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5/27 fri 28 sat 29 sun  M−YB  千葉マリン

5/29 
M 6−3 YB 渡辺俊−那須野。初回に里崎が満塁弾を放つと、2回西岡、3回スンヨプのHR攻勢。渡辺俊は失策絡みで3失点も8回を投げ、8勝目。最後は小林雅で締めた。

5/28 
M 3−6 YB セラフィニ−吉見。5回、小坂の悪送球からタイムリーを浴び1-1の同点に。8回、代わった薮田が佐伯に被弾。直後にスンヨプの一発で追いつくが、9回にさらに2本のHRを浴び撃沈。連勝は6でストップ。

5/27 
M 8−2 YB 清水−三浦の再戦。2回にサブローが先制ソロを放つと、3,4回に3点ずつを加え三浦をKO。清水は完投で交流戦初勝利の5勝目。今季3度目の6連勝で貯金は今季最多の23。2位ソフトバンクとの差も最大の5ゲームに開いた。

29日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(渡辺俊は)すばらしい内容。打線が援護し、勝つチャンスをあげれば十分に勝てる投手。(里崎は)今年の活躍を象徴するようなホームラン。とてもいい選手だ」
李スンヨプ:「外に逃げていくボールだけど、ストレートだと思う。自分のスイング、バッティングができた」
里崎:「初回からおいしい場面が転がり込んできたなと思って…。打った瞬間、“今日のお立ち台はオレだな”と確信しました。最高の場面で最高の結果が出せた。交流戦は“おっ、清原さんだ”とかミーハー気分でやってます。打順もクリーンアップだと自己満足して打席に入れるから楽しい」
渡辺俊:「恥ずかしいエラーをしたので、あとは必死に抑えにいった」

28日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「吉見はいい内容だった。タイミングが合っていなかった。薮田はいつもいい投球をしている。今日は横浜の打者を褒めるべき」

27日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「李はチャンスに大きな2打点をあげてくれたし、戻ってきた小坂も貢献してくれた。きょうもまた、選手の貢献度の高い試合だった。先発メンバーを決めるのは監督に任された大事な仕事。毎日、同じメンバーを使うのであれば誰が監督をやってもいい。さまざまな理由があるが、正しいと思うからやっているんだ。(2位ソフトバンクと5ゲーム差に)その話をするには少し早すぎる。今、集中しなければいけないのは目の前の試合だ」
李スンヨプ:「タイミングを崩されたが、泳ぎながらもうまく打ち返せた」
清水:「今日はどんなにやられても、マウンドにいようと思った。2点も取られてガッツポーズなんてできなかった。もうアカンって感じです。でも本当にホッとした。今日のヒーローはモロさんじゃないかと思う。助かった。相手もエース。それが宿命。勝って、優勝に貢献したい。」

■29日、神田義英が登録抹消、川井貴志が登録された。

■28日 来春はオーストラリアキャンプ? ロッテは30日から瀬戸山球団代表らを来春のキャンプ候補地である豪州・ジーロン市に派遣。条件面などを協議する。交渉が順調に進めば、来春は前半をジーロン市、後半を従来の鹿児島市で行うことになる。同代表はその後は上海に移動、業務提携している中国野球リーグの北京チャイナホープスターズの試合を観戦する。

■28日、9回から登板の横浜・クルーンが杉永球審から投球動作に関して注意を受けた。
 球審はセットポジションの際に盗塁が考えられる局面とそうでないケースでは左足の動きが極端に違うと指摘し
「正々堂々と戦いなさい」と指示。これに対して牛島監督は「アンフェアと言われて頭にきた。ルールに書いてあるのか」と激高。結論が出ないまま物別れした。
 クルーンは注意された後は明らかに球速がダウン。
「よく分からない。みんなが(解決法を)考えてくれると思う」と淡々と話した。

■27日 「牛島投手」がマウンドへ 試合前、両チームの監督やコーチが始球式を務めるというユニークな催しがあった。マウンドに立ったのは横浜の牛島和彦監督、捕手役に横浜の福沢洋一コーチ、そして打席はロッテの西村徳文コーチだ。
 この3人、かつてはロッテでチームメートだった。牛島-福沢のバッテリーは現役時代の再現。44歳の「牛島投手」(ロッテが千葉マリンで初勝利を飾った平成4年4月7日のダイエー戦の勝利投手は同監督)は、名リードオフマンとして鳴らし、首位打者にも輝いた「西村選手」から直球で空振りを奪った。
 セ・パ交流戦ならではの粋な企画。往年のロッテファンにとってはうれしいシーンとなった。

 

5/24 tue 25 wed 26 thu  G−M  長野〜東京ドーム

5/26 
M 11−10 G 久保−工藤。2-2の4回、6本の長短打で5点。その後も加点し、今季23度目の2ケタ安打。久保は7失点ながら打線に救われ4勝目。全得点をHRで挙げた巨人に対し、HRナシで打ち勝ち3タテ。

5/25 
M 5−3 G 小林宏−内海。序盤の接戦を制し、7回途中からの継投で2点のリードを守りきった。12安打で5得点も投手陣の粘りと、着実な試合運びで快勝。交流戦でも首位に浮上。

5/24 
M 11−0 G 小野−上原。堀とベニーのソロ本塁打で先行し、2-0のまま試合は進行。7回にベニーのタイムリーで貴重な追加点を挙げると、8回には福浦の2ラン。9回は一挙6点を奪い快勝。貯金を今季最多の20とした。小野は7回途中まで要所を締めて5勝目。巨人は11安打を放ちながらの零封負け。連勝は4でストップ。

26日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「何回か忘れたけど、今江、西岡が打点をあげたイニングがあった。2人の年齢を足しても、相手のピッチャーの年齢には届かないんじゃないかな。入団したときは生まれてなかったはず。(巨人戦は)もう終わったこと。明日からの横浜戦に目を向けていきたい」
今江:「ここ何試合か、チャンスで打てなかったので、ホッとした。久保さんには(12日の)阪神戦でエラーをした借りがありましたから援護できてよかった」
西岡:「(カウント1-2の)バッティングカウントだったので、1、2の3で直球を狙って打った」
久保(2回、杉永二塁塁審から「二段モーションではないか」との指摘):「流れが悪かったから、巨人が言ってきたのでしょう。そこまでして、崩しにきたのはうれしい」

25日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「まだ試合も多く残っている。順位は意識しない。巨人はいいチームだけど、いい状態じゃないな」
小林宏:「今日はすごく特別な日。子供が生まれました。着替えて会いに行きます」

24日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「チームのみんなが楽しんでいる。全員が勝利に貢献してくれている。今が最高の状態だ。小野はシュートが走っていた。打線は(史上最強打線といわれる)巨人に負けず劣らず活発だったね」
李スンヨプ:「自分のスイングができず、ホームランもヒットも打てなかった」
:「こんなことを言うのも悪いが巨人に対する特別な感情はない。僕らはユニホームを見て戦っているわけじゃない」
ベニー:「セ・リーグのエースを打たなければ、パの首位は本物でない」
小野:「ロッテの強さを全国にお見せできて、うれしい」

■26日 交流戦前半戦終了 各球団とも相手リーグの6チームとの最初の対戦を終えて前半戦が終了し、両リーグの対戦成績はパ・リーグが52勝51敗3分けでセ・リーグをわずかにリードした。順位はパの首位を快走するロッテが12勝6敗でトップ。2位には11勝した阪神とヤクルトが続き、巨人とソフトバンクが4位で並んだ。新規参入の楽天は中日3連戦で3連勝して11位。最下位に転落した中日は6カードすべて負け越し、リーグでも交流戦前の首位から3位に後退した。

■25日 小林宏之、第1子誕生 小林宏之投手の夫人、佳世さん(20)が千葉・浦安市内の病院で長男(第1子)を出産。2920グラム。母子ともに健康。

 試合開始前の午後4時59分。長男の誕生といううれしいニュース。「変なピッチングはできない」と自分にプレッシャーをかけた。25日の午前2時。陣痛の始まった佳世夫人と病院に直行。6時まで付き添った。「帰って寝たら?」と言われ、帰宅して3時間の仮眠。病院に立ち寄ってから球場入りした。「ドキドキしていたけど、生まれたことを知って、落ち着きました」と満面の笑みを浮かべた。「人生最良の日。忘れられない1日になりました」

■25日、プロ野球オールスターゲーム運営委員会は、「フレッシュオールスターゲーム2005」(7月24日、サンマリンスタジアム宮崎)の開催要項を発表した。昨年までウエスタン、イースタン両リーグ選抜の対戦だったが、楽天の参入でイースタンが7、ウエスタンが5球団と変則になったため、セ、パ両リーグ選抜の対戦とした。監督はセが中日の佐藤道郎、パは日本ハムの岡本哲司両2軍監督が務める。
 選手は1チーム20人。新人ではセから野間口貴彦(巨人)、染田賢作(湘南)、パから一場靖弘(楽天)、涌井秀章(インボイス)、ダルビッシュ有(日本ハム)各投手らが出場予定。

■24日 「風太」登場も 千葉市動物公園で後ろ足で立つことで有名なレッサーパンダの「風太」の人気に球団もあやかろうとしている。「レッサーパンダの着ぐるみで球場に登場したら面白そう」と球団関係者も乗り気だ。千葉マリンには同動物公園の看板も出ているなど関係も深く、実現すればこちらも話題となりそうだ。

■23日、巨人の上原浩治投手が、6試合連続本塁打に挑戦する李スンヨプ封じを宣言。「スン様?いつまで韓流ブームやねん。オレが網で捕ってやる(笑)。気をつけるのは勢いのあるバッター全員。ノリノリだからね」。また、堀内監督は、「ロッテは強いね。いい試合ができると思うよ」とのこと。

■23日、オールスターゲーム運営委員会は、「2005サンヨーオールスターゲーム」の開催要項を発表した。ファン投票は24日から開始され、締め切りは6月26日。最終発表は7月7日に行われ、8日に監督推薦を含む全陣容が発表される。今年からファン投票得票数トップとなった選手は、出場選手発表後に表彰されることになった。

▽日程
第1戦 7月22日 インボイス西武ドーム 午後6時30分開始
第2戦 7月23日 甲子園          午後6時10分開始
雨天中止の場合、その球場で順延。9回終了。引き分け再試合はない。全試合DH制採用。

▽選手選抜
ファン投票及び監督選抜(パは西武・伊東監督、セは中日・落合監督)による1チーム28人。

 

5/20 fri 21 sat 22 sun  M−D  千葉マリン

5/22 
M 11−4 D 渡辺俊−中田。1回にフランコが3ラン、3回に李スンヨプが5戦連続の10号ソロを放つなど4回までに8点を奪って主導権を握った。17安打11得点の快勝で、貯金を今季最多タイの19に戻した。渡辺俊は7勝目。中日は5カード連続の負け越しで首位転落。

5/21 
M 4x−3 D セラフィニ−山井。7回、李の4試合連続本塁打などで3-3の同点とし、9回は4番手岡本から先頭大塚が右中間二塁打。里崎が送って一死三塁。続く今江へカウント1-3からの5球目が暴投となり、大塚が生還した。今季初のサヨナラ勝ちで中日に雪辱。薮田が2回無失点の好救援で3勝目。

5/20 
M 1−7 D 川上が8回二死まで一人の走者も許さないパーフェクト投球。李のHRで記録達成を阻止したが、安打はその1本のみ。清水は6回を5失点で4敗目。

22日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(李は)才能を持っている選手。その力はチームを活気づけてくれる。次戦で打てなくてもこの偉業は変わらない。ただ、2安打ぐらい打って勝利に貢献してくれたらうれしい」
李スンヨプ:「(HRは)手応えがなかったので、全力で走ることだけを意識した。5戦連発よりも、セ・リーグの1番強いチームに勝ち越したことがうれしい。パ・リーグの首位チームという誇りを持って、伝統ある巨人を倒したい」
渡辺俊:「狙ったところに投げるのに苦労しました。(制球が)途中から思うようにならなかったんですよ。今日は風に苦しみました」

21日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「フッフッフッ。もちろん予期してなかった」
李スンヨプ:「どうしても塁に出たいという気持ちだった。去年はいい結果を出せなかったので、今年はがけっぷち。毎日一生懸命やっている結果です」
今江:「打ちたい気持ちを抑えて冷静に(暴投を)判断しました」
薮田:「中日は強打者ばかりなので低めを意識した。打者から気持ちで逃げないことを心がけた」

20日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(川上は)直球、変化球すべてが完ぺきにコントロールされ、初めから終わりまですごい投球だった」
李スンヨプ:「打ったことより負けたことが残念。ただ、あのまま負けたらチームの勢いが消える。手応えは完ぺきだった」
清水:「きょうは何もありません。すいません。次回がんばるだけです」

■21日、高木晃次が登録抹消、神田義英が登録された。

 

5/17 tue 18 wed 19 thu  C−M  福山〜広島

5/19 
M 9−1 C 久保−長谷川。初回にフランコとベニーの連打で2点を先制すると、6回には小坂の2点適時打、7回にも3点を加えて大勢を決めた。久保は完投で3勝目。

5/18 
M 9−5 C 小林宏−佐々岡。3回に小坂のソロで先制すると、7回までの毎回得点で9点を奪った。先発小林宏は大量援護に守られ6勝目。チームは30勝到達。

5/17 
M 6−3 C 序盤は小野−黒田の投手戦。7回にベニーのHRで2-1と勝ち越し、継投に入るが、緒方に2点打を浴び2-3。しかし8回、西岡の2点三塁打で再逆転。9回にも2点を加え、最後は小林雅で締めた。連敗を4でストップ。

19日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「4連敗中にも勝てた試合が三つあったし、内容は良かった。それを引き続きできていることには、満足しているよ」
久保:(デビューからの自責ゼロが29イニングでストップ)「意識して自分にプレッシャーをかけてたけど、一番悪い球が行ってしまった」

18日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「本塁打で十分なリードをつくれた。投手(小林宏)の初安打、初打点もよかったな」

17日、試合後のコメント

西岡:「結果は出たが満足はしていない。それよりもバントを失敗したことを反省です」
小林雅:「150セーブのためにやってきたわけじゃない。日本一になるために託された役割を果たすだけ。今年は(優勝する)チャンスだと思う」

■19日、渡辺正人が登録抹消、辻俊哉が登録された。

■18日 投手の初安打と初打点は小林宏 最初の見せ場は2回二死満塁。佐々岡の外角140キロの直球を鮮やかな右打ち。右飛に終わったが、もう一息で本塁打という大飛球にベンチは盛り上がった。2点リードの4回には「真っすぐを待って」スライダーを右中間へ。二塁への果敢なスライディングでも魅せた。

 高校時代は埼玉の強豪・春日部共栄の5番打者。5回2死満塁では相手投手がひるむほどの迫力でストレートの四球を選んだ。キャンプ中、投手陣は連日のように打撃練習を敢行。小林宏も
「効果はあったと思う」という。バレンタイン監督は「彼は一流。最高のアスリートの一人だ」と絶賛した。

■18日、里崎捕手は広島2回戦(広島)で頭部に死球を受けて途中退場。広島市内の病院で診察を受け、頭部打撲と診断された。骨に異常はない。

■17日 小林雅が通算150セーブ 小林雅英投手は広島1回戦(福山)で通算150セーブを達成した。150セーブは高津臣吾(260)、佐々木主浩(252)、江夏豊(193)に続きプロ4人目。初セーブは2000年8月17日の日本ハム戦(千葉マリン)で記録している。また通算312試合目での達成は、佐々木の315試合を上回るハイペースだった。
 「周囲のサポートがあってできる記録。何よりも丈夫な体に育ててくれた両親、いつも待っていてくれる嫁(美智子夫人)と娘に感謝したい」(小林雅)

 

5/13 fri 14 sat 15 sun  M−Ys  千葉マリン

5/15 
M 0−1 Ys 渡辺俊−石川。渡辺俊が唯一連打を浴びた6回、無死一三塁から併殺打の間に1失点。打線は散発6安打と封じられ援護できず。渡辺俊は今季初黒星。ヤクルトは7連勝。

5/14 
M 3−11 Ys セラフィニ−高井。中盤までは接戦も、6回に守備の乱れから走者を貯め、大量失点。継投の高木も流れを止められず、今季最多失点で初の3連敗。

5/13 
M 0−1 Ys 清水−川島。5併殺のヤクルト打線と再三の好機につながらないロッテ打線。6回、サード・フランコの失策から許した1点が決勝点となってしまった。

15日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「打線は活発ではないが、あと少し届かなかっただけ。いいチームであることは変わらない。シーズン中に点の取れない試合はある。たまたま続いているだけ。そのうち、いいところでポテンヒットも出てくると思う」
渡辺俊:「打線にいつも助けてもらっていたので抑えたかったが、先に点をやってしまった。(石川との)我慢比べで負けた」

14日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(侍)ユニホームは勝負に関係ない。前日までの2日間は無得点だったがきょうは3点。吉兆かもしれない」
サブロー:「(先制タイムリーは)高めのボールをうまく弾き返すことができた。(チームが)2試合得点をとることができなかったのでよかったけど…」
セラフィニ:「3点取られても1点差まで詰め寄っていたのに…。試合をぶち壊して申し訳ない」
小宮山:「(ユニホームは)個人的には斬新でいい。野球選手は必要以上にゲンを担ぐから封印かな?」

13日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「正しくプレーできていれば負けていなかった。打球が(フランコに)いかなければと思っていたが、いってしまった。これまでホットな状態が続いていた。それが少し冷えただけ」

■15日、井上純が登録抹消、垣内哲也が登録された。

■13日 ボビー誕生日ゆうこりん祝福 ロッテのCMキャラクターを務めるタレント・小倉優子(21)が千葉マリンを訪れた。3、4月の月間MVPを受賞した西岡に「パイの実」を、この日55歳の誕生日を迎えたバレンタイン監督に巨大なケーキを手渡した。また、始球式では初めて打席にも立ち、事前に西岡から打撃指導を受けて臨んだが、金属バットの重さに力負け。ボール通過1秒後に空振りし、「始球式で投げたことはあったけど、バッターは初めて。あれでよかったのかな?ちょっと心配です」と悲しそうな表情を浮かべて球場を後にした。
 応援に駆けつけた試合は2試合連続のサヨナラ勝ち。試合前、「私が来たときはマリーンズが勝ってま〜す」と“勝利の女神”をアピールしたが、バレンタイン監督は誕生日を勝利で飾ることはできなかった。

■12日 川島は熱狂的なロッテファン 第1次バレンタイン政権の95年、中学2年生だった川島は、ボビー・マジックで2位に躍進したチームに魅了された。実家はマリンスタジアムから徒歩10分。「よく球場まで来て応援してましたよ。指定席?ライトスタンドでしたね」高校時代は県大会でベスト32が最高。準々決勝から使用されるマリンスタジアムを目指し、敗れていただけに感慨もひとしお、夢にまで見たマウンドを思う存分楽しんだ。「ずっと憧れてたんで。初めて投げたマリンで勝ててよかったです」と笑顔がはじけた。
 31年ぶりの優勝へばく進するロッテの活躍を、「また勝ちましたね。すごいな」と喜んでいた背番号17。「勢いを止めて複雑?マウンドに上がれば違いますから」。交流戦の導入で実現した個人的な“夢の対決”。歴史的な強さを誇るロッテに勝ったことは、最高の勲章になった。

 

5/10 tue 11 wed 12 thu  M−T  千葉マリン

5/11 
M 0−3 T 久保は初回に金本に2ランを浴びたが、その後は毎回のように走者を背負いながらも、8回一死までを粘投。打線は好投井川に封じられ、今季初の完封負け。

5/11 
M 4−1 T 小林宏−杉山。2回に里崎のHRで先制。3回6回には相手のミスを逃さず着実に加点。7回にも1点を加えダメ押し。小林宏は8回に連続二塁打で1点を失ったが、薮田が後続のクリーンアップを三者連続の空振り三振。9回は小林雅が締め、4連勝。

5/10 
M 3−0 T 小野−福原。序盤に小刻みに加点し、小野は7回途中までを好投。以降は継投で阪神の攻撃をかわし、逃げ切った。

12日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「久保は勝ってもおかしくない内容だった。(打線は)いくつかチャンスを作りながらいかせなかったが、野球をやっていればそういう日もある」
久保:「1回に打たれたことがまずかった。あれが(試合の)流れを決めてしまった。(失策が絡んだため、自責点は0.00のままだが)負けたらダメ」

11日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(薮田は)あれ以上のことをできるピッチャーはいない」
小林宏:「(完封を狙ったが)6、7回にピンチがきて、バテてしまいました」
薮田:「すごいバッターばかりですから。でも相手は関係ない。自分を信じて気持ちで投げました」
小林雅:「150セーブが目標じゃなくて、日本シリーズに出て勝ちたい。セーブは周りが作ってくれるものですから、あまり意識してません」
ベニー:「(6回のタイムリーは)前のバッターが四球だったので積極的に打てるボールが来たら狙っていたよ。ファンの声援がパワーになっている」
里崎:「久しぶりのスタメン。出られなくて悔しかった。出ればやれる自信はあった。レフトの阪神ファンもすばらしい。でもライトの、わがロッテファンは世界一すばらしい」

10日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「ウチにいる選手は全員が特別なプレーヤーなんだ。西岡を含め堀、小坂の3人がとてもいい活躍をしてくれている。ベテランはチームに経験をもたらしてくれる。小坂は昨年から最も成長した。堀は故障さえなければ、これくらい活躍する」
福浦:「初対戦のピッチャーでどんなボールを投げてくるかわからなかったが、最後は甘いボールを打つことができました」
小野:「過去のピッチャーのように言われて悔しかった。マリーンズファンの前で投げられて気持ちよかった。先発投手がみんないいので…。負けられない」
小林雅:「(相手打者の)小野への対応が対策になった。これからも情報収集してマウンドに上がりたい」

■12日、福浦内野手は阪神3回戦に3番一塁で先発出場し、プロ野球402人目の通算1000試合出場を果たした。初出場は1997年7月5日のオリックス14回戦(千葉マリン)。

■10日、西岡、4月の月間MVP受賞 セ、パ両リーグは、4月の月間最優秀選手賞(MVP)を発表し、セの投手部門は岩瀬仁紀投手(中日)、野手部門は赤星憲広外野手(阪神)がともに初受賞した。
 パは投手部門が杉内俊哉投手(ソフトバンク)で2年ぶり2度目、野手部門は
西岡剛内野手(ロッテ)が初受賞した。杉内は23回2/3連続無失点を記録。1完封を含むトップタイの4勝が評価された。打率3割4分だった3年目の西岡は4三塁打、10盗塁、得点圏打率5割7分7厘がいずれもリーグトップで、首位を快走するチームに貢献した。ロッテからは2001年7月のボーリック以来の受賞。
 西岡:
「素直にうれしいです。盗塁がリーグトップというのは、自分でも評価していいと思う。日本一になって、年間のMVPをとりたいです」

■10日 早くも優勝パレード準備委員会 バレンタイン監督が住む千葉・美浜区の幕張ベイタウンで、早くも優勝パレードの準備委員会が発足する。メインストリートとなるのは、町の中心部を南北に約500メートルほど延びる商店街「美浜プロムナード」。街の商店会役員・武田主税さん(42)は「ニューヨークのように紙吹雪を舞わせたい」と早くも興奮気味。地域活性化を目指すNPO法人・幕張メディアアソシエイツの鈴木勝彦副理事長(65)も「商店会の集まりで球団をサポートすることは決まった。あとは優勝するのを待つばかり」と期待を寄せていた。

■9日 挑発ポスター再び! 10日からの交流戦の本拠地開幕に合わせ、JR海浜幕張駅に、セ・リーグを挑発するポスターを張り出すことを決定。楽天との開幕カードに続く2度目の挑発ポスターで交流戦を盛り上げる。
 挑発文は、
「『交流』ってたしか、『打ち負かす』って意味だよね」など6種類、計60枚。今季2ケタ安打8度と猛打が止まらないチームに気を良くした指揮官が、完全に間違った日本語で自軍選手に問いかけるスタイルだ。他にも、同監督がセ・リーグ球団やファンに語りかけるタイプも用意。この手の挑発は、ホーム意識の強いメジャーではよくあるが、日本ではロッテの独壇場だ。
 楽天との開幕カードでも挑発ポスターを展開し、開幕2戦目で球団新の26点。「あの試合で勢いがついた」とナインは口をそろえる。「チームの調子が悪かったら(第2弾は)やらなかったかもしれない」と球団関係者が話すように、絶好調のチームに乗った企画でもある。

■9日 浦和の2軍施設 千葉移転も さいたま市南区にある2軍施設(球場、室内練習場、寮)を、千葉市に移転する構想を持っていることが、明らかになった。球団幹部は「千葉マリン周辺には広大な土地がある。将来的には2軍も千葉に持って来たい」と話した。移転には、ばく大な資金を要することから千葉県や千葉市の協力が不可欠なため、今後、長期的視野に立って検討していく考えだ。
 1軍の千葉マリンとロッテ浦和球場は、電車や車で1時間以上かかる距離にある。球団には「なぜ1軍と2軍が離れているのか」といった声が多く寄せられてきた。浦和寮に住む若手選手が1軍に昇格した場合は、長距離の移動を強いられるなどのデメリットもある。球場の老化も顕著。スタンドも手狭で、数百人前後の収容が限界となっている実情も、移転構想に拍車をかけている。

■9日 開幕カードはパが勝ち越し プロ野球「改革元年」の目玉となるセ、パ両リーグ交流戦は、オープニングカード3連戦(18試合)を終え、パが10勝8敗と勝ち越した。ゴールデンウイーク最後の週末となった7、8両日はともに6球場で連日13万人強の観客動員を記録するなど、興行的にも成果を収めた。
 7日の巨人−楽天戦では野間口、一場の新人投手対決が注目を集め、8日はロッテ・渡辺俊投手が18点の援護を背に横浜打線を完封して、知名度を大幅アップ。ソフトバンク・和田投手も早大時代に活躍した神宮でヤクルト打線を翻弄した。
 小池唯夫パ会長は
「試合内容も熱戦が多く、スタンドもほぼ満席。パ首位のロッテも頑張ったし、楽天の巨人戦勝利もファンに勇気と自信を与えた。興行的にも軌道に乗り、上々の滑り出しだ」と満足そうに話した。
 豊蔵一セ会長も
「普段ない相手との対戦に、ファンの関心の高さを感じた。せっかく始めた交流戦だから、来年につながるよう、みんなで努力していきたい。最後まで観客を引き付けるプレーを期待する」と力を込めた。

 

5/6 fri 7 sat 8 sun  YB−M  横浜スタジアム

5/8 
M 18−0 YB 初回、横浜・加藤の立ち上がりを攻め、フランコの3ランなどで4点を先制。四回にも6点を挙げるなど計19安打の猛攻で大勝した。大量援護に先発の渡辺俊は余裕のマウンド。今季2度目の完封で両リーグ単独トップの6連勝(昨年7月20日の近鉄戦から負けなしの11連勝)。

5/7 
M 3−2 YB セラフィニ−龍太郎。両者立ち上がりに2失点。8回にベニー・フランコ・スンヨプの3連打で勝ち越し、薮田・小林雅とつなぎ逃げ切った。

5/6 
M 1−2x YB 雨のなか清水−三浦の投手戦。7回にフランコのHRで均衡を破り、清水が9回に走者1人を出したところで小林雅へ。ところが、四球・犠打・敬遠で一死満塁としてしまうと、村田に2点タイムリーを浴びサヨナラ負け。

8日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「渡辺俊は味方の大量点にも集中力を欠かさなかった。彼みたいな投手がウチにいて本当に心強い
フランコ:「セ・リーグの本拠地にもかかわらず、大勢のロッテファンが集まってくれて感謝している」
渡辺俊:「交流戦対策は特にしていないけど、調子がいいので普段通りやろうと思った」

7日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「李がよく打ってくれた。小坂、李がいい守備をしたし、小林雅もクローザーらしい素晴らしい仕事をした」
李スンヨプ:「絶対に負けられない試合だから、絶対にヒットが打ちたかった。昨日が昨日だから、結果が出てうれしいね。自分の活躍はファンの力のおかげ」
セラフィニ:「初回にいきなり2点を取られたが、その後は踏ん張って自分の投球ができたと思う。最後まで投げられなくて申し訳なかったが…」
小林雅:「やられた打者からだったので、気持ちを入れた。2回続けてやられるのは情けないし、みっともないから。(失敗した後)早めに結果を出すことで、自分の気持ちも晴れる。また1つ1つやっていくだけ」

6日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「(清水は)とてもよく投げてくれていたが、コントロールに心配があると思って代えた。タフな状況をこれまで抑えてきたので、マサを信じて送り出した。最後はゴロを打たせてくれると思ったが…」
清水:「降板は監督が決めることだし、仕方ない」
小林雅:「(サヨナラ勝ちできる)状況をつくってしまったのがいけない。(最後もコースが)甘かった。申し訳ない。投げる準備はできていた。(雨は)関係ない」

■8日 渡辺俊、1試合5三振 渡辺俊投手は、横浜3回戦(横浜)でプロ野球タイ記録の1試合5三振を喫した。プロ野球11人目。パ・リーグでは5人目。

■7日 “天敵”横浜から初勝利 オープン戦を除くと、昭和35年の日本シリーズ(当時、ロッテは大毎、横浜は大洋)から、前日(6日)まで5連敗だった。日本シリーズでは「三原魔術」の前にすべて1点差の4連敗。6日も1-2でサヨナラ負けを喫したが、7日も6試合連続となる1点差試合で横浜戦初勝利を挙げた。

■7日 小林雅は6年連続2ケタセーブのパ・リーグ記録を達成。92〜97年の赤堀(近鉄)以来、史上2人目。通算セーブ数は「147」。これまでの最速150セーブは315試合で達成した佐々木(横浜)だが、小林雅の登板数はまだ309試合。最速記録更新は濃厚だ。

■6日 始球式で名勝負を再現 交流戦初戦の始球式に、懐かしいOBが登場した。横浜からは平松政次氏がマウンドに上がり、ロッテからは有藤通世氏が打席に入った。有藤氏はインコース高めに来たボールをフルスイング。しかし、打球は一塁ベンチ上の観客席へライナーで飛び込み、球場内は大爆笑。平松氏は「ユニホームを着て始球式をしたのは初めて。非常に緊張しました」と肩の荷が下りた様子だった。

■6日 交流戦 初日の観客平均は1万4千人 6日から始まったプロ野球交流戦で、初日の観客数(5試合)は計7万170人だった。1試合平均は1万4034人となり、5日までの両リーグ平均2万2793人を大きく下回った。

 雨模様の天候や、収容人数の多い甲子園や東京ドームなどが使用されなかった影響とみられる。最多は日本ハム−阪神(札幌ドーム)の2万2877人、楽天−巨人(フルスタ宮城)が1万8613人で続き、最低は雨が降り続いた横浜−ロッテ(横浜)の7000人だった。

■6日、加藤康介が登録抹消、小野晋吾が登録された。

 

5/3 tue 4 wed 5 thu  M−E 千葉マリン

5/5 
M 1−7 E 初回に2点を失うが、その裏に西岡・堀の二人で1点を返し、二死満塁。ここで里崎が三振に倒れると、打線は9回二死まで金田にパーフェクトに抑えられた。加藤は5回途中4失点で降板。6回に小宮山が炎上、3失点。連勝は12で止まった。

5/4 
M 10−0 E 久保−山村。初回に1点を先取した後はなかなか攻めきれない。山村が降りた7回、ようやく猛打爆発。福浦の中前打とサブロー、李スンヨプの連続二塁打などで5点、8回にも5連打で4点を加えた。リリーフ陣あっての完封リレー。楽天は4連敗で借金20。

5/3 
M 4−3 E 小林宏−ラス。1-1の5回、連打と四球で二死満塁と攻め、福浦が粘った末に右翼線へ走者一掃の二塁打で勝ち越し。7回に小林宏が1点差に迫られたが、継投で逃げ切った。前身の大毎オリオンズが1960年に記録して以来、45年ぶりの11連勝。

5日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「連勝には必ず終わりがある。それが今日だっただけ。ここまでとてもいいシーズンを送れている」
加藤:「良い雰囲気だったのに申し訳ない」

4日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「選手たちが自信をもっていいプレーをしている。個人だけでなくチームとしても成長し続けている。(久保は)前回は打者を圧倒したが、今日は状況が違った。持ち球を使って良い投球をした」
フランコ:「今の勢いを止めたくなかったから、最初のチャンスで先制点を取れて良かったよ」
久保:「風がすごかった。制球が悪く、ごまかしながら投げた。チームが連勝していて、正直、前回よりプレッシャーがあった。(中盤まで)1点差の勝負でいい経験になった。まず優勝、そして新人王を目指したい」

3日、試合後のコメント

バレンタイン監督:「いい野球ができている。プレッシャー?ひとつひとつの試合を考えてやっているから、連勝は意識していない」
福浦:「内角低めは好きなコース。相手も押し出しは嫌だろうから、直球を狙っていた。変化球が来たら『ごめんなさい』という気持ちだった。(ここ2試合の欠場は)見てて『強い』と思ったよ。自分が出て負けたらシャレにならないからね」
小林宏:「球の走りもコントロールも調子は最悪。低めに集めることを心がけました。本当に野手のみなさんのおかげ。今はチームに負ける雰囲気がない」
小林雅:「僕で連勝が切れるのは嫌だった。気合が入りました」

■5日 西岡が左前腕打撲 西岡が楽天8回戦(千葉マリン)の1回、左腕に死球を受けて、5回の打席で交代した。習志野市内の病院で精密検査を受けた結果、骨に異常はなく左前腕打撲と診断された。6日の出場は、当日の様子を見て決める。

■4日 12連勝! 昭和35年の18連勝(プロ野球記録)、同25年の15連勝に次いで、同34年の12連勝と並ぶ球団3位タイ。4月3日のソフトバンク戦から続いている千葉マリンでの連勝は10。球団の本拠地連勝記録(平成7年の9連勝)を更新した。

■4日、藤田宗一投手は楽天7回戦(千葉マリン)で、プロ野球6人目の400試合連続リリーフ登板を達成した。現役では吉田修司(ソフトバンク)の424試合に次いで2位。

■3日 ベニーのランチボックス発売 3日から千葉マリンで「ベニーちゃんのロコモコランチボックス」(価格900円)が発売される。具材はハワイ出身のベニーにちなみロコモコに豚肉のハワイソース焼き、スパム。これまでキャラクター弁当のモデルとなった選手は、故障や退団に見舞われる“ジンクス”があったが、2種類のパッケージ、ユニークなネーミングなど、過去とは違ったスタイルで、ジンクス打破に挑む。           ちなみに ... (過去の弁当の呪い)

ベニー:「今はチームの状態がいいし、(弁当のジンクスは)関係ないと思うよ。今回こそ弁当が幸運を運んでくるはずだ」

■2日 西岡売り出し作戦 ロッテ球団がプロ3年目の西岡剛内野手をテレビCMで売り出す計画を進めていることが分かった。瀬戸山球団代表が「具体的なことは決まっていないが、検討しているのは事実」と明かした。有力なのはチョコレート、ガムなどロッテ本社の主力商品のCM。ロッテ本社関係者は「まだ話をできる段階ではない」と慎重だが“甘党”を自認し、チョコレートが大好物というイケメンの20歳は格好のキャラクターとなる。

 球団はCM以外でもスター候補生のアピールに躍起で、3日からの楽天戦(千葉マリン)で無料配布するカード別マッチプログラムの表紙や5月のチームポスターに西岡を起用した。今季はここまで打率.333、得点圏打率もリーグトップの.577。10連勝中のチームを引っ張る若きスター西岡にグラウンド外でも注目だ。

■2日 交流戦は真剣勝負 日本プロ野球選手会と日本プロ野球組織(NPB)は「日本生命セ・パ交流戦」(5月6日から6月16日)の振興企画などを合同で発表した。開幕の6日には開催6球場で両チームの選手会長による「開幕宣言」が行われ、選手会のHPでは「ライバル宣言」として選手が相手リーグの選手を指名し、対決を盛り上げる。

 選手会の古田会長(ヤクルト)は負傷のため欠席したが、会見にはヤクルト・宮本、ロッテ・
清水が出席。清水は「セと真剣勝負がしたかった。パにもセに劣らない素晴らしい選手がいるというのをファンに見せたい」と対抗心をむき出しにした。宮本は「ライバルは清水。しょぼいカーブを打ちたい」と笑わせた。この日から選手会HPでは球団別に各選手が指名した「ライバル」の選手名が掲載されている。

 交流試合は各チーム6回戦制(主催とビジターで各3試合)で36試合、計216試合を行う。全試合が公式戦として扱われ、個人成績も算入される。期間中の勝率1位チームに賞金5000万円が贈られる(同率首位の場合は折半)。


◎パ・リーグ村田事務局長:「1967年11月のオーナー会議で東京オリオンズ(現ロッテ)の永田雅一オーナーが始めて提案されてから38年。交流戦を実現できることに感慨深いものがある」

 

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