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8/30 tue  31 wed   H−M  福岡ヤフードーム

8/31 
M 3−6 H 清水直−斉藤。2回、二死一二塁から今江が先制の二塁打。5回には四死球で走者を貯め、橋本のタイムリーで1点を追加。が、そのウラ、カブレラに同点の2ランを浴びると、バティスタの犠飛でホークスが逆転。6回は二死一二塁から鳥越に2点二塁打。ここで清水直は降板。8回に里崎の二塁打で1点を返し、斉藤を降ろすが、ウラに一死一三塁とされ、またも鳥越にタイムリー。9回表は走者を出すが、後続を断たれまさかの連敗。斉藤は日本タイ記録となる開幕15連勝、ホークスにマジック15が点灯。マリーンズは自力でのレギュラー・シーズン1位が消滅。

8/30 
M 7−8x H 久保−和田。2回にホークスが1点を先制。6回にサブローのHRで追いつくが、ウラに無死からの3連打で勝ち越され、ズレータ・城島の犠飛で計3失点。久保は7回0/3で降板。その後二死二塁から2点を失い1-6。8回は3連打で一死満塁とし、里崎の2点打で和田を降ろす。スンヨプの三振後、今江のタイムリーで1点を追加。吉武からフランコ四球で再び満塁となり、西岡への死球で押しだし。5-6の1点差。続く堀のライト前で二者が生還し、ついに逆転。が、8回二死から薮田が3連打を浴び追いつかれると、9回ウラ、藤田から先頭の川崎が三塁打。一死を獲るが、松中の一ゴロで川崎が生還、痛恨のサヨナラ負け。

31日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「清水はカブレラ以外に失投はなかった。攻撃は積極的に打って走者を出した。ただその先で我慢ができなかった。もう少し粘っていれば、斉藤も甘い球を投げるしかなかった。この2試合は互いに力を出し合った試合だった。次は勝機を見出したい。現在、ウチがソフトバンクに負け続けているということは、次の対戦では勝つ可能性があるということ」

30日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「相手が勝利に必要な安打を打ったということ。こっちはランナーを出しながら、得点に結びつけられなかった。それだけだ。最後まで選手たちは勝利をあきらめないで戦った。いい試合はできた」
薮田:「逆転してもらったのに申し訳ない」
藤田:「打たれた自分が悪い」

■31日 福浦、頭痛で欠場 福浦和也内野手が試合前に頭痛とめまいを訴えてソフトバンク16回戦を欠場した。病院には行かず、今後の出場は当日の様子を見て決める。

■30日、加藤康介が登録された。

■29日 和田・久保、同級生対決 30日に先発予定の和田が、久保との同級生対決に気合をこめた。「久保ちゃんとは友達なんですけど一回も対戦したことがない。向こうも1位(通過)を狙ってくるでしょうし、とにかく粘って先に降りないようにしたい」。前回登板予定だったロッテ戦(25日、千葉マリン)が雨で流れたため中12日での先発。この日はキャッチボールを入念に行い「休養十分ですよ」と笑顔。
 また、31日に先発予定の斉藤は81年に間柴(日本ハム)が記録した開幕15連勝の日本記録に挑戦する。「記録はうれしいけど意識はしない。ロッテは誰がきてもいい投手。自分の投球をするだけ」

■29日 ボビー、メッセージ集2冊発売 バレンタイン監督の“メッセージ集”が出版されることが分かった。メッセージ集は10月中旬のプレーオフ終了後に2つの出版社から、それぞれ発売される予定。ボビーの野球観や価値観などが1ページに一言、紹介される。例えば“今から過去を変えることはできないが、それによって決断方法を変えることはできる”といった人生訓が紹介されるようだ。

 その1冊は『主婦と生活社』からで、働きざかりの20〜30代がターゲット。もう1冊は『マガジンハウス』からで、中学生以下を対象にしたものになる。さまざまな世代に読まれることで、さらにボビー信者が増えそうな予感だ。バレンタイン監督の本が出版されるのは第2次政権になって初めて。第1次政権(平成7年)でチームを10年ぶりのAクラスに導いたバレンタイン監督はわずか1年で退任したが、この翌年の平成8年に『1000本ノックを超えて』(永岡書店)というタイトルの本を出版している。メジャーでも監督経験のある同監督が、日米の野球の違いなどについて語る内容だった。

■29日、黒木知宏が登録抹消された。

 

8/26 fri  27 sat  28 sun   M−Bs  千葉マリン

8/28 
M 4−0 Bs 黒木−本柳。プレーオフ進出マジック1、夏休み最後の日曜日、そして黒木の復帰マウンドと、今季最多の観衆を集めた千葉マリン。高まる期待感のなか始まった試合は、初回に西岡・堀の連打から福浦の二塁打で1点を先制。毎回走者を背負いながらも力投を続ける黒木に、4回、サブローがHRで援護。黒木は7回二死一二塁で降板。打者29人に89球を投げ、被安打7、3奪三振、無失点と好投した。後を継いだ藤田は気迫のストレート攻めで水口を遊ゴロに斬ると、そのウラにスンヨプがレフトスタンドへ一発。さらに里崎のHRで貴重な追加点を挙げた。8回一死から薮田、9回を小林雅が締め、完封リレーで完勝。黒木は昨年6月以来、千葉マリンでは、01年6月5日以来1545日ぶりの勝利。オリックス戦の2年ぶりの勝ち越しを決め、首位ホークスとのゲーム差は3に。そして、今日、10年ぶりのAクラスが確定、プレーオフ進出が決まった。

8/27 M 6−2 Bs セラフィニ−ケビン。2回、二死からの連打でオリックスが1点を先制。そのウラにスンヨプ安打・今江の二塁打で同点とし、橋本四球で無死一二塁。ここで小坂の犠打が2-5-3の併殺打…。二死二塁となるが、続く西岡安打・フランコ四球で満塁と立て直し、四番サブローが勝ち越しの2点タイムリー。ケビンを5回で降ろし、7回は三振・盗塁死の後、福浦死球・ベニー安打で再度走者を貯め、スンヨプが試合を決める3ラン。好投のセラフィニは9回に3連打から犠飛で1失点も、来日二度目の完投で9勝目。貯金は今季最多の32。

8/26 M 4−0 Bs 小林宏−吉井。2回、一死一三塁からスンヨプの併殺崩れの間に1点を奪い、マリーンズが先制。4回には無死からサブロー・福浦が連打。続くベニーの二塁打で2点を追加し、その後、里崎の二ゴロの間にも1点を挙げ、この回計3点と吉井を攻略。小林宏は立ち上がりこそ不安定だったものの、その後調子を上げ、抜群の制球力で被安打7・無四球でプロ入り9年目の初完封勝利。また自身のオリックス戦での連敗を5で止めた。3位以内確定のマジックは「2」。

28日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「ファン、監督、コーチ、選手、みんなを満足させ、幸せな気分にしてくれた。相手に負けない気持ちが、特に秀でていたと思う。(プレーオフ進出については)シーズンを通してチームが成長し続けている。残りの試合もエキサイティングなものになるだろう」

黒木:「なんて言ったらいいかわからないね。この強いチームに入って、勝つことができて本当に幸せ。待ってくれていたファンのみなさん、本当にありがとうございました。長い間、お待たせしました。マウンドに上がる瞬間、楽しむ余裕が吹っ飛んでしまった。ファームではもっといい球が投げられたのに…。ドキドキするし、変な汗が出た。プレーオフがかかった大事な試合。ファンを含めて一体となっていたから気合が入った。この強いチームの戦力になるために、投げることだけでは喜べない。野球生命がかかっていると思って投げた。とにかく勝ちにこだわった。今日の勝ちは第1歩。昨年で“復帰”は終わっている。本当の意味で“復活”しなくては。これからソフトバンクに追いつき、追い越していきたいですね」

福浦:「ジョニーが初回のピンチを切り抜けたから、なんとか先制点を取って楽にしてあげたかった」
サブロー:「ピッチャーをなんとか勝たせたかった」
里崎:「黒木さんの直球は威力があった。打撃でも援護したかった。大きな1本が出て本当に良かった」
筒井廣明医師(黒木の主治医):「肩、ひじともに完治と思ってもらっていい。抜ける球もあったが途中で修正できるのだから、コンディションはかなりいいんじゃないかな」

27日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「力強さを感じさせる勝利。優勝を目指すチームらしい戦い方だった」
セラフィニ:「ストライクを先行させることを心掛けているのがいいのかもしれない。日本の夏は暑すぎるね。おかげで体重が8キロも減ったよ」
サブロー:「(2回は)絶好のチャンスをつぶさなくてよかった」

26日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(小林宏は)直球の制球力がよく、それが他の球種にいい影響を与えていたのだろう。今年はレギュラー・シーズンの後に試合ができるかもしれないね」
小林宏:「すごくうれしい。ファンの皆さんのおかげです。前回は惜しいところで一発を打たれたので、今回は最後まで抑えようとした。8回を抑えてから(完封を)意識しました。しかも、相手はプレーオフであたるかもしれない相手。よかったです。去年の悔しさがあって、今年これだけ勝てているんだと思う。今はチームの雰囲気がすごくいい。必ず首位を抜くと思います。期待してください」

■28日 マリーンズ、プレーオフ進出決定! パ・リーグは28日、ソフトバンクとロッテのプレーオフ進出が決まった。ソフトバンクは2年連続、ロッテは初めて。
 ソフトバンクは日本ハムに6-10で敗れたが、オリックスがロッテに敗れたため、ソフトバンクが残り21試合に全敗してもレギュラー・シーズンで2位以内が確定し、ロッテは3位以内に入ることが決まった。
 昨年から始まったパ・リーグのプレーオフは原則的に上位3チームで優勝を争い、2チームが勝率1位で並んだ場合に限り、そのチーム同士で優勝を争う。今季は2チームが勝率1位で並ぶのはソフトバンクとロッテ2チームに限られるため、両チームのプレーオフ進出が確定した。

■28日、高木晃次が登録抹消され、黒木知宏が登録された。

■26日 黒木が一軍合流 25日は台風11号の影響で本拠地でのソフトバンク戦が中止。チームが完全休養となったため、ナインとの対面は当初の予定よりも1日遅れとなった。先発予定の28日・オリックス戦は既に前売り券が完売。「久しぶりなので、みんなには“よろしく”とだけあいさつしました。今は不安よりもワクワク。待ってくれたファンにいい投球を見せたい」

■26日 来季からマンデーパリーグ廃止 パ・リーグが2001年から実施してきた月曜日の公式戦、「マンデーパ・リーグ」を、来季から実施しないことが明らかになった。
 パ・リーグはファンやマスコミの注目を高める目的で月曜日に公式戦を開催し、当初は観客動員数拡大など一定の成果を収めた。しかし、最近は観客動員も横ばいとなり、日曜日からの連戦で移動の負担も大きいことから、見直しを求める声が上がっていた。リーグ側はこうした状況に加え、セ・リーグとの交流試合が実現し、プレーオフも注目を集めている点を考慮、月曜日の開催を取りやめることにした。

■26日、パスクチが登録抹消され、ベニーが登録された。

 

8/23 tue− 24 wed 25 thu−   M−H  千葉マリン

8/25 
M − H 雨天中止 (小林宏−和田)

8/24 
M 1−2 H 渡辺俊−斉藤。初回、サブローの二塁打で1点を先制。しかし3回に一死三塁から大村の犠飛で追いつかれると、中盤は投手戦に。7回二死からズレータに一発を浴び、1点差。8回、2四球で無死一二塁とするが、小坂の犠打が2-5-3の併殺打、堀が倒れ無得点。9回は一死一二塁としたが、今江・スンヨプ凡退で試合終了。わずか5安打で完投した渡辺俊だったが、打線が救えず。直接対決に敗れ、ゲーム差は5.5に広がった。

8/23 
M − H 雨天中止 (小野−斉藤)

24日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(8回は)最もうまい選手の1人である小坂がうまくいかなかったのだから、仕方ない。渡辺俊はこのままシーズンを終えることはないだろう。願わくば、彼には全試合で投げてほしい。また、斉藤が無敗でシーズンを終えることはない」
渡辺俊:「失投で負けた。2球とも失投。あれで負けました。完全に僕のミスです。(ズレータの一発は)内角で詰まらせるか、ファウルを打たせるつもりだった。完全にひっかけてしまった。長打は警戒していたんですが…」

■25日 黒木が千葉マリンで50球 黒木知宏投手が、千葉マリンで約50球を投げ込んだ。台風11号による雨の影響で試合は中止となり、1軍合流は見送られたが、調整は万全だ。

 ソフトバンク戦中止が決定した1時間後の午後2時。ストライプのユニホーム姿で黒木が投球練習を行った。報道陣をシャットアウトして約50球。直球に変化球を交え、約20分間にわたって投げ込んだ。「調子はいつも通りです。台風がどうなるか分からないし(登板は)天気の関係もある。ただ28日に投げられたら頑張るだけ」

 黒木は慎重だが、今季初めて投球を見守った井上投手コーチの顔は満足そうだ。「昨年1軍で投げていた時よりも直球、変化球の切れがいい。やってもらわないと困るし、それなりの球を投げている」

 また黒木の投球を受けたのは3月以来という松井ブルペン捕手も、「スピンの効いたジョニーらしい球だった。手元で伸びている」。当時130キロ台前半だった球速は4日のイースタン湘南戦で146キロを記録するまでに復活した。右手の握力は右ひじ手術後は30キロまで落ち込んだが、キャンプ時には60キロとなった。「最近は測っていない」と笑うが、自身最高だった80キロに近づいている。

 球団側は、28日の試合後に球場内花火を50発打ち上げることも検討中。球団関係者は「夏休みも最後だし、黒木も復活するから」と、1軍復帰を派手に祝いたい考えだ。あえて黒木の投球を視察しなかったバレンタイン監督は、「どんな投手かはもう十分知っているから」。高まる期待。みんながジョニーを待っている。

■25日 小野 山崎の代役でセットアッパーに 右肩痛で2軍調整となったセットアッパー山崎の代役を、今季先発で7勝を挙げている小野が務めることになった。「前日(24日)監督から直接言われた。これからは大事な戦いが続く。昨年も前半は中継ぎを経験しているので戸惑いは少ない」と意欲的。バレンタイン監督も「小野はどの役割でも投げられる。できる限りのことをしてほしい」と期待していた。

■23日 『ハワイアンナイト』は大雨中止 首位攻防第1Rは雨天中止となった。『ハワイアンナイト』と題し、ハワイ出身のKONISHIKIや武蔵丸親方を招待。試合前にはグラウンドでフラダンスも披露されたが、その途中に突然の雨。そのまま中止が決定した。先発予定だった小野は「大事な一戦だったので、楽しみにしていました。残念です」とポツリ。

■23日 2軍にマジック「17」点灯 イースタン・リーグは23日、4位ながら自力優勝の可能性があった日本ハムがインボイスに敗れたため、首位のロッテに優勝へのマジックナンバー「17」が点灯した。マジック対象チームはインボイス。

■22日 黒木、28日先発へ 1年ぶりの1軍登板 バレンタイン監督は、右ひじ故障のため2軍で調整を続けていた黒木知宏投手を、28日のオリックス戦に先発で起用することを明かした。1軍登板は昨年8月16日の西武戦以来で、377日ぶりの復活マウンドとなる。

 「今度の日曜日のゲームには、黒木が投げる予定だ。とてもエキサイティングな試合になると思うよ。トップコンディションだと報告を受けているので、彼にとってもタイミングはいいはず。いい投球をしてほしい」とバレンタイン監督。ここまで先発ローテを守ってきた新人の久保が調子を落としているため、「間隔をあけたほうがいい」という指揮官の配慮もあり、白羽の矢が立った。

 黒木は昨季右肩痛を克服し3年ぶりの勝利を挙げたが、その後右ひじを痛め、8月16日の西武戦(4本塁打を浴び4イニングで降板)を最後に戦線離脱、昨年10月に手術を受けた。開幕を2軍で迎えた今季は、5月に右ひじ違和感で一時戦列を離れたが、6月以降は安定した投球を続けてきた。18試合に登板し、5勝1敗3セーブ、防御率2.31(リーグ2位)と好調をキープ。17日のインボイス戦では、6回5安打無失点で勝利投手。球数は100球以内に制限されたが、最速144キロの直球に加えてカーブ、フォークも決まり、9三振を奪った。

 昨年5月以来の本拠地での登板に黒木も興奮気味で、「1軍のチーム状況がいいので、その中に自分も入りチームの勝利に貢献したい」と楽しみにしている。

 「ファームでも100球くらい投げていたから、その辺がメド。立ち上がりをしっかり抑えてくれればいい」(井上投手コーチ)

■23日、山崎健垣内哲也が抹消され、神田義英辻俊哉が登録された。

■22日 渡辺俊、この3連戦に気合 チームが完全休養日の中、ただ1人、千葉マリンで48球の投球練習を行った2戦目に先発予定の渡辺俊。今季、ソフトバンクに3勝無敗の右腕は「直接対決は僕も(チームの)みんなも、全部勝つつもりでいる。1位が目標ですから」と言い切った。「敬遠しようが何をしようが、勝つためならどんな手段でも使いますよ。死ぬ気で勝ちにいきます」
 「負けていい試合はない。もちろん3連勝を狙う」(井上投手コーチ)

■22日 王監督、この3連戦は城島温存 ソフトバンク・王貞治監督は右肩痛から復帰した城島のスタメン起用を見送ることを明言。「チームの流れもいいので(城島は)試合の途中からと考えている。プレーオフ、日本シリーズで万全の状態で出るためにね。まだ(1位を争う)緊急事態じゃないから」

 

8/20 sat  21 sun  E−M  フルキャストスタジアム宮城

8/21 
M 10−6 E 清水直−山村。初回、サブローのタイムリーで先制したが、ウラに二死満塁からロペスに逆転の2点打。しかし2回、西岡の同点二塁打を口火に、福浦のタイムリーで2点、続く四番サブローの2ランで計5点を挙げ再逆転。清水直は3回に1失点も、4回は福浦が2点二塁打、5回スンヨプ、6回里崎がタイムリーを放ち、打線が立ち上がりから不調の清水直を援護。6回を投げ、被安打8、3失点で降板。以降は継投へ。小宮山が3失点もリードを守りきり、今シーズン70勝目を飾った。貯金は今季最多の31。楽天は今季2度目の10連敗。

8/20 
M 4−2 E セラフィニ−有銘。4回、里崎の2ランで先制。6回はここまで被安打1だったセラフィニが、礒部・沖原に連続タイムリーを浴び同点に。直後の7回、二死一三塁から大塚の左翼線への2点二塁打で勝ち越しに成功。8回を薮田、9回を小林雅で締めた。

21日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「清水直は球は高かったが、よく投げた。連勝は大きな自信になったのでは。サブローにはスターらしく活躍してほしいと期待していた。今はどの打順でも任せられる。23日からのソフトバンク戦も全力で戦うだけ」
清水直:「調子はよくなかったが、悪いなりに抑えられた。野手に助けられ、今は勝ち運が来ている」
サブロー:「サイクル安打は意識してなかったけど、あれだけ『ツーベース』って言われたらね。打順を意識すると打てなくなる。試合に出れれば何番でもいい。安打の延長が本塁打なだけ。後半戦から指1本、バットを短く持っているのがいいのかも」

20日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(平成7年のバレンタイン第1次政権に並ぶ69勝目)並べたのはいいこと。もちろん、そのときよりは勝ち星が伸びると思うよ」
セラフィニ:「自分の投球をすればそれだけチームにプラスになる。本当にうれしいよ」

■21日 32年ぶりに70勝到達 前後期制だった昭和48年に70勝(前35勝、後35勝)して以来の70勝到達。“32年ぶり”の記録にバレンタイン監督は、「常に全力でプレーしてくれている。しかるべき努力の結果だ」と選手をたたえた。ちなみに、シーズン1季制としては昭和46年以来となる34年ぶりの70勝。球団最多は1955年の85勝。

 また、パ・リーグ首位を走るソフトバンクのレギュラーシーズン3位以内が21日、確定した。ソフトバンクはこの日、西武に勝ったため、残り24試合に全敗しても現在2位のロッテ、同3位のオリックスを除く3チームに勝率で上回る。
 ただし、勝率1位に2チームが並んだ場合、当該チーム同士でプレーオフ第2ステージのみが行われるため、ソフトバンクのプレーオフ進出はまだ決まっていない。ロッテとオリックスが同率1位となる可能性がある。
現在のロッテの3位以内確定マジックは「4」。

■20日 26日は『Final Friday Fantasy』 ロッテは26日のオリックス戦(千葉マリン)を『Final Friday Fantasy』とし、夏休み最後の金曜日となるこの試合のチケットを割引料金にする。また、球場内のソフトドリンクを一律100円で販売する。

■20日 謎のマスコットの“正体”が24日明らかに ロッテの本拠地千葉マリンに今月2日から登場している謎のマスコットの“正体”が24日のソフトバンク戦で発表されることになった。カモメをモチーフにしたこれまでの3種類のキャラクターと違い、イワトビペンギンをイメージ。相手球団のユニホームで試合前、挙動不審でベンチ付近をうろうろしている謎のキャラは一体…

■19日 NPB、月1回ドーピング検査実施を発表 日本プロ野球組織(NPB)は19日、ドーピング(薬物使用)検査を公式戦で初めて実施することを発表した。現在は各球団を通じて選手に禁止薬物リストを正確に認識してもらうための手続きを進めている段階で、長谷川一雄コミッショナー事務局長は「今季には間に合わないかもしれないが、どんなに遅くても来年からはスタートさせる」と話した。

 禁止薬物や検査方法は五輪などの国際大会と同じ基準を採用。各球団とも少なくとも月1回は検査対象とされ、1チーム2選手が抜き打ちで実施される。日本プロ野球選手会側もこの日、実施を正式に了承した。ただ、現存の国内球場では正規の条件を満たした検査室を持つのが札幌ドームしかないため、しばらくは啓蒙期間として違反者への処分は厳重注意にとどめる。

 

8/16 tue 17 wed 18 thu  L−M  インボイス西武ドーム

8/18 
M 4−5x L 久保−宮越。2回に中島のHRで西武が先制。1-2の7回、一死満塁から堀が同点のタイムリー。さらに西武の守備の乱れから2点を勝ち越すが、ウラに中島の2ランで再び同点に。被安打4(3HR)4失点の久保はこの回で降板。この後は両軍ともに継投で延長戦へ。10回表・裏、11回表と、ともに得点圏に走者を置くが決定打を欠き、迎えた最終回。
12回から登板の小林雅が0-2からの3球目をフェルナンデスに痛打され、試合終了。

8/17 
M 9−1 L 小林宏−松坂。4回に今江のタイムリーで先制し、5回には2点を追加。7回はパスクチのHRに始まり、西岡の二塁打で計2点を奪ったところで松坂をKO。さらに二死満塁とし、今江が2点二塁打。8、9回にも1点ずつを加え計9得点。9回ウラ先頭の石井義のHRで、惜しくも完封を逃した小林宏はここで降板。山崎が後続を三人で斬り、7試合連続の2ケタ安打で快勝。5連勝で貯金30となり、今季の勝ち越しが決定した。小林宏は自己最多の11勝目。

8/16 
M 8−4 L 渡辺俊−河原。初回、福浦の犠飛で先制すると、小刻みに加点し渡辺俊を援護。4回に河原をKOし、6-1の8回、カブレラの2ランで追い上げられるも、すぐに2点を返し、最終回へ。二死から失点した渡辺俊は完投目前で交代。薮田が打者一人を抑え、余裕の逃げ切り勝ち。チームは4連勝。渡辺俊は自己最多の13勝目を、プロ入り初の2ケタ10奪三振で飾った。

18日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「最後はマサ(小林雅)のストライクがいいところに入ってしまった」
久保:「試合の流れを壊してしまい申し訳ない。あとは何も言いようがない」
小林雅:「1、2球目でストライクを取れなかった僕のミス。シュートが甘く入ってしまった。もったいない」

17日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(貯金30は)素晴らしい快挙だし、誇りに思う。それだけの功績を残してしかるべきチームだ。開幕からしっかりした野球ができているし、最後までできると思う」
小林宏:「7月(0勝2敗、防御率5.21)は死んでいたんで、その分は今月に取り返すつもりだった。低めに丁寧に投げられた。(完封は)めったにないチャンスだから、9回は狙ってマウンドに上がったんですけど…」
今江:「今日は打てないと思っていました。すべての球が特級品だから。初ヒットの味?だいぶ、濃いめです。前の打席はチャンスで凡退していたし、守備でもミスがあったから何としても打ちたかった。正直疲れはあるけど充実した疲れ。試合に出し続けてもらわないと結果も残せませんから」

16日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「攻撃はいいところで得点し、投手もしっかり投げてくれた
渡辺俊:「詰めが甘いですね。スイマセン。先に点をやらないことだけ考えた。最後はバタバタしたけど、勝ててよかった。(三振を)10個も取ったんですか?うれしいです。いつもと感じが違った。あんなに空振りが取れると感覚が違ってくる。ボールを見てくる打者も多かった。球数も増えるし、三振を取った時は点を取られますね。ソフトバンクが負けないので、相手がどこであろうと負ける訳にはいかないと思ってます」

■18日 伊東監督 久保投法に抗議 伊東監督が久保の投球フォームにクレームをつけた。2段モーション気味の左足のステップが一定せず、「3種類の投げ方をしている」として試合中に栄村球審に抗議したが認められず。2段モーションについては7月23日の監督会議で来季から厳しくチェックすると確認したばかりだが、「今年いっぱいは黙認ということだけど、それならやったもん勝ち」と試合後はぶ然としていた。

■17日 34年ぶり貯金「30」! 今季2戦2敗と苦手にしていた松坂を攻略して今季6度目の5連勝。3度目の挑戦で、ついに貯金は昭和46年以来となる今季最多の「30」の大台に到達。今季68勝目(38敗2分)で、バレンタイン自らが最初に指揮を執った95年以来、実に10年ぶりのシーズン勝ち越しが決定した。

■17日 今江、有藤を抜く22試合連続安打 今江が7月17日のオリックス戦から始まった連続試合安打を「22」に更新し、往年の「ミスター・ロッテ」こと有藤通世氏の70年の記録を抜き、堀と並ぶ球団4位に浮上した。

 4年目の今季から背番号が有藤氏と同じ8に変わり、三塁に定着。「ゴリ」というニックネームの通り、夏場でも力強さは落ちない。ムダな動きを省き、最短距離でボールをたたく打撃フォームに改良。ここ2カ月で打率を5分も上げた。球団記録はロペスが68年につくった26。プロ野球記録は高橋1、2軍巡回コーチが79年の広島時代に33をマークした。高橋コーチは「24、25あたりが一番苦しいと思う。でも思い切りがいいからね」という。

 バレンタイン監督は「まだミスターロッテというにはキャリアが浅い。まだまだミスターロッテJr.だ」と、あえて開幕から厳しい言葉を言い続けてきた。打率.337はリーグトップの石井義(西武)まで4厘差の2位。今や打線をけん引する存在にまでなった。「首位打者を意識すると全部がおかしくなっちゃうので…」と自然体を貫く。

■16日 ヨン様、マリンで”生エール” ロッテナインに、韓国の人気俳優ペ・ヨンジュンから応援メッセージが贈られることになった。

 フラボノガムやアーモンドチョコレートのCMキャラクターを務めるなど、ロッテ本社と関係が深いヨン様が最新主演映画「四月の雪」のイベントに出席するため、今月末に来日予定。球団はこの機会を利用して、31年ぶりの優勝を狙う選手への“生エール”を収録して、プレミアム映像を9月17、18日の西武戦(千葉マリン)で流す準備を進めている。

 また、ヨン様からの激励に対し、
バレンタイン監督、韓国の英雄・李スンヨプの返答シーンも検討。主演映画に関するお宝映像も流す予定で、さらに球場でしか買えないヨン様グッズの発売も考えているという。先着1000人程度を目安にオリジナルうちわなどのプレゼントも用意。これまで野球に興味がなかった中高年女性ファンの開拓も期待している。

 球団関係者は「詳しいことはこれから詰めるが、球場でしか見られないもの。たくさんの人に足を運んでほしい」と話した。

■16日 23日はハワイアン・ナイト・デー ロッテは23日のソフトバンク戦(千葉マリン)を『ハワイアン・ナイト・デー』とし、米ハワイ州出身のKONISHIKIさん、武蔵丸親方が来場。130人のフラダンサーも登場する。また、アロハシャツを着用して来場したファンを対象に、割引チケットを販売する。

 

8/12 fri  13 sat  14 sun  Bs−M  スカイマーク

8/14 
M 5−4 Bs 小野−萩原。初回、堀・谷のHRで1-1。3回、小野は2点を失うが、4回、フランコのHRと里崎の適時二塁打で同点に。6回、ガルシア・ブランボーの連打で勝ち越され、小野は降板。1点を追う8回、四番サブローが貴重な同点弾を放つと、9回、一死満塁からの一ゴロで、併殺打を焦った日高が本塁封殺後、一塁へ悪送球。里崎が生還し、相手の失策で勝ち越しに成功。ウラを小林雅が締めて競り勝った。

8/13 M 13−8 Bs 清水直−吉井。初回、堀・サブロー・フランコの3発で3点を先制。2回には橋本の2ランで、6連勝中の吉井をKO。4回、パスクチの2ランで加点し、5回は今江のタイムリー、スンヨプの2点二塁打、さらにパスクチの2ランと西岡のソロで計6点を奪い突き放した。その後は継投で序盤のリードを守り、両軍合わせて11本塁打の乱打戦を制した。5連敗中だった清水直は5回6失点ながら、6月17日以来2カ月ぶりの8勝目。吉井は今季初黒星。

8/12 M 11−3 Bs セラフィニ−スチュワート。初回、今江・サブロー・フランコの連続タイムリー、パスクチの3ランなど打者10人の猛攻で6点を先制。2回に堀のソロ、5回にフランコの2ランで突き放し、スチュワートをKO。6回は守備の乱れと今江の二塁打で2点を追加し、16安打で快勝。セラフィニは7回3失点で7勝目。オリックスの連勝は5でストップ。

14日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「サブローのホームランが素晴らしい一打。相手の救援陣に負けをつけたことが大きい」
サブロー:「初球からいくように心がけている。泳いだ分、全体重が乗った。勝ちにつながってうれしい。4番で本塁打は野球人生で記憶にない。いつもやられていたんで、いい勝ち方ができました」

13日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「紛れもなく本塁打で勝てた試合。ウチの方が打線は上だと見せつけられた」
清水直:「リズムが悪い中、点を取ってくれた野手に感謝したい。勇気をもらった」
:「まさか2日続けて打てるとは」
西岡:「今季初めてホームランを狙った」
橋本:「引っ張ろうとしただけ」
サブロー:「(4番でHRは)プロで打てるなんて思わなかった。監督が夢でも見たんじゃ?」
パスクチ:「(渡辺俊から神戸牛をおごってもらう約束を果たしてもらって)たらふく食べてパワーがついたのかも。今日もこれから食べようかな」

12日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(今後に向けて)いい兆候だ」
パスクチ:「チームに貢献するのが仕事。今日はできたかな」
フランコ:「スンヨプのためにと集中していた」

■13日、井上純が登録抹消され、塀内久雄が登録された。

■12日 小坂が6針縫うケガ 小坂誠内野手が12日の試合中、ベンチ裏で素振りをしていたチームメートのバットが頭部に当たり、神戸市内の病院で患部を6針縫った。この日は試合前に普段通り練習したが、試合は出場しなかった。

■12日 スンヨプに第1子誕生 李スンヨプ内野手の松静(ソンジョン)夫人が千葉県浦安市内の病院で3110グラムの男児(第1子)を出産した。母子ともに健康。

 スンヨプは前夜車で千葉に駆けつけ、朝の出産を見届けた。球場入りは試合1時間前。新米パパをナインは拍手で出迎えた。「子どものために(これからも)全力プレーしたい」

■12日 「応援ガム」発売へ 31年ぶりの優勝へ奮闘するロッテナインをキャラクターとした「マリーンズ応援ガム」が、首都圏限定でロッテ本社から発売される。ユニホームをイメージした外装に、包み紙にバレンタイン監督や選手の顔を印刷。36種類で各選手の抱負が添えられている。ロッテ本社広報担当者は「スポーツを連想させるレモン味。これまで試供品などとして無料配布したことはあるが、商品化されるのは初めて」と説明した。

 

8/8 mon  9 tue  10 wed   M−F  千葉マリン

8/10 
M 1−7 F 久保−金村。4回、セギノールの2ランなどで3失点。ウラに今江、スンヨプの連続二塁打で1点を返すが、5回に四球を挟む4連打で2失点。さらに2つの犠飛で計4点を失い、大勢が決まった。久保は4回途中、9安打7失点で降板。打線は10安打10残塁と連夜の拙攻。

8/9 
M 4−6 F 小林宏−立石。4-2で迎えた9回、小林雅が3安打を浴び2失点。9,10,11回とサヨナラの機会を逃すと、12回に山崎が一死満塁のピンチを招き、高木が坪井にタイムリー。さらに1点を失い、最終回は一死二塁から連続三振で試合終了。15安打4得点では...

8/8 
M 4−3 F 渡辺俊−リー。2回、今江の2ランで先制。7回に犠飛で1点を失うが、直後に里崎のHRで突き放し、8回ウラは代わった横山から西岡三塁打・堀の犠飛で3点差に。9回表、一死一三塁で小林雅へ。が、初球を稲葉に走者一掃の二塁打、たちまち1点差。後続を抑え、辛うじて逃げ切った。渡辺俊は自己最多に並ぶ12勝目。チームはこのカード5連勝。

10日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(9連戦で選手に)疲れはあるかもしれないが、明日はゲームがない。充電して次のゲームに臨みたい」
久保:「追い込んでからの勝負球が甘くなってしまった。打たれるということは自分の力が足りないということ。これからどんどん力をつけていかないと」

9日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(小林雅は)いいものを出せなかったね。多少、疲れが出てきているのかもしれない」
小林雅:「苦手意識はないが結果が悪かった…」

8日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「とにかく我々は常に試合のことを考えている。いいゲームができてよかった」
渡辺俊:「完投?勝てばいいんです。ソフトバンクと差がなかなか縮まらないので、(相手が試合のない日に)何とか勝とうと。粘りの投球ができたと思います。(ハム戦3年越しの8連勝に)相性は意識しないようにしている。いやらしい左打者も多いですしね」
今江:「(15試合連続安打に)状態はいいです。ピッチャーの力になりたいと思って、毎日がんばっています」

■10日 久保、55年ぶり新人8連勝ならず 久保が4回0/3を9安打7失点で降板。自身の連勝も「7」でストップした。これまでの新人の球団記録は昭和25年の荒巻、榎原(毎日)の8連勝。55年ぶり、球団史上3人目の快挙を達成する絶好のチャンスをモノにできなかった。球団で2ケタ勝利をマークしたルーキーは、荒巻、榎原以来出ていない。まずは“リベンジ”の10勝を目指す。

■9日 主催試合100万人突破 ロッテは9日の日本ハム戦で2万2070人の観衆を集め、今季主催試合の観客動員が100万人を突破した。昨季は48試合での達成だったが、今季は入場者数を実数発表に切り替え、53試合での突破となった。

■9日、ベニーが登録抹消され(右股関節痛のため)、パスクチが登録された。

■8日 選手の薬物使用「絶対ない」=週刊誌報道を否定 ロッテの一部選手が覚せい剤のような薬物を服用していると8日発売の週刊朝日が報じたことに対し、ボビー・バレンタイン監督と瀬戸山隆三球団代表は同日、千葉マリンスタジアムで記者会見し、内容を全面的に否定した。
 興奮剤アンフェタミンを含むグリーニーという錠剤を選手が飲んでいる、とする記事に対して同監督は、取材を受けた選手、スタッフから事情聴取を行ったとし、
「今季、ロッテ選手のロッカールームにアンフェタミンが入ったことは絶対にない」と断言。同代表も「記事には何の根拠、証拠もない。非常に不快感を持っている」とした上で、「まずは事態を沈静化させようとしているところ。(訴訟などは)次のステップとして考えたい」と法的措置にも含みを持たせた。
 アンフェタミンは国際オリンピック委員会(IOC)に指定されている禁止薬物。日本プロ野球組織は3月にドーピング検査の実施を決め、早期の導入を目指して準備を進めている。

■7日 ロッテ選手に薬物疑惑 瀬戸山隆三球団代表、8日発売の週刊朝日に、ロッテ選手が薬物を使用しているとの内容の記事が掲載されることについて「その件については明日(8日)話す」とし、何らかの説明を行う方針を示した。

 同記事のタイトルは「ロッテ選手たちがのんでいる“謎の薬物”」で、複数のロッテ選手が集中力が増す「グリーニー」と呼ばれるカプセルを常用していると指摘している。また「(覚せい剤として指定されている)アンフェタミンをのんでいる」との選手のコメントや、識者の「MDMA(合成麻薬の一種、通称エクスタシー)の可能性がある」との見方も示した。

 この記事に対し、バレンタイン監督は「中心選手の誰も使用していないだろう。こういうことは証拠もないのに書かれるべきではない」と完全否定。「(使用していないことを選手に)証明させることも考える」とも話した。

 

8/5 fri  6 sat★  7 sun  M−Bs  千葉マリン

8/7 
M 1−5 Bs 小野−萩原。2回、小野は連打から犠打を一塁へ悪送球。押しだしの死球で先制点を献上。続く平野の一ゴロの間にさらに1失点。3回は一死から4連打で2点を失い、早々に降板した。オリックスも先発の萩原が3回途中で降り、以降の小刻みな継投に打線が全く奮わず、7回以降は無安打。反撃の気配もなく敗戦。

8/6 M 0−4 Bs 清水直−吉井。2回に2点、8回に2点を失い、吉井に8回ウラ途中までを2安打に抑えられる一方的な展開。後続投手から二死満塁としたが、サブローが中飛に倒れ無得点。9回も大久保に三人で斬られ完敗。清水直は完投も9敗目。連勝は5でストップ。

8/5 M 3−2 Bs 小野−ケビン。2回、小野が塩崎への頭部死球で危険球退場。急遽、登板した高木が連打を浴び2失点。しかし4回、堀のタイムリーで1点差とし、なおも一三塁。ケビンのボークで同点。5回は無死一塁から堀のセンター前を谷が三塁へ悪送球。走者の西岡が生還し、勝ち越し。高木は6回途中までを投げ、今季初勝利。終盤は継投で逃げ切った。

7日、試合後のコメント

小野:「気持ちばかりが前にいってしまい、うまくコントロールできませんでした…」

6日、試合後のコメント

清水直:「勝ちたいという気持ちが強かった。点を取られたら負けます」

5日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「先制されても諦めず、全員が力を発揮してくれた。高木は予期しない状況で素晴らしい仕事をした」
高木:「座って試合を見てました。20球弱くらいで何とか肩をつくりました。普段と違うテンションだったけど、自分の投球を心がけた。とにかく夢中でした。晋吾のために、なんとかしたかった」
小宮山:「(先発が序盤に崩れた際の”救援要員”の役回りは)若い投手がやってもプラスにならないし、壊れるよ」

■5日 小野が危険球退場 小野投手は、オリックス10回戦(千葉マリン)の2回に塩崎内野手の頭部に死球を与え、危険球で退場処分となった。退場処分はパ・リーグ9人目(11度目)。塩崎は大事を取り、2回裏の守備から退いた。

 

8/2 tue  3 wed  4 thu  M−E  千葉マリン

8/4 
M 8−3 E セラフィニ−紀藤。4回に今江の悪送球から1失点。5回、先頭の今江が自らのHRで1点を取り戻すと、打者一巡の猛攻で4得点。6,8回にはサブローの2打席連続のHR(ソロ、3ラン)でさらに4点。セラフィニは来日初の完投勝利。楽天は今季最多の借金36。

8/3 
M 14−6 E 久保−岩隅。3-4の4回、井上の2点打で逆転すると、この回一挙5点。6回にさらに5点を挙げ、7回には今江のタイムリーでダメ押し。連日の先発全員安打で3試合続けての2ケタ得点。3回以降持ち直した久保は7回を投げ4失点で9勝目(7連勝中)。

8/2 
M 15−1 E 小林宏−ラス。2回、トレーシーのHRで先制を許すが、直後に8点を挙げ逆転。6回にも4点を挙げると、7回は里崎の3ラン。先発全員の19安打で圧勝した。小林宏は12奪三振で1失点完投、10勝目。

4日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「セラフィニは文句のつけようがない内容。今後もたくさんの勝利に貢献してくれるだろう。今江は開幕から一番安定している。1球1球、真剣に取り組む姿勢が好調の要因」
セラフィニ:「(初完投は)非常にうれしく思っている。今日はストレートがいいところに決まっていたね」
今江:「前の回にエラーして失点につながったので、何とか取り返したかった。最高のホームラン。集中打が出るのはいいこと。今はタイミングが合ってますね」
サブロー:「最高です。両方完ぺきな当たりでした」

3日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「誰かがよくなると全員がホットになる。今日も全体的に広がっていった」
久保:「序盤は甘くなったところを狙われたけど、3回以降は自分のリズムで投げられた」
橋本:「春先のいいときに戻ってきた。あしたもこれぐらい打って勝ちたい」

2日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「全員が貢献してくれた。これ以上の勝利はない」
小林宏:「7月は全然いい投球ができなかった。投げ急いで力んでいた。1カ月以上、苦しみましたね。今日は勝つことが最低限の目標だったので、達成できてうれしい」
里崎:「(小林宏は)根気強く投げればいつかは勝てると思った。今日はスライダーがよかった」
今江:「(4安打2打点は)うれしい。打順が(9番から6番に)変わって打てないと言われるのは嫌だから」

■3日 26年ぶり3戦連続2ケタ得点 ロッテでの3試合連続2ケタ得点は、昭和54年8月12-14日以来、26年ぶりの記録。(昭和54年8月12日○10-2近鉄、13日○12-8近鉄、14日○10-3南海) 昭和26年巨人、平成10年ダイエー、15年日本ハムが、4試合連続2ケタ得点しており、4日の楽天戦で、これに挑戦する。

■1日 来季交流戦も集中開催方式で プロ野球実行委員会は、来季の交流戦について、今季と同じ集中開催方式での実施で合意した。日程は5月9日から6月18日まで。分離開催を求める球団もあったが、実務面で難しいと判断された。また、来年の球宴を7月21日、22日に神宮と宮崎で開催することを決めた。日本シリーズは10月21日からの開始となった。

■1日 8日は橋幸男と盆踊り 8日の日本ハム戦に歌手の橋幸夫が来場。試合前に今年発売された『盆ダンス』を披露する。この曲は盆踊りのテイストで夏にぴったり。球場に詰め掛けたファンと一緒に踊って、盛り上がるのが目的だ。

 橋さんは以前からロッテの大ファン。球団担当者は「マリーンズのために何かできればというお話があって、今回実現しました」と説明する。当日はチアパフォーマーのM☆Splashが浴衣に着替えて登場。橋さんには背番号『84』の特注ユニホームが用意される。

■1日 セリーグ、プレーオフ導入に前向き セ・リーグは都内で理事会を開き、プレーオフ制導入を前向きに検討する方針を固めた。横浜から案が示されたことを受け、さらに具体案を話し合った。早ければ来季からの導入を目指す。理事長を務めるヤクルトの倉島今朝徳専務は「慎重論もあるが、プレーオフを必ずやらざるを得ないという気持ちでは(6球団で)一致している。パ・リーグを巻き込んで行うという案もある」と話した。実行委員会などで検討される見通し。

 

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