* * * * Marines News 2001 * * * *

シーズン中のニュースを随時更新予定


 

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8/28 tue 29 wed 30 thu M−Bu 千葉マリン

優勝戦線への生き残りを賭けての8連戦。まずは現在2位の対近鉄戦。28日は小林宏−前川。2回に3点を先制するが、中盤に勢いに乗った近鉄打線に捕まり6失点。その後は継投にかわされ3-6で敗戦。29日はシコースキー−バーグマン。序盤の11失点でワンサイドゲームに。2-11で完敗。対近鉄戦の負け越しが決まった。30日は小野−高村。今日は互角な戦いとなったが、5-7で競り負けた。3タテで借金3、5位転落とマズイ展開に…。

30日、試合後の山本監督:「エラーはあかん。まだギブアップするわけにはいかない。立て直すしかない」

29日、試合後の山本監督:「(シコースキーの)次の先発あるわけないじゃん。1つも勝ってないのに。何言ってんだ」

29日、試合後のシコースキー:「自分のリズムで投げられなかった」

28日、試合後の山本監督:「ミスが多過ぎる。打てないヤツは努力しないと」

■30日、寺本四郎投手が一軍登録を抹消され、川井貴志投手が登録された。

■28日、山本監督は試合後、小林宏之投手を先発ローテから外すことを決めた。

 

8/24 fri★ 25 sat 26 sun Bw−M 神戸グリーンスタジアム

1.5差の4位オリックスとの直接対決。ここでたたき落として上位へ昇っていきたいところ。両チームとも落とせない初戦の24日は小野−戎。2回に連打で3点を挙げ、4回にも幸彦のHRなどで戎を序盤にKO。小野は1失点で6回途中まで。後は手堅い継投で、4-1で逃げ切った。25日はミンチー−ヤーナル。中盤までは2-1の投手戦。9回表に初芝・酒井のHRで突き放し、5-1で勝利。連勝で4位に浮上。26日は薮田−加藤。打線が3点を奪い、薮田が7回までをHRのみの1失点に抑える好投。追撃を継投でかわし3-1で3タテ。終わってみれば、順位をひっくり返し勝率は5割に復帰。以降の上位3チームとの対戦へのはずみとなるか。

26日、試合後の山本監督:「5割だよ。力があるのは十分に分かっている。全員がチームプレーに徹してくれた」

26日、試合後の薮田:「今日も何時もと変わらず、自分にプレッシャーを掛けずに清水将のサイン通りに投げました。最近の自分自身の調子も悪くないのでこの調子を持続させていきたいですね。自分の投球がチームの5割復帰に貢献できて嬉しいですね」

25日、試合後の山本監督:「あしたが大事。というか、これからは全部が肝心になってくる。目標は一つ一つ順位を上げていくことだから」

25日、試合後の初芝:「最終回のホームランは自分でもビックリしました。前半戦は打てなくてチームに迷惑を掛けてしまった。現在もまだ満足していないのでこれからもっと頑張ります。優勝はまだ諦めていないです。これからもひとつひとつ勝っていきたいです」

24日、試合後の清水将(後半戦初の適時打):「うれしい。2安打目も自分のタイミングで打てた」

24日、試合後の高沢打撃コーチ:「クリーンアップ以外の人がやってくれたのは大きい」

■23日、パ・リーグが日程追加を発表。9月25日(火) ロッテ−ダイエー(18時15分、千葉)

■23日、大村巌が球団ファンクラブ会員に配るピンバッチをデザイン。9月9日の日本ハム戦千葉で先着7000人にプレゼントする。かつて自筆イラスト入りのTシャツを発売したほどの絵の腕前。今回は大村自身の顔を描いた。球団営業部は「人気のある選手。ファンに喜んでもらえる」と話している。

 

今秋のドラフトの話題

■22日、今秋のドラフトで石川・星稜の
北野良栄捕手を指名する意向を固めていることが明らかになった。同捕手は甲子園出場経験はなく、中央球界では無名の存在ながら高校通算30本塁打以上放った左打ちの好打者。球団関係者は「補強ポイントは打てる野手。(北野は)あまり知られていないけど、かなり打つと聞いている」と話した。チーム打率がリーグワーストの.253と攻撃面のテコ入れが急務であることから打撃力のある野手を中心にリストアップしていた。

 すでに今ドラフトでは
寺原隼人投手(3年=日南学園)を1位指名する方向で固まっているが、「日本人の大砲で主軸を固めるチーム作りをしたい」というフロントの構想から、大型野手獲得も目指している。FAでの野手補強は「あまりピンとこない」(川北運営部長)として、アマチュアの逸材探しに力を入れている。

 リストアップされている中には日大三高の
原島外野手(3年)の名前も入っているが、他球団との競合になるのは必至。それで将来的にも手薄な内野手、捕手獲得を大前提に考え、先のスカウト会議で北野獲得の意向が決まった。

北野 良栄(きたの・よしはる)1983年10月13日生まれ。17歳。石川県出身。右投左打。星稜中時代に全国優勝。今春まで高校通算35本塁打。今夏の県大会では2本塁打も、決勝で金沢に敗退。183センチ、82キロ。血液型B。

 

8/21 tue 22 wed - M−H 仙台 宮城球場

超大型の台風11号が西日本に上陸。東北でも多少の降雨はありつつも、なんとか試合が行われました。21日は小林宏−若田部。両チームとも小刻みな加点で6回表を終わって3-3。そのウラに3連打と鳥越のタイムリーエラーを誘い3点を勝ち越し。終盤は初芝のダメ押し201号と継投で7-3で逃げ切り勝ち。初芝はHR2本を含む、仙台では3年連続の猛打賞。22日は雨天のため中止。

21日、試合後の初芝:「もっと早く達成しないといけなかった。仙台は第2のホームグラウンドだと思ってるし、率直にうれしい」

■22日、山本監督がナイン全員を集めて猛ゲキ。試合は雨天中止で室内での練習開始前、再浮上へ全員野球を呼びかけた。「残り33試合しかないという気持ちで、みんなの力を結集して頑張ろう」と熱っぽく語った。契約最終年で自身の進退がかかる残り試合に、最後は「頼んます」と頭を下げていた。

■21日、初芝清内野手が21日、ダイエー戦の4回に若田部健一投手から今季12号本塁打を放ち、史上74人目となる通算200本塁打を達成した。初本塁打は1989年6月26日のダイエー戦で松本卓也投手から。

■20日、ロッテがダイエー2連戦に備えて仙台に移動。主力は練習を免除されていたが、福浦はボーリックとともに志願の特打をした。ここ2試合無安打で打率は.335まで低下。「2試合続けて打てなかったんだから練習するのは当たり前です」(福浦)

 

8/17 fri 18 sat 19 sun L−M 西武ドーム

17日は小野−西口。初回に西口の乱調に乗じて4点、次回も4点を挙げ主導権を握ったが、序々に追い上げられ9回ウラには一打サヨナラの危機。小林雅が踏ん張り8-6で勝利。18日は薮田−大沼。先に3点をリードしていたが、中盤に4失点。メイのHRで追いつくも、カブレラの一発で勝負アリ。4-5。19日はミンチー−許。両投手の好投で0-0のまま迎えた9回ウラ、失策と2四球で満塁とし、和田にサヨナラ打。非常に悔しい展開でこのカードを負け越し。防御率も許が黒木を抜きトップに。

19日、試合後の山本監督:「ミンチーは良かったけど、最後がな…。惜しかったじゃ何にもならないんだ。(サヨナラの)あの場面で右打ちができるのが強いチームの証拠。見習わないといかん」

18日、試合後の山本監督:「(自力V消滅に)それはしようがない。それにしてもカブレラはよく飛ばすな」

18日、試合後の加藤:「(カブレラは)歩かせてもいいぐらいに思って投げたんですけど…」

17日、試合後の小野:「ほっとしました。点が入る度にどんどん緊張しました」

17日、試合後の初芝:「久しぶりの感触。200号?こだわりはないけど、早くクリアしたいね」

■19日、黒木投手が西武ドームのブルペンで4日ぶりに投球練習を行ったが、張りが出たためわずか22球で中止。山本監督は「まだ悪いみたいだな。遠征にも連れて行けない」と21日からのダイエー戦(仙台)に帯同させないことを決め、黒木も「よくないね」。復帰は9月上旬までずれ込む見込みとなった。

■17日、大村巌外野手が一軍登録された。

■16日、右肩痛のため、2軍でリハビリ中の黒木知宏投手の復帰が白紙になった。復帰は19日の西武戦を予定していたが、72球を投げ込んだ15日、「気持ち悪い感じが残る。試合で投げて次の日、もっと痛くなるかもしれない」と肩の張りを訴えた。

■16日、光山英和捕手が一軍登録を抹消された。

 

8/13 mon★ 14 tue 15 wed M−Bw 千葉マリン

13日は薮田−具。5回の堀の満塁弾で勝利を引き寄せ、終盤は継投できっちり逃げ切り。5-1。7回二死まで奪三振8と好投の薮田が2勝目を挙げた。14日はミンチー−小倉。1-1で迎えた8回ウラ、相手の守備の乱れに乗じて勝ち越すと酒井の2点打で突き放した。4-2で逃げ切り、8回まで被安打2と好投したミンチーが10勝目。15日は小林宏−金田。2回に1点を先制したが、中盤に追いつかれ、さらに逆転。打線は終盤の好機をモノにできなかった。1-3。

15日、試合後の山本監督:「上のチームを3タテできればよかったんだけど、そう簡単には。まあ2勝1敗でよしとしないと。クリーンアップがちょっとな」

14日、試合後のミンチー両リーグでの2ケタ勝利を達成):「自分にとっても価値ある勝利だったけど、チームにはもっと意味のある勝ちだと思う」

14日、試合後の酒井:「右へ狙って打っているんです。1試合、1試合を一生懸命やるだけですよ。監督は打つ方では期待していないと思うけど、きょうは喜んでくれたと思う」

13日、試合後の山本監督:「よかったよ。ベテランがよくやってくれた。やってくれないと困るんだけどな。(薮田は)序盤はつけいるすきを与えなかった。内容はここのところ一番いい」

13日、試合後の堀:「完ぺきに打つことが出来た。狙ってました。前のバッターがよくつないでくれたからね。まだ、選手は上位進出をあきらめてません」

■15日、大阪市内のホテルでスカウト会議を開き、今年のドラフトでの補強方針を確認。近年は即戦力投手の獲得が目立ったが、今年は手薄となった野手を中心に補強することにした。

■14日、右肩を痛めて出場選手登録を抹消されている黒木が捕手を座らせた本格的な投球練習を再開した。64球、全球種を試した黒木は「かなり力を入れて投げた。あす、状態を見て(復帰の)メドが立つのはそれから」と話した。山本監督は「だいぶ戻ってきている」と話しており、早ければ17日からの西武戦で復帰する可能性も出てきた。

■13日、早川健一郎外野手、天野勇剛内野手が一軍登録を抹消され、初芝清内野手、信原拓人内野手が登録された。

 

8/10 fri 11 sat- 12 sun M−F 千葉マリン

10日は小野−中村隼。小野は7回途中までを3失点。しかし打線がまったく奮わず、昨日に続き0-3で完封負け。中村隼には2戦連続で完封を喫した。11日は小林宏−清水の予定だったが、試合直前の降雨により中止。12日はシコースキー−サンダース。シコースキーが2回3失点で降板すると3回に和田が4失点。そのウラに実に21イニングぶりとなる1点を挙げ、徐々に追い上げるも届かず、4-8で敗戦。これでマリンでのF戦は7敗1分、未だ白星ナシ。

12日、試合後の山本監督:「苦手意識があり過ぎる。ここまで来るとそれしかない」

10日、試合後の山本監督:「同じバッターが同じ攻めにやられてる。集中力が足りない。もっと真剣に取り組まないと」

10日、試合後の小野:「立ち上がりは良かったが、自分のエラーでリズムを崩してしまった。何とかしたかったんですが…」

■12日、山本監督はシコースキー投手を先発ローテから外すことを即決定した。

■11日、ボーリックメイ渡辺正の3人が雨中のグラウンドでヘッドスライディングのパフォーマンスを披露して観客を喜ばせた。渡辺正は吉留サブマネジャーから「パフォーマンスで汚れたユニホームは自分で洗うのがロッテの伝統だ」と言われ「えーっ」と絶句。

■10日、和田孝志投手が9回に中村豊外野手の打球を右足かかとの外側に受け、そのまま降板。アイシング治療を受けた。病院に行く予定はなく、11日以降の登板は様子を見て決める。

■10日、礒恒之投手、里崎智也捕手が一軍登録を抹消され、吉田篤史投手、光山秀和捕手が登録された。

■9日、佐々木信行二軍総合コーチが一軍バッテリーコーチを務めることになった。袴田英利バッテリーコーチが左耳の突発性難聴で4日から東京都内の病院に入院しているため。

■9日、ベテランと両外国人を除く若手野手10人が千葉市稲毛区の室内練習場で休日返上の打撃練習を行なった。前半戦は移動日の練習は控えてきた山本監督だが「(勝率が)5割に届くまでは休まない」と断言。この日も後半戦12試合でチーム打率.229と不振の打撃陣に「昨日までのことは忘れて明日から思いきりいけ」と貧打解消へ向け激しいゲキを飛ばした。マンツーマンで指揮官の直接指導を受けた大塚は「(持病の)左ひざがどうなってもいい。壊れたらその時はその時です」と悲壮な決意をのぞかせていた。

 

8/6 fri 7 sat 8 sun H−M 福岡ドーム

6日はシコースキー−田之上。3回、福浦の2ランで先制したが、直後に3失点。2-3のまま逃げ切られ連勝は3でストップ。7日は薮田−佐久本。初回に2点を先制、6回に3失点で逆転を許し、昨日の再現かと思われたものの、今日は8回に早川の代打逆転2ラン。続く9回は勢いで6点を取り、10-3で勝利。8日はミンチー−星野。投打ともに圧倒され0-5で完封負け。5割に戻せず、借金2で千葉へ。

8日、試合後の山本監督:「(ミンチーは)いつも下位打者を簡単に出して上位にやられるんだ。(打線は)内角の厳しいボールを振らされ、外の球を打たされてしまってる。うちの若いやつは頭を使ってないよ」

7日、試合後の早川:「手ごたえはもちろん十分」

6日、試合後の山本監督:「ピッチャーが(チームの)防御率通りに投げてるんだから打線が4点取ってやらないかん」

6日、試合後のシコースキー:「いい投球ができたが、ああいう失投をなくさないとチームは勝てない。(気持ちを)切らさないでやるしかない」

 

8/3 fri 4 sat 5 sun M−L 千葉マリン

3日はミンチー−西口。初回に今日一軍に戻ってきた福浦が挨拶代わりの一発。まさに球宴後の流れを断ち切るようなこの2点を返されることなく、8回の追加点と手堅い継投で見事に逃げ切った。3-0で連敗脱出。4日は小野−三井。序盤に3点を取り合い同点で迎えた9回ウラ、ボーリックのサヨナラHRで決着。4-3。終盤の攻防は見応えがあったが、よくしのいだ清水直が2勝目を挙げた。5日は小林宏−西口。2回に6本の長短打を浴びせ西口をKO。小刻みな追加点と継投で、投打がかみ合った形で9-1と快勝。三番手加藤に8勝目がついた。

5日、試合後の山本監督:「まだ借金が残っているから。勝負はそれを返してから」

4日、試合後のボーリック:「ああいう場面はエキサイティングな気持ちになるんだ。少しは狙っていたよ」

3日、試合後の山本監督:「ミンチーがよく投げたよ。予定通りだね。福浦が戻って打線につながりと重みが出てきたよ」

3日、試合後のミンチー:「特にカットボールが良かったよ。最近はアンラッキーなことが多かったけど、今日は幸運があったね」

3日、試合後の福浦:「たまたまです。久々の打席で、つなぐことだけ考えてました。入って良かった」

■4日、袴田英利バッテリーコーチが東京都内の病院で診察を受けた結果、左耳の突発性難聴で最低でも10日間の安静が必要と診断され、入院した。同コーチは7月末の大阪遠征中から左耳の耳鳴りに悩まされていた。復帰時期は未定で、筒井良紀ブルペンコーチがバッテリーコーチを兼務する。

■3日、セ、パ両リーグは7月の月間最優秀選手賞(MVP)を発表。パの野手部門をフランク・ボーリック内野手が受賞した。ロッテの野手の受賞は97年4月の小坂以来。9日のダイエー戦の逆転サヨナラ満塁本塁打を含む月間1位の8本塁打などが評価された。

「受賞は光栄だ。夏場は大変なので自分の体調を考えながらやっている。カブレラ(4月)、ローズ(6月)と外国人選手が受賞していたので今回は自分の番だと思った」(ボーリック)

■3日、早川健一郎外野手、福浦和也内野手、里崎智也捕手、礒恒之投手が一軍登録された。

■2日、諸積兼司外野手、石井浩郎内野手、初芝清内野手、橋本将捕手が一軍登録を抹消された。

■2日、山本監督が2軍の高沢打撃コーチの1復帰を決めた。代わりに山下打撃コーチが2軍に降格する。5位低迷の原因となっている貧打解消を狙ったものだが、コーチ交代はすでに今季3度目。山本監督は「今のままでは進歩がないというか、変わり映えがしないから」と説明した。

 

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