVPにも選ばれた。家庭でも結婚式に第1子の誕生と順風満帆。瀬戸山球団代表が「ウチの新しい顔。今年だけと言われないようにがんばってほしい」と話すように、期待は増すばかりだ。 当然、今オフの取材も30件以上で『メンズノンノ』などファッション雑誌にも登場予定。WBCの出場辞退を表明したヤンキース・松井秀に代わって、主役を務める意欲も見せる。 「日本の野球のレベルの高さを世界にアピールしたい」。もはや“ゴリ”を超えて“キング・コング”。今江が世界の大舞台でもスターになる。 2005.12.29 ■ 藤田は保留 2度目の契約更改交渉に臨んだ藤田だったが、前回と同じ提示額に保留。「自分の思っているものとはまだ差がある。納得いかなかった」と説明した。球団は4000万円増の1億2000万円を提示。しかし、中継ぎの評価を巡って、意見が折り合わなかった。「もう来年ですね」と越年決定に『YFK』の左腕は表情を曇らせていた。 2005.12.29 ■ 西岡、3倍増に「速攻判」 プロ入り3年目で初めて規定打席をクリアし、打率2割6分8厘、41盗塁で盗塁王となった西岡内野手は、今季の1700万円から3倍の5100万円の提示に、球団の気持ちが変わらぬうちに(?)とばかりに、たった1分でサイン。「まだ21歳なのに、こんなにもらっていいのか。金銭感覚が狂わないように、親に貯金してもらいます」と満面の笑み。V旅行先のハワイで、瀬戸山球団代表から「お金の価値について指導を受けた」というだけに有効利用を考案中。ファンのために「背番号7にちなんで何かできればいい。7日には子供を球場に招待するとかね」と『西岡シート』案を披露し、来季から毎月7日を「西岡デー」とする考えを示した。また、自身には個人トレーナーを雇うなど、上手に“投資”していくつもりだ。 2005.12.26 ■ 薮田、堀も一発サイン チーム最多の51試合に登板し、7勝4敗2セーブをマークした薮田投手は、5000万円アップの1億1300万円で更改。9年ぶりに打率3割を超えた堀内野手は、50%アップの1億2600万円プラス出来高払いでサインした。 2005.12.26 ■ 一発サインするけれど…清水はメジャー移籍話し合いへ 4年連続二ケタ勝利を挙げた清水投手が26日、4000万円増の1億8000万円プラス出来高払いで更改した。昨年に続いて負け越したが、ポストシーズンの好投も評価されての大幅アップ。「来季は個人でもベストの成績を残して、また優勝したい」と話した。 「今年の成績には納得していません。金額に関わらず一発で(判を)押します」。10勝11敗、防御率3.83。被本塁打王になるなど歯がゆさが残った。それだけに、兼ねてから希望していたメジャー移籍も封印。今オフは意見交換にとどめ、「基本線として、ポスティング(入札制度)はノーと言われた。僕もFAで行くのがいいと思う」と3年後の資格取得を見据えた。一方の瀬戸山球団代表は「資格をとって、公明正大にやってくれたらいい」と改めてポスティングを認めない方針を説明した。 2005.12.26 ■ 未交渉で里崎の越年が決定 契約更改交渉を1度もせず里崎の越年が決定した。当初は25日午後に第1回交渉を予定していたが、球団側がスケジュール調整できず、急きょ延期。里崎が27日から1月7日まで実家の徳島へ帰省するため、日本一ナインでは自動的に越年第1号となった。ただ「未交渉で越年なんて記憶がない」(球団関係者)との珍事にも、里崎は「キャンプまでにサインすればいいんでしょ」とケロッとしていた。 2005.12.26 ■ 藤田が1億2000万円を保留 藤田投手が24日、4000万円増の1億2000万円を保留した。中継ぎで45試合に登板し、1勝4敗ながらホールドはチームトップの24。貴重な左腕として31年ぶりの優勝に貢献しただけに、50%アップにも「8年間、中継ぎで仕事をしてきたプライドがある」と判を押さなかった。 わずか20分で交渉の席を立った。『YFK』の先頭を切って交渉に臨んだ藤田だったが、希望額には、程遠かった。 「中継ぎと先発の差が出ている。2、3年先発した投手に抜かれるのは納得できない」 今季、快進撃を続けるなかで45試合に登板しただけでなく、8年間、安定した中継ぎを務めてきた自負がある。「決して先発ができなくて中継ぎをやっているわけじゃない」。自分の役割にプライドを持っている。それだけに、今季にわかに注目を集めた先発の渡辺俊や小林宏より評価が低いことは、受け入れがたい。来春のキャンプは前半が豪州ジーロングで、後半が鹿児島で行われるが、このまま交渉が合意しない場合は「(最初から)自費で鹿児島に行きます」と、徹底抗戦の構えも見せた。 「早くサインはしたいけど、今年は自分からは折れません」。来春3月のWBCの日本代表候補に選ばれたため、すでに来季のために例年より約3週間早く始動している左腕。中継ぎの低評価に怒りのクリスマスイブとなった。 2005.12.24 ■ 渡辺俊、1億4000万円 トップ査定で2.3倍 今季15勝(4敗)をマークした渡辺俊介投手が23日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、今季年俸6100万円の約2.3倍となる1億4000万円、プラス出来高払い1000万円でサインした。7900万円増に勝率による出来高1000万円を加えると、99年に黒木がマークした8000万円増を抜く球団史上最高額アップとなる。 ▼ あこがれの清原との対戦熱望 「すべてを評価してもらったし、満足している。今年は怖いくらいにうまくいった一年でした」。しかし、うれしいことは、お金だけではない。あこがれていた清原のオリックス入団が決定。同じパ・リーグとあって“初対戦”の可能性が高まってきた。 ▼ マイホーム購入プランも… 今月8日に待望の長女が誕生。来年2月で2歳となる長男・向輝くんと合わせた4人で、現在は都内で2LDKの賃貸マンションに住んでいる。「(マリンまで車で30分と)便利だし、今の場所は気に入っている。近所の人もいい人ばかりですしね」と“ホームタウン”こそ変えるつもりはないが、1億円超えの“ご褒美”として、月10数万円の賃貸マンションからの脱出を狙っている。 2005.12.23 ■ サブロー、8500万円でサイン サブロー外野手が23日、4300万円増の8500万円で更改した。今季は107試合に出場し、打率3割1分3厘。8月中旬から4番に座り、打線の中心として活躍した。ゴールデングラブ賞受賞の堅実な守備も評価されてほぼ倍増を勝ち取り、「守備の面も高く評価してもらったので、サインしました。今年以上の成績を残してV2を達成したい」と話した。交渉の席では球場スタンドの白い壁について「青く塗ってほしい。デーゲームでは光って見づらいので」と要望も出した。 2005.12.23 ■ 小宮山、3500万円でサイン チーム最年長、40歳の小宮山投手が22日、2度目の交渉に臨み、現状維持の3500万円でサインした。今季は主に敗戦処理で23試合に登板し、国内では自身初の未勝利(1セーブ)に終わった。来季に向けて「けがに気を付け、若い選手に負けないように張り切っていきたい」と語った。 40試合に登板し、1勝2敗1セーブの山崎投手は、1000万円増の3200万円で更改。11月に右肩の手術を受けており、復帰は来季の中盤になる見込み。 2005.12.22 ■ 小野、8000万円でサイン 10勝4敗と、4年ぶりに2ケタ勝利を挙げた小野投手が8日、3800万円増の8000万円で更改した。今季は主に先発として24試合で10勝、防御率2.81。8月下旬からは故障した山崎の代役で中継ぎに回されたが、不満を漏らさずにチームを支えた。チーム事情で先発、中継ぎとしてフル回転した右腕の貢献度を球団側も高く評価。瀬戸山球団代表は「とにかく性格が素晴らしい」と人間性も査定に反映したことを明かした。 2005.12.08 ■ 新人王久保、4000万円で更改 10勝3敗で新人王に輝いた久保投手が7日、2500万円増の4000万円で更改した。交渉の席で「もう一声欲しかった」とは言ったが、「自分の中では3年続けて結果を残して1人前だと思っている」と潔くサインした。「初めての交渉で緊張した。内容の悪い試合もあったから金額はこんなもの」と話し、来季に向けて「まず体づくりをしっかりして、一つ新しい球種を覚えたい。今年できなかった開幕ローテーション入りが目標」と話した。 2005.12.07 ■ 福浦、小林宏が保留 5年連続3割をマークした福浦内野手と、先発で自己最多の12勝(6敗)を挙げた小林宏投手が6日、ともに代理人同席で交渉したが、いずれも保留した。 ▼小林宏、「うれしくなかった」 交流戦のMVPに輝くなど、先発6本柱の中でも、高い評価を受けている小林宏。先発陣の基準ともいえる球団からの提示に、即サインとはいかなかった。「4位、5位の評価はわかるけど、日本一になったことで、それがどう変わるのか。球団の話を聞きたかった」。今季は12勝をあげ、1年間ローテを守った自信があるが、提示額については「うれしくなかった」。他の投手の動向も気になるところだ。交渉に同席した瀬戸山球団代表は「これから、きっちりつめていきたい」と困惑顔。今後は出来高払いも含め、代理人を務める佐藤弁護士と交渉を続けていく。 2005.12.06 ■ ロッテ『FK』と虎『FK』が共闘!リリーフ陣の評価向上へ 藤田宗一投手と小林雅英投手が4日、千葉市内で行われた野球教室に参加した。 2005.12.04 ■ 今江“ご祝儀”で400%アップも? 今江敏晃内野手(22)が2日、都内のホテルで昨年10月に入籍済みの幸子さん(31)との結婚披露宴を行った。4年目の今季は日本シリーズMVPに輝くなど大活躍。球団は最大限の評価をしており、今季年俸の1350万円から、破格の5倍増も見えてきた。 ハッピーの絶頂にいる22歳に、さらなる幸せが舞い込みそうだ。今季大ブレークした今江の契約更改で“ご祝儀”が考慮されることになった。 「大幅アップになるでしょう。5000万?もっと上でしょう。内助の功もあって、よく頑張ってくれましたから」とはこの日、結婚披露宴に姿を見せた瀬戸山球団代表。契約更改の日程は未定だが、球団側の提示額は400%アップ、今季年俸の1350万円の5倍となる6750万円前後になる見込み。異例の大幅アップとなる。 この日披露宴を開いた幸子さんとは昨年10月に入籍。今年10月には長男・陸斗(りくと)くんも誕生した。私生活も充実、選手としても開幕からスタメンに定着。日本シリーズでは8打席連続安打の日本記録をマークし、MVP。さらにベストナインなどの各賞も獲得。公私ともに申し分ない1年を過ごした。 「成績が成績だったので、今年だけで終わらぬよう来季に向けて、しっかり練習したい。あとは契約?頑張ります」と今江。新たなスタートを切るためにも、大幅昇給で気持ちよく1年を締めくくるつもりだ。 2005.12.03 ■ 黒木、20%減の4000万でサイン 黒木が1日、1000万円減の4000万円で更改した。昨オフに右ひじを手術し、復活を期した今季も3試合に先発して2勝1敗。20%ダウンの提示にも「この世界は結果を残さないと仕方がない。頑張ればまた上がりますからね」と一発でサインした。アジアシリーズ以降も千葉マリンで6勤1休のペースでランニング、ウエートトレーニングに取り組んでおり、「来季はもう一度、うちの素晴らしい先発投手陣に割って入り、プレーオフ、今年投げられなかった日本シリーズで投げられるようになりたい」と目標を掲げた。 2005.12.01 ■ サブロー“4番手当”を要求 サブローが契約更改交渉で“4番手当”を要求し、1億円突破を狙う。8月途中から抜てきされ、4番に座った31試合で打率.388、8本塁打。規定打席にこそ達しなかったが通算で打率.313、ポストシーズンでも日本一に貢献した。「4番で結果を出したことを言います。今までチームが弱いからと言われ続けてきたので、球団がどう評価するか楽しみ」と4200万円から倍増以上を期待した。 2005.11.30 ■ 大幅アップ気配に…本社が3〜5億円を用意 ロッテは韓国・済州島で選手、球団関係者ら約150人を集めて球団納会を開いた。帰国後は31年ぶりの日本一で大幅アップの気配が漂う契約更改交渉が行われるが、球団の“財政難”を見越して3〜5億円の“本社マネー”が投入されることが分かった。チームは26日に帰国する。 海外で行われる異例の納会。選手らはゴルフや観光で“V景気”を満喫した。しかし、日本に戻れば契約更改交渉が待っている。31年ぶりの日本一で、年俸が軒並みアップするのは確実。“銭闘”が表面化しそうな状況で、ロッテ本社がバックアップに動き出す。 重光オーナー代行は「人件費があがるのは、仕方ない。それ(年俸アップ)は想定の範囲内です」と話し、今オフの契約更改については本社が“ご褒美”で全面協力。「来季以降、(球団が)独立採算で売り上げを伸ばしていければいい」と説明した。 メディアへの露出が増えたことで、広告塔としての役割を果たした球団に、年俸アップ分として試算される3〜5億円程度を用意する構え。年間30億円以上の赤字を計上する球団をサポートする。主力組の契約更改は来月6日前後からスタート予定。厳冬ではなく“暖冬”更改になりそうだ。 2005.11.26 ■ 渡辺俊 最低でも1億5千万要求 ロッテの投手会コンペが22日、千葉県木更津市内で行われ、渡辺俊介投手が12月の契約更改交渉でポストシーズン査定を求める方針を明らかにした。今季の年俸6100万円から150%アップとなる1億5000万円を最低ラインとする考えで「シーズン後の4試合をどう評価してくれるか」と話した。 2005.11.23 ■ 久保、更改でサウナ要求 19日、千葉マリン裏の海岸で開催された「幕張浜クリーンキャンペーン」に新人王を獲得した久保が参加。初の契約更改交渉の席で球場にサウナ設置を求めることを明かした。今季は10勝を挙げるなど先発ローテーションを守ったが「夏場はやはり体力的に落ちていた。サウナは血液の循環をよくするので、疲れがとれるんですよ」とその効果を説明するつもりだ。 2005.11.20 |
◆ ニュース etc. ◆
■ V2目指して頑張りましょう…仕事納めで瀬戸山球団代表 31年ぶりの日本一と初代アジア王者に輝いた今季の仕事納め。チームの快進撃とともに約39億円あった球団赤字は10億円近く削減された。瀬戸山球団代表は「素晴らしい1年だった。V2目指して頑張りましょう」とあいさつ。ただ「さらに営業の売り上げをあげていかなければ」と気を引き締めるのも忘れなかった。 2005.12.30 ■ 定詰雅彦氏がスカウト就任 ロッテは、元ロッテ捕手で四国アイランドリーグ徳島のコーチだった定詰雅彦氏(39)が27日付で編成部スカウトに就任したと発表した。また、服部大輔氏(35)をファームトレーナーとして、前楽天通訳の楠貴彦氏(28)をファームコンディショニングコーディネーターとして採用した。 2005.12.29 ■ 広島・ミッキー君vsロッテ・エルフちゃん!6.3〜4“犬の交流戦” ワンちゃんも交流戦じゃ。広島・松田元オーナーは27日、広島市内の球団事務所で、ボール犬のミッキー君(オス8歳=ゴールデンレトリバー)と、ロッテも来季採用することになったボール犬のエルフちゃん(メス6カ月=ラブラドールレトリバー)との競演を熱望した。すでに意向は伝えており、6月3、4日の広島球場が夢舞台となりそうだ。 戌年の来年にふさわしいワンダフルな企画が浮上した。ボール犬の交流戦だ。大人気のミッキー君に続いて、来季はロッテもボール犬、エルフちゃんを採用する。これに、大の愛犬家、松田オーナーが反応した。 「交流戦で来てもらって、ミッキー君と競ってほしい。向こうは若いからこっちに来れるやろ。戌年やし、見ていて楽しいし、実現させたい」 6月3、4日のロッテ戦(広島)での競演プランを明かした。すでに、ロッテには意向を伝えているという。ミッキー君は今季、4試合に登板。三、五回裏終了後に、かごをくわえて、球審にボールを運ぶ姿が大好評だった。3勝1敗の戦績に同オーナーは「縁起がいいんじゃ」とニヤリ。98年に中国訓練チャンピオン決定競技会で優勝したミッキー君に対し、エルフちゃんはまだまだ訓練途中。生後6カ月と若く、ロッテのキャラクター、マー君に襲いかかるなど元気いっぱいだ。実戦デビューは3月28日の日本ハムとの開幕戦(千葉)が予定されている。 「僕の夢は12球団に1匹ずつベースボールドッグがいること。そして、その12匹が集まって競うのが一番じゃ」。松田オーナーは壮大な構想を披露した。まずはロッテとの交流戦で、ボール犬ナンバー“ワン”を決める。 2005.12.28 ■ 2月に鹿児島でVパレード検討 瀬戸山球団代表は27日、来年2月19日に春季キャンプ地の鹿児島市で優勝記念パレード開催を検討していることを明らかにした。コースなど詳細は今後、市側と詰める。 2005.12.27 ■ ユウゴーが韓国ロッテへ 今季限りでロッテを戦力外となった天野勇剛(ユウゴー)内野手が韓国プロ野球のロッテに入団することが26日分かった。先週行われた入団テストに合格した。 2005.12.26 ■ 渡辺俊宣言「公式戦1位、最高勝率、世界一」 ロッテが25日、千葉県浦安市のサンルートプラザ東京でファン参加型の「千葉ロッテマリーンズ祝勝大忘年会」を行った。31年ぶりの日本一を達成した今季は、1、2部制の立食パーティーに昨年の3倍となる830人が集結。渡辺俊、大塚、渡辺正ら6選手とともに、2005年の快進撃を祝った。 2005.12.26 ■ 清水直&サブローが「有馬記念」プレゼンター エースと4番が「有馬記念」でプレゼンターを務めた。清水直はスタンドを埋め尽くした16万人以上の大観衆にビックリ。「この半分でも千葉マリンに入ってくれればいいのに…」と興奮気味。また21日に美浦トレセンを訪れ、レース研究を重ねたサブローは「ゼンノロブロイを本命にしたけれど外してしまった。でもレース自体は凄かった」と笑顔だった。 2005.12.26 ■宮田隆編成部長(44)が21日、球団社長付渉外担当部長に異動した。編成部長はしばらくの間は空席となる。また、田中良平投手(23)の背番号が19から99に変わる。 2005.12.22 ■ 「有馬記念は何がくる?」サブローが福永騎手と対談 競馬好きのサブローが、福永祐一騎手と都内のホテルで対談した。「将来は馬主になりたい」という夢を持つほどの競馬ファン。今年の国内GI5勝ジョッキーとの初対面に感激していた。「顔を見ただけで馬の名前がわかる?」「落馬って痛いの?」「有馬記念は何がくる?」と興味津々。最後にはサイン入りのムチをプレゼントされご機嫌だった。この対談は1月10、16日発売の週刊『Gallop』に2週にわたって掲載される。 2005.12.20 ■ 黒木 先発で1年フル回転だ 黒木知宏投手(32)が18日、千葉・幕張市内のホテルで行われた自身の後援会「ジョニークラブ54」に参加。12年目の来季は先発ローテーションでのフル回転を誓った。 2005.12.19 ■ 楽天 元ロッテのショート獲得へ 楽天がロッテで03年にプレーしたナショナルズのリック・ショート内野手(33)の獲得に動いていることが15日、明らかになった。球団関係者は「日本での経験があるし、向こう(アメリカ)でもさらに力をつけている」と評価。年内の合意を目指し、代理人と交渉を進めている。ショートは二、三塁と外野も守れるユーティリティープレーヤーで、03年のロッテ時代には127試合に出場し、打率.303をマーク。左右に打ち分ける広角打法が魅力だ。 2005.12.16 ■ 柳田、3ケタ体重OK 現在107キロ ベストでも103キロ 高校生ドラフト1巡目指名、柳田将利投手(18)が13日、球団から3ケタ体重の維持を容認された。 2005.12.14 ■ 燕・青木とロッテ・久保がゴールデンルーキー賞受賞 最優秀新人賞の受賞選手を対象とした『2005ゴールデンルーキー賞』(佐川急便株式会社協賛)の表彰式が12日、都内のホテルで開かれ、ヤクルト・青木宣親外野手(23)、ロッテ・久保康友投手(25)が出席した。今年で4度目となる同賞で、青木はヤクルトから3人目の受賞。久保は、ロッテから初受賞となった。 2005.12.13 ■ 楽天、フェルナンデス獲得 楽天は13日、前西武のホセ・フェルナンデス内野手(31)と契約を結んだと発表した。1年契約で契約金5000万円、年俸2億円プラス出来高。背番号は未定。フェルナンデスは、2003年にロッテに入団し、昨年から西武に移籍。今季は26本塁打を記録するなど、3年通算で打率.293、91本塁打をマークしている。 2005.12.13 ■ 日本一バブル!里崎のミット“鑑定額”は60万円 最強投手陣を率い、ロッテを日本一に導いた里崎の愛用ミットが、思わぬ高値がつくことが判明した。 「値段をつけるとしたら60万円。バレンタイン監督の“新しい野球”で、指令塔の役割を果たしましたから」 こう話すのは『開運!なんでも鑑定団』でもおなじみの、『流体力学旭堂』の前野重雄代表。里崎と同組でのラウンド後、“鑑定士”の血が騒ぎだし(?)、出品予定のないキャッチャーミットの値踏みを始めた。通常は約3万円。開幕前は15万円程度の価値だったというが、日本一バブルで価値が4倍に急騰したことになる。 「今年のイチ押し選手。私も欲しいぐらいです」と前野氏も目を輝かせる。さらに前野氏の予測では代表メンバーに選ばれたWBCを制し、世界一捕手になれば100万円超えも確実という。当の里崎は「WBC?ボクはボンズ、クレメンスのレベルしかわからないですから」と急激な知名度アップに戸惑いは隠せないが、すぐに頭を切り換え「でも何でも1番はいいこと」と世界一捕手宣言。 ちなみにユニホームも50万円以上。かつて12球団1の不人気球団と呼ばれたこともあるロッテだが、今季の活躍でどの選手のグッズも驚きの高値がつくとか。人気のロッテグッズは、この歳末、各地で行われるチャリティーオークションでも人気になること間違いない。 2005.12.12 ■ 中山競馬場でロッテ戦中継!? 千葉マリンを本拠地とするロッテが、同じ千葉県内のJRA・中山競馬場(船橋市)と協力関係を強化していくことが10日、分かった。イベントの相互交流などを増やしていく方針で、この日は諸積、橋本が同競馬場内でトークショー、野球教室に参加。メーンレース後は勝利騎手へのプレゼンターも務め、同競馬場関係者は「将来は千葉マリンで競馬中継、競馬場でロッテの中継ができたらいい」と説明。11日にも福浦、大塚がイベントに参加する。 2005.12.11 ■ 渡辺俊、第2子誕生 渡辺俊にベビー誕生だ。8日に夫人の明子さん(30)が第2子の女児を出産。バラ色のオフがさらに華やぐことになり「(オフの子育てが)2人分になるので忙しくなりますね」と笑顔を見せた。 2005.12.10 ■ 渡辺俊、2005報知プロスポーツ大賞受賞 第30回報知新聞社制定「2005報知プロスポーツ大賞」のプロ野球部門はセ・リーグが阪神・金本知憲外野手(37)、パ・リーグはロッテ・渡辺俊介投手(29)とチームのリーグ優勝に貢献した両選手が選ばれた。受賞の知らせを受けた金本、渡辺俊は、ともに喜びに声を弾ませるとともに、賞の重みをかみしめ、来季への決意を新たにしていた。 2005.12.08 ■ 村田兆治氏の集いに小宮山らがお祝い 4日、『村田兆治氏の野球殿堂入りをお祝いする集い』が都内のホテルで開かれ、小宮山ら3選手も出席。スピーチでは金田正一氏が「なぜ、29は永久欠番ではないのか?」と球団に直談判することを約束した。現在、小野が29番をつけており、村田氏は「後継者がいますから」と遠慮したが「私が交渉しよう」と力説していた。 2005.12.05 ■ 初芝 笑いと涙の引退試合 今季限りで現役を引退したロッテの初芝清内野手(38)の引退試合が3日、千葉市内の天台硬式野球場で約500人のファンを集めて行われた。地元の草野球チーム「ジャパン」との対戦で、初芝は3安打を放ったが、最後の打者となってロッテのポストシーズンの連勝を9でストップさせるオマケつき。涙あり、笑いありの演出で、ファンとともに背番号「6」のユニホームに別れを告げた。 2005.12.04 ■ 来季のコーチ陣発表 ロッテは2日、来季のコーチ陣を発表した。ボビー・バレンタイン監督が3年目の指揮を執るほか、コーチ陣は全員残留。二軍の打撃コーチ補佐に、今季調査を担当した平井光親氏(39)が新たに就任する 2005.12.03 ■ 流行語大賞に「ボビーマジック」 「2005ユーキャン新語・流行語大賞」の発表、表彰式が1日、都内のホテルで行われ、「ボビーマジック」がトップ10入りした。 2005.12.01 |
◆ 小坂、巨人へ ◆
■ 小坂 二塁も三塁も「準備します」 巨人に移籍した小坂が本職の遊撃手だけでなく、二塁や三塁にも挑戦する。23日、ジャイアンツ球場を訪れた篠塚内野守備走塁コーチが「ショートができればセカンドもできる。問題は併殺プレーだけ。サード?ないとは言えない」と複数ポジションを任せる考えを明かした。小坂は遊撃手として4度のゴールデングラブ賞に輝くなど、フィールディングは球界屈指。プロの1軍では二塁も三塁も守った経験はないが、小久保の右ひざへの不安や、新外国人の守備力が未知数であることなどから、首脳陣は“保険”をかけたい考えだ。この日、地元・宮城県仙台市で行われた野球教室に参加した小坂は「行けと言われれば行きます」と意欲的。来年2月の宮崎キャンプには遊撃用のグラブだけを持ち込むつもりだが「不都合が生じれば(三塁用に)大きなものも準備します」と、内野のオールマイティーを目指す。 ▼史上初セパ盗塁王に意欲 小坂が史上初の両リーグ盗塁王に意欲を見せた。「タイトルうんぬん言ってられないけど、もらえるものならもらいたい」。98、00年にタイトルを獲得したが、セでの最大のライバルは今季60盗塁の赤星(阪神)。「(今季も)彼の映像は見ていた。参考になる練習など直接聞きたい」と、5年連続盗塁王の技を盗む考え。通算300盗塁にもあと35に迫っており、アクセル全開で走りまくる。 2005.12.24 ■ 瀬戸山代表 気持ちは「レンタル」 ロッテの瀬戸山球団代表は小坂の放出理由について説明。「昨年からオファーはあったがずっと断ってきた。ただ、巨人が“百顧の礼”で迎えるという。ウチは若手も育ってきたし、巨人ではメーンで出場できるということだった」と西岡、今江の成長が今回のトレードにつながったことを明かした。 2005.12.22 ■ 巨人、ロッテから小坂獲得=金銭トレード 巨人は21日、ロッテの小坂誠内野手(32)を金銭トレードで獲得したと発表した。1年契約で年俸は2000万円増の1億1000万円、背番号は「2」。 2005.12.21 |
◆ WBC「ワールド・ベースボール・クラシック」関連 ◆
■ 渡辺俊、WBC決勝戦先発熱望 渡辺俊介投手が26日、王ジャパンのエースとしてオーティズ斬りを宣言し、WBCドミニカ共和国戦の先発を熱望。埼玉県行田市で巨人・矢野と合同自主トレを行った渡辺俊は「オーティズにリベンジしたい。ものすごいホームランを打たれているんで」とア・リーグの打点王(148打点)にして47本塁打の主砲へ闘志を燃やした。 昨年11月6日の日米野球第2戦(東京ドーム)。第2打席で160メートル弾を浴びた。以来、再戦の機会を狙っていたところ、王代表監督から直接、ジャパンのエースに指名された。 順当に勝ち進めば日本は準決勝でアメリカ、決勝でドミニカ共和国と対戦すると想定。渡辺俊が先発する可能性は十分にある。「対戦したら? 城島(マリナーズ)や松中さん(ソフトバンク)が交互にくるイメージ。僕は自分の特徴を出すしかないんで」と、日本が誇る左右の強打者を想定。浮き上がる130キロの直球と90キロのカーブで打ち取る自信はある。 この日から本格的に始動。今年はアジアシリーズがあったため例年より約1か月遅く、疲労も抜けていない。WBCまでは短期間で密度の濃い練習を強いられるが、「未知の経験なので楽しい」と頼もしい。 先の日米野球では対戦の記念に、オーティズにサイン入りバットをもらった。「『グッドラック、ワタナビ』と書いてありました」。再戦したらきりきり舞いさせ、きっちり名前を覚えさせるつもりだ。 ▼
渡辺俊 WBCへ思わぬ不安…!? 渡辺俊介投手が26日、埼玉・行田市の「クレーマースポーツ整形塾トレーニングセンター」で自主トレを開始した。しかし、今季の蓄積疲労から最後は息が上がる始末。来年3月のWBCのエースとして期待されるが、「体が回復しきってない。毎日やらないと置いてかれる」と不安を露呈した。 2005.12.27 ■ 王監督 世界制覇へボビーとタッグ 来年3月のWBCの日本代表を指揮する王貞治監督ボビー・バレンタイン監督をアドバイザー役に指名した。メジャーを熟知したボビーに米国代表などの戦力分析を依頼するもので、日本代表とロッテの練習試合も決定。パ・リーグを沸かせた両指揮官が「世界一」を合言葉に強力タッグを組む。 2005.12.19 ■ 西岡、王代表監督に先発直談判も 王ジャパンの申し子が、常夏の島で指揮官に決意表明を行う。WBC日本代表の西岡剛内野手(21)が11日、ハワイ優勝旅行(13〜18日)に参加することを決定。独身では唯一の参加だが、同時期にハワイ滞在中の日本代表を率いるソフトバンク・王貞治GM兼監督との接触を期待して参加を決めた。 2005.12.12 ■ ロッテ代表がプレWBC 瀬戸山隆三球団代表が10日、来年2月の豪州・ジーロングでの春季キャンプ中に、WBC豪州代表チームとの交流試合を実施する計画を披露した。日本代表にロッテは12球団最多の8人が選出されており、“本番”に向けての試金石となりそうだ。 2005.12.11 ■ 王さん大抜てき、WBC正捕手は里崎 王ジャパンの司令塔は里崎。WBCの日本代表監督を務める王貞治GM兼監督は10日、東京都内でスポーツ報知の取材に応じ、里崎智也捕手に正捕手を任せる考えを明かした。 2005.12.11 ■ 王ジャパン発表 ロッテから8人選出 WBCの日本代表が9日、東京都内のホテルで発表され、米大リーグからはマリナーズのイチロー外野手(32)、ホワイトソックスの井口資仁内野手(31)、パドレスの大塚晶則投手(33)が選ばれた。 アジア王者のロッテからは大量8人が代表入り。先発3人、中継ぎ2人の5投手の代表入りに女房役の里崎は「投手とのコミュニケーションは不安だったし、ウチから5人いるのは心強い。シーズンと同じように投手を生かす配球ができる」と笑顔。里崎のほか俊足の西岡、勝負強い今江と野手も特徴ある顔ぶれ。「ボビーの母国」での大暴れがバレンタイン監督への恩返しになる。 2005.12.09 ■ 渡辺俊&里崎 次は世界一バッテリー! 社団法人・電池工業会とスポーツニッポン新聞社が制定する「2005プロ野球最優秀バッテリー賞」(協力・資生堂)の表彰式が6日、東京・芝の東京プリンスホテルで行われ、ロッテの渡辺俊介投手―里崎智也捕手、阪神の藤川球児投手―矢野輝弘捕手の両バッテリーが受賞した。石田徹・電池工業会会長から各選手に賞金100万円、白根邦男・スポーツニッポン新聞社社長から表彰額が贈られた。WBCで日本代表入りが確実な渡辺俊は、里崎とともにアジアNo.1から世界一バッテリーを目指す。 2005.12.07 ■ 里崎、WBC日本代表正捕手狙う ロッテを31年ぶりの日本一、そして初代アジア王者に導いた里崎智也捕手(29)が、来年3月に初開催される国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)で、日本代表正捕手の座に意欲を見せた。27日、千葉マリンスタジアムでのメディカルチェック後、WBCへの出場について「まだ決まっていない」と前置きした上で「正捕手?それはありますね」と、前向きな姿勢を見せた。この日、都内で日本代表の王貞治監督(ソフトバンク)も参加し、日本代表スタッフ会議が行われ、候補30人が選出された。 まだ候補の連絡はない。マリナーズに移籍が決まった城島は不参加が確実。実績十分の中日・谷繁は出場に前向きだが、球団が選手派遣に消極的だ。王監督から正捕手に指名される可能性も十分ある。里崎は、千葉マリンでのシーズン終了後恒例のメディカルチェック後、慎重に言葉を選んだ。WBCの出場について報道陣に問われ「決まってもないですから。選ばれたら考えます。正捕手で行きたい?それはありますね。いろいろ勉強することもあるだろうし、できなかった体験もできる。勝ち負けも大事だろうけど、人生においてプラスになることがあると思う」と話した。 準備も頭に入っている。「選ばれれば、それなりの準備をしないとならない。1カ月ぐらい、開幕は早まる感じ」と話した。完全休養は今月中のみで、例年通り12月からは始動する予定だ。「まだ1軍に上がってきていない時のことを考えれば、2月1日が開幕みたいなものだった」と、早い段階に仕上げていく用意もできている。 正捕手の資格がある。シーズンでは橋本との併用が続いたが、94試合に出場し、チームを日本一、アジアNo.1へと導いた。今季の盗塁阻止率は4割で、昨季まで4年連続1位の城島(盗塁阻止率.397)を抜きリーグトップ。打率も.303、10本塁打、52打点をマークし、短期決戦となったプレーオフ、日本シリーズでは一発を放つなど、勝負強さも十二分に見せつけた。 アジアシリーズを経験し、国際大会独特のプレッシャーにも「感じる必要がない」と言ってのける。大会期間中はチームを離れることになるが「新人じゃないし、空けたとしても今までやってきたこともある。不安はないですよ」と力強い。ロッテから候補に選出される可能性の高い渡辺俊や小林雅とも、バッテリーとして修羅場をくぐってきた。日本の頭脳に、十分なり得る。 2005.11.28 ▼WBC派遣消極的球団にペナルティーも 巨人・清武球団代表は28日、WBCへの選手派遣に消極的な球団について「阪神、中日は1人でしょ、出すと言っているのは。最強チームをつくることを全会一致で実行委員会で決めた。従わないでペナントレースを戦おうなんてのは姑息(こそく)だ」と痛烈に批判した。 2005.11.29 |
◆ ハワイへ優勝旅行 ◆
■ ハワイV旅行から帰国 31年ぶりに日本一に輝いたロッテが、成田空港着の航空機でハワイの優勝旅行から帰国した。 2005.12.19 ■ ボビー、『オリックス・清原』大歓迎! ウエルカム・バック、キヨ!! 優勝旅行でハワイを訪れているボビー・バレンタイン監督が名球会ゴルフ表彰式を表敬訪問。オリックス入りが決定的な清原和博内野手(38)に関して「パ・リーグ全体にとって素晴らしいこと」と語った。ボビーのエールに清原は「ありがとうございます」。移籍効果による人気回復を見込んで、パ・リーグ全体が清原歓迎ムードだ。 2005.12.18 ■ 「良い友人を失った」バレンタイン監督神妙 選手とともにタレントのKONISHIKIさんの自宅に招待されたバレンタイン監督。オリックス・仰木前監督の訃報には神妙な面持ちにだった。「イチローの起用法について議論したことがある。1番か3番か。それが印象に残っている」。“ボビー・マジック”のヒントにもなった“仰木マジック”の日替わり打線。「良い友人を失ってしまった。いつも親切で、私の成功を祈ってくれていた」と名将の死を残念がっていた。 2005.12.17 ■ ベニー「野球アカデミーつくりたい」 ベニー・アグバヤニ外野手は14日(日本時間15日)、「ベニー・ベースボール・アカデミー」を設立したい考えを明らかにした。ハワイ優勝旅行のチームから離れ、宿泊ホテルから車で約1時間の自宅でのんびりと過ごしたベニーが、壮大な夢を口にした。 2005.12.16 ■ バレンタイン監督は読書 優勝旅行の2日目は自由行動。選手たちは家族らとプール遊びやショッピングで時間を過ごした。バレンタイン監督はロビーで、普段は見せないメガネ姿でゆったりと読書。すると、サーフィンに挑戦してきた西岡、渡辺正とバッタリ遭遇し「サーフィン?楽しかったデスカ?すごいデスネ〜」と感心していた。 2005.12.16 ■ ロッテが優勝旅行にハワイへ出発 31年ぶりに日本一に輝いたロッテが13日、成田空港から全日空機でハワイへの優勝旅行に出発した。選手、スタッフとその家族ら約130人が参加。米国に帰国中のバレンタイン監督も現地で合流する予定。福浦は「ゆっくり過ごしたい。こどもと海で遊びたいです」と笑顔。瀬戸山球団代表は「選手たちには羽を伸ばしてもらって、来季もがんばってもらいたい」。18日に帰国する。 2005.12.13 |
◆ フランコ・パスクチ・セラフィニ退団? ◆
■ オリックスがセラフィニ獲得へ オリックスの中村勝広監督は12日、ロッテを自由契約となったセラフィニ投手(31)と今季の契約を結ぶことを明らかにした。 大阪市内で取材に応じた中村監督は「(交渉は)九分九厘まできている」と述べた。近日中に入団発表を行う予定。 2006.01.12 ■ セラフィニのオリックス入り有力に ボビーが退団を明言 バレンタイン監督が、自由契約となっていたセラフィニ投手について「彼は他の球団に行く決断をした」と、退団を明らかにした。獲得に乗り出しているオリックス入りが有力だ。 球団はセラフィニとの交渉期限を15日(日本時間)に設定。ギリギリまで回答を待ったが、いい返事は届かなかった。 「彼は他の球団に行く決断をした。ウチより、はるかに上の提示をしたのだろう」。この日、同投手から「家族のために最善の決断をしたい」との電子メールを受け取ったバレンタイン監督はこう説明した。移籍先は「確かではない」と濁したが、オリックスと見られている。球団は今季11勝の左腕に、倍増の年俸1億2000万円プラス出来高を提示。マネーゲームに乗らない方針もあって、引き留めることはできなかった。 ただ、その他の外国人選手は残留の見込み。ボビーは「フランコとは合意した。李も残留の意志が強い」と明言。出場機会の少なかったパスクチも残留する方向だ。 2005.12.16 ■ セラフィニ放出も 15日回答期限…李、フランコは残留 去就が注目されていた外国人3選手のうち、セラフィニ投手について球団側が「放出やむなし」の姿勢を打ち出した。李スンヨプ内野手とフランコ内野手は来季も残留することがこの日、確実となったが、セラフィニには他球団がロッテを上回る条件を出していると見られ、瀬戸山球団代表も「回答期限(15日)までに返事がなければ新外国人獲得に動く」と明言。年俸の見直しなどは行わない方針を示した。 2005.12.15 ■ ボビーはセラフィニ引き留めず 人脈駆使し新外国人投手獲得も 今季11勝したセラフィニにも外国人選手との“交渉役”を任されている指揮官はラブコールを送るどころか、クールに言い放った。 「こちらとしては、戻ってきてほしいと思い、オファーしている。でも、さらに(他から)条件の良いオファーがあれば、そちらに行くかもしれない」 今オフ最重点課題といえる11勝左腕の残留交渉。他球団からの引き合いを理由にセラフィニ側は態度を硬化し、マネーゲームに持ち込もうとしている様相がうかがえた。ところが「交渉が長引くことはチームにとって悪いこと。この交渉を引き延ばすつもりはない」と、14日(日本時間15日)に設定された交渉期限を前に、バレンタイン監督から最後通告を突きつけた格好だ。 強気の背景には自信が見え隠れする。メッツを指揮していた時代も、外国人である“日本人選手”を巧みに操った。「他の日本人が米国で活躍できないのはワタシのような存在がいないからだ」とまで言い切る。その自信は環境が日本に代わり、選手が外国人選手になっても同じ。過去3年の外国人選手の活躍も顕著だ。この日監督と会談した瀬戸山球団代表は「これ以上(の金額)はやめておこうと話し合った」と指揮官の決断を支持。決裂した場合は即、ボビー人脈を駆使した新外国人投手の獲得に乗り出す。 11勝左腕の代役はいくらでもいる。これがメジャーワールドシリーズ、日本でアジア王者に輝いた名将の強みだ。 2005.12.15 ■ セラフィニ残留を断念、巨人が有力 ロッテがセラフィニ投手の契約更新を事実上、断念した。5日に自由契約選手として公示された後も慰留に努めてきたが、瀬戸山球団代表は「15日を期限にしたい」と発言。球団が提示した倍増の1億2000万円に対し、他球団の条件が軒並み上回っている実情に「マネーゲームをする気は全くない。それ以上欲しいと言った場合は仕方ない。セラフィニより若くて安い選手を探す」と付け加えた。 2005.12.13 ■ オリックス、セラフィニに1億5000万円提示 オリックスがセラフィニ投手に対し、年俸130万ドル(約1億5730万円)の単年契約を提示し、獲得に乗り出していることが8日明らかになった。5日に同投手が自由契約選手公示されたことを受け、オリックスは米国滞在中の鈴木渉外担当が接触。今季年俸6000万円の倍以上の好条件を提示した。交渉の経過次第では複数年契約も用意する方針だ。 2005.12.09 ■ 巨人もセラフィニ争奪戦参戦 巨人がロッテを自由契約になったセラフィニ投手の争奪戦に“参戦”したことが7日、明らかになった。ウインターミーティングが行われている米テキサス州ダラスで6日(日本時間7日)、巨人ニューヨーク事務所の中島康雄氏がセラフィニの代理人であるマイルズ・カーン氏と1時間以上にわたって交渉を行った。 2005.12.08 ■ オリックスがフランコ獲りを検討 オリックスが、ロッテを自由契約となったフランコ内野手と、阪神を戦力外となっていた久慈照嘉内野手(36)のダブル獲りを検討していることが6日、明らかになった。既に獲得に乗り出している前巨人の清原和博内野手(38)とドジャース・中村紀洋内野手(32)に続く野手補強。左の大砲と、守備の名手という攻守両面での戦力アップを目指す。 清原&ノリという右の大砲2門を描いた打線に“味付け”をする。中村監督が、新たに目を付けたのがフランコだ。前日にロッテを突如、自由契約となった左の長距離砲の調査にGOサインを出した。来季のクリーンアップ候補として、ロッテを31年ぶりの日本一に導いた助っ人を指名した。 2005.12.07 ■ オリックスがセラフィニ獲得戦に参戦 オリックスがセラフィニの獲得に動くことが5日、明らかになった。かねてセラフィニを調査しており、ロッテの保有選手名簿に記載されたことで一時は獲得を断念したが、自由契約選手として公示されたことで状況は一変した。 2005.12.06 ■ ソフトバンク早速動いた ソフトバンクが、さっそくセラフィニ獲りへ調査を開始する。王GM兼監督は「今、聞いたばっかり。どういう経緯でそうなったかをまず調べないといけない」と、今季11勝をマークした左腕の自由契約に強い関心を示した。石渡編成部長も「調べます。調査します」と、獲得に動き出すことを明言した。現在、ロイヤルズのダニエル・J・カラスコ投手(28)=186cm、97kg、右投右打=の獲得も目指しており、助っ人投手が一気に2人加入する可能性が出てきた。 2005.12.06 ■ ロッテ激震!フランコ、パスクチ、セラフィニ退団も 球団不手際で自由契約に アジア王者に激震が走った。ロッテが、マット・フランコ内野手(36)、ダン・セラフィニ投手(31)、ヴァル・パスクチ外野手(27)を全保留選手名簿から外し自由契約選手とすることを決定。5日、コミッショナー公示された。12月2日の段階では全保留選手名簿に掲載されていたが、代理人が反発したため、今回の措置を強いられる形となった。瀬戸山隆三球団代表は「残ってもらいたい希望は変わらない」と話したが、交渉は難航中。正式契約に至っていない李スンヨプ内野手(29)を含め、快進撃を支えた助っ人4人が退団し、他球団に流出する可能性が出てきた。 2005.12.06 |
◆ 李スンヨプ 残留が基本線もDHに不満 ◆
■ 李スンヨプ自由契約に 退団も視野に他球団と交渉へ ロッテは13日、李スンヨプ内野手(29)を自由契約選手とし、コミッショナー事務局から公示された。同内野手の代理人を務める水戸重之弁護士は同日、「ロッテとの交渉窓口は閉じないが、国内外を問わず他球団と話しをしたい」と語り、退団も視野に入れて他球団と交渉する考えを示した。 ロッテは李との契約が満了した昨年11月30日以降も保留者名簿に載せて残留交渉を続けてきたが、合意に至らず代理人の要請に応じて自由契約の手続きを取った。李側は現状維持の年俸2億円(推定)の提示に不満を抱いているが、ロッテの瀬戸山隆三代表は「条件の変更は考えていない」としている。 李は来日2年目の昨季、117試合に出場し打率2割6分、チームトップの30本塁打、82打点をマークした。 2006.01.13 ■ スンヨプ、ロッテ残留を明言…「1年後には大リーグに行きたい」 韓国の聯合ニュースによると、今季で2年契約が切れた李スンヨプ内野手が18日、「ロッテに残留することで合意した」と語り、来季もロッテでプレーすることを明らかにした。 仁川国際空港に帰国した同内野手は韓国記者団に「1年後には米大リーグに行きたい」と明言。米大リーグ挑戦に向け、もっと守備機会を増やすよう球団側に要求したことも明らかにした。 2005.12.19 ■ 「移籍」譲らず雲隠れ… 他球団への移籍を希望している李スンヨプに対し、早期に決着をつけたい同球団首脳が困惑気味だ。 2005.12.09 ■ 残留交渉、合意せず 瀬戸山球団代表は1日、李スンヨプ選手の代理人を務める水戸弁護士と2時間にわたって都内で残留交渉をしたが、合意には至らなかった。同代表はシーズン終了後、李本人に現状維持の年俸2億円(推定)で複数年契約を提示しており、改めて「是非残ってほしい」と訴えた。李側がサインしなかったことについて同代表は「条件面に不満はないと聞いているとのことだった。他チームから誘いがあるかは話さなかったが、オファーがあれば聞いてみたいのではないか。焦らず待ちます」と話した。 2005.12.01 ■ 交渉に自信…年俸2億円、複数年契約 今月で契約が切れる李スンヨプとロッテの第1回交渉が、来月1日に行われることが24日、わかった。日本シリーズ終了後、球団は本人に条件を提示。現状維持の年俸2億円で、複数年契約を打診している。瀬戸山球団代表は「すでに気持ちは伝えている」と話しており、代理人との交渉に自信を見せた。納会のため、この日チームは韓国入りしたが、李は左ひざの検査で欠席。同代表は「会って話したかったね。どうしても残ってもらいたいから」と残念そうだった。 2005.11.25 ■ 李に1年契約を提示へ 今季限りで2年契約が切れ、移籍も視野に入れる李スンヨプに対し、ロッテは1年契約で現状維持の年俸2億円を提示する方針であることが分かった。瀬戸山球団代表が、代理人である水戸重之弁護士と22日にも残留交渉を行う。将来のメジャー移籍を希望する李側は来季残留の条件としてDH出場ではなく、より多くの守備機会を希望し、交渉のポイントに挙げている。瀬戸山代表は「何としても残ってほしい。守備位置に関しては打撃の調子も関係してくる。左翼のレギュラーを獲得してくれればいいけれど」と話していた。 2005.11.19 ■ 李、残留条件にWBC出場 李スンヨプが来季残留の条件としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場を挙げた。16日、松静(ソンジョン)夫人、8月に誕生した殷赫(ウンヒョク)ちゃんとともに韓国へ帰国。弁護士の水戸重之氏と代理人契約を結んだと公表しており「希望は代理人に話してある。守備機会とともにWBCも1つの条件」とした。24日から韓国・済州島で行われる納会には出席する。今年で2年契約が切れ、移籍も視野に入れているが「焦らず悔いのない決断をしたい。ロッテで長くやるのが理想」と残留を前提とする意向を示した。 2005.11.17 ■ 李、水戸氏と代理人契約、メジャー移籍視野? 李スンヨプ(29)が13日、アジアシリーズ終了後の東京ドームで高津、石井一らをメジャーに送り込んだ水戸重之氏(48)と代理人契約を結んだと発表。今季までの2年契約が切れる今月30日までに残留交渉がまとまらなければ、以前から希望していた大リーグも視野に他球団移籍の可能性を示唆した。 2005.11.14 ■今季でロッテとの2年契約が満了する李スンヨプは2日、「来季のことはまだ決めていない。米大リーグ挑戦は夢だが、今オフはない。韓国からの話もないし、日本でのプレーを考えている」と希望を明らかにした。李は「慣れ親しんだロッテでのプレーが前提。(獲得に乗り出す)他球団の提示する条件がロッテと同じなら、移籍する理由もない」と基本線は残留。 だが、本職の一塁ではなくDHでの出場が多かった今季の起用について「選手としては打って守って走りたい。守備もやりたいというのは大舞台(メジャー)に行くのが困難になるから」と訴える。ロッテでは今季、守備位置を固定されず、DHでの出場も多かった。「モチベーションを保つのが難しかったし、自分の中ではきつかった」と率直な気持ちも吐露した。 現時点ではロッテから正式な契約の話はないという。アジアシリーズ終了後にも交渉のテーブルに着くことになるが、その際に、代理人を雇うかどうかも検討中だ。 「夢は捨てないでいたい。夢をあきらめたら選手は終わり」と本人は語った。自分が一番成長できる場所へ。アジアの大砲が大きな一歩を踏み出すかもしれない。 2005.11.03 ■ 微妙…李が移籍を視野に アジアの大砲の来季去就が微妙になってきた。関係者によると、李スンヨプは「DHではなく、守りながらプレーしたい」との希望を口にし、移籍も視野に入れているという。李は2003年、韓国・サムスンで56本塁打のアジア新記録を樹立。同年オフにメジャー移籍を希望していたものの果たせず、ロッテに移籍した。移籍1年目は14本塁打と本来の力を発揮できなかったが、今季は30本塁打し、阪神との日本シリーズでも3本塁打。持ち前の長打力、そして大舞台に強い精神力を見せた。 しかし李にとって、今季の起用法には決して満足できるものではなかった。“ボビー・マジック”と言われるバレンタイン監督のさい配で、DHや外野での出場が主だった。打順、守備位置も固定されず、出場も117試合にとどまった。さらに、李の韓国時代の本職は一塁だが、ロッテには福浦がおり、一塁で常時出場することは不可能。これらの事情から、李は移籍希望を口にしている。 李とロッテの交渉は今季までの2年契約。契約満了後は、李に選択権がある。選択肢としては、李が希望していた大リーグに加え、DHのないセ・リーグ、韓国球界復帰もあり得る。 一方で、李の年俸が2億円という高額であることが、移籍のネックとなる可能性がある。獲得となると、巨人など資金が豊富な球団に限られるが、今季の打率.260と決して確実性があるとは言えない李に、それだけ高額の年俸を支払うかは疑問だ。 ロッテは李の残留を求めており、2年間プレーしたことで、チームにも打ち解けている。果たして新天地を求めるのか、ロッテにとどまるのか。李の決断に注目される。 2005.11.02 |
◆ ボビーネタいろいろ ◆
■ ボビー スポーツマン賞受賞 日本外国人スポーツ記者協会(FSAJ)は22日、2005年のスポーツマン賞にフィギュアスケートの浅田真央(グランプリ東海ク)とプロ野球ロッテのバレンタイン監督を選出したと発表した。 FSAJは日本でスポーツ報道に携わる外国メディアや英字の日本メディアで構成。日本人部門ではグランプリ(GP)ファイナルを15歳で制した浅田が、外国人部門では外国人監督として初めて日本シリーズを制したバレンタイン監督がトップの票を集めた。 2005.12.22 ■ ボビー 米で世界一決定戦訴える 米国へ帰国しているバレンタイン監督が、テキサス州で行われたチャリティーイベントでワールドシリーズ王者と日本一チームで争う世界一決定戦の開催を訴えた。「今季のホワイトソックスの試合はテレビでしか見ていない」としながらも「ロッテは十分対抗できる。投手陣は制球がいいし、守備も素晴らしい。中軸打者のパワーはないが、勝利とは関係ない」と力説した。 2005.12.08 ■ ボビー 大統領に世界一決定戦直訴へ バレンタイン監督が1日、成田発の日航機で米ニューヨークに帰国した。指揮官は今月中旬に開催されるホワイトハウスでのクリスマスパーティーに出席予定で、ジョージ・ブッシュ大統領(59)とも対面。その席で自らが提唱する「リアル・ワールドシリーズ」の実現を直談判するつもりだ。 2005.12.01 ■ ボビー帰国 バレンタイン監督が1日、米国に帰国した。交流戦、初代アジア王座を含め、優勝続きの今季を振り返り、「様々な成功を収めて満足している」と同監督。記念写真や祝いの品を両手に抱え、「今までより持って帰る物は多い」と、おどけて見せた。1月下旬に再来日する予定。12月13日〜18日のV旅行(ハワイ)には参加するが、それ以外の予定は未定となっている。米大リーグのウインターミーティング(テキサス州ダラス)の期間中に、チャリティーイベントのため、同市を訪れる予定だが「自分の(経営する)レストランには立ち寄るかもね」と、会議には出席しない模様。豪州・ジーロングで行われる来年の第1次春季キャンプまで、ゆっくり家族と過ごす。 2005.12.01 |
◆ 新入団選手 ◆
− 2005 大学生・社会人ドラフト指名選手 −
■ | ■ | 年齢 | ポジション | 投打 | 出身 | 背番号 | 交渉状況 |
3巡目 | 根元俊一 | 22 | 内野手 | 右左 | 東北福祉大 | 32 | 11/30契約 契8000、年1300 |
4巡目 | 川崎雄介 | 23 | 投手 | 左左 | ホンダ熊本 | 49 | 12/05契約 契6000、年1000 |
5巡目 | 古谷拓哉 | 24 | 投手 | 左左 | 日本通運 | 27 | 11/19契約 契6000、年1000 |
6巡目 | 相原勝幸 | 22 | 投手 | 右右 | 富士大 | 53 | 12/06契約 契4000、年800 |
− 2005 高校生ドラフト指名選手 −
■ | ■ | 年齢 | ポジション | 投打 | 出身 | 背番号 | 交渉状況 |
1巡目 | 柳田将利 | 18 | 投手 | 左左 | 青森山田 | 15 | 10/28契約 契8000、年700 |
2巡目 | 林 啓介 | 18 | 投手 | 右右 | 福井商 | 37 | 11/01契約 契5000、年600 |
3巡目 | 末永仁志 | 18 | 投手 | 右右 | 南京都 | 66 | 11/06契約 契4000、年500 |
4巡目 | 細谷 圭 | 17 | 内野手 | 右右 | 太田市商 | 59 | 11/04契約 契3000、年500 |
◆ 退団 ◆
来る人があれば去る人も・・・ 第二の人生に幸多かれ
− 戦力外通告選手 −
■ | ■ | 背番号 | 年齢 | 戦力外通告日 | その後の進路 |
【外野手】 | 曽我部直樹 | 65 | 33 | 05.10.09 | 未定 |
【投手】 | 前田浩継 | 37 | 29 | 05.10.04 | 未定 |
【投手】 | 長崎伸一 | 49 | 25 | 05.10.04 | 未定 |
【捕手】 | 杉山俊介 | 93 | 28 | 05.10.04 | 未定 |
【外野手】 | 於保浩己 | 51 | 30 | 05.10.04 | 未定 |
【内野手】 | 澤井良輔 | 32 | 27 | 05.10.04 | 未定 |
【内野手】 | 原井和也 | 53 | 37 | 05.10.04 | 未定 |
【内野手】 | ユウゴー(天野勇剛) | 66 | 27 | 05.10.04 | 韓国ロッテへ |
【内野手】 | 富永旭 | 59 | 22 | 05.10.04 | 未定 |
− 自由契約・トレードなど −
■ | ■ | 背番号 | 年齢 | 通告日 | その後の進路 |
【内野手】 | 李スンヨプ | 36 | 29 | 06.01.13 | 退団〜移籍 |
【内野手】 | 小坂誠 | 1 | 32 | 05.12.21 | 巨人 (金銭トレード) |
【投手】 | セラフィニ | 42 | 31 | 05.12.05 | 退団〜移籍 |
【内野手】 | フランコ | 4 | 36 | 05.12.05 | 再契約の方針 |
【外野手】 | パスクチ | 43 | 27 | 05.12.05 | 再契約の方針 |
◆ マリーンズ来季スタッフ ◆
一軍 | 二軍 | |
2 ボビー・バレンタイン | 監督 | 71古賀英彦 |
78西村徳文(三塁) | ヘッド | ■ |
79井上祐二 | 投手 | 88荘勝雄 |
82トーマス・ロブソン | 打撃 | 75高沢秀昭 |
■ | 打撃補佐 | 72平井光親 |
87高橋慶彦(一塁) | 走塁 | ■ |
85袴田英利 | バッテリー | 77吉鶴憲治 |
81園川一美 | ブルペン担当 | ■ |
83フランク・ランペン | 内野守備走塁 | 76佐藤兼伊知 |
78西村徳文(ヘッド兼任) | 外野守備走塁 | 75高沢秀昭(打撃兼任) |
1・2軍巡回コーチ : 89佐野嘉幸、90金星根 |
○:新就任 △:移籍 ◇:復帰 青字 は05年のポストからの変更です。
退団
11/8、大谷幸弘コンディショニング担当(46)が退団