* * * * Marines News 2001 * * * *

シーズン中のニュースを随時更新予定


 

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6/29 fri 30 sat 7/1 sun H−M 福岡ドーム

29日は小野−田之上。初回表の好機を生かせず、ウラに満塁HRを被弾。これで意気消沈したような打線は5安打完封負け。0-4。30日は黒木−星野。石井・初芝のHRなどで終始優勢に試合を進め、黒木は8回0/3を10奪三振、2失点(HR2本)。久々に投打がかみ合って5-2で勝利。7月1日は薮田−山田。3点を先取し、5回までを薮田が被安打1・奪三振7と好投。しかし、早めに投入した中継ぎ陣が捕まって二度の逆転を許し、4-6で敗戦。

1日、試合後の山本監督:「先手、先手が失敗した。オレが代え時を間違えたんだ」

30日、試合後の山本監督:「ジョニーが4試合続けて負けるはずがないから。石井、初芝の2人がいいところで打ってくれた。やっと仕事をしてくれたよ」

30日、試合後の黒木:「(3連敗中は)悪かったといってもオリックス戦18日だけ。それまでの投球ができればといいと思っていた」

30日、試合後の小林雅:「久しぶりだったけど、違和感はなかった。記録はそのうち止まりますよ」

29日、試合後の山本監督:「どうも休み明けに点を取れない。練習せないかんかな」

29日、試合後の小野:「初回にああいうことをやっているようじゃチームの流れを止めてしまう。悪い球じゃなかったけど、ヤマを張られました」

■29日、ロッテはブライアン・シコースキー投手の獲得を正式に発表した。今季終了までの契約で年俸は推定25万ドル(約3100万円)、背番号は「49」。同投手は今季は3Aで6勝4敗、防御率3.61。マイナー通算は60勝52敗13セーブ。7月4日に来日する予定。

■29日、清水直行投手が一軍登録された。

■28日、福浦和也内野手が一軍登録を抹消された。

■28日、新外国人シコルスキーが早ければ7月11日のダイエー戦(千葉マリン)で先発デビューすることがわかった。同投手は7月の上旬に来日し、就労ビザ取得の手続きなどを10日までに終わらせる予定。山本監督は「初めて野球をやるわけじゃないし、向こうでも投げていたんだから2軍で投げさせる必要はない。先発でいくよ」と明言した。

■28日、近鉄が、7月3日に大阪ドームで行われるロッテ戦を「奈良県デー」として、奈良県民を外野自由席に無料招待すると発表した。当日、運転免許証など奈良県在住を証明できるものを持参すれば無料で入場でき、先着2000人に奈良県特産品などのプレゼントも。

 

6/25 mon 26 tue 27 wed M−L 千葉マリン

25日の予告先発は横田−許。が、横田投手のギックリ腰のため、急遽薮田が先発に。薮田の出来は上々で6回途中までを3失点に抑えたが、またも打線が一歩及ばず2-3で敗戦。26日は加藤−星野。加藤が1回持たずKO。和田が立て直したが序盤の大量失点が響き4-7で敗戦。5回途中からは松坂に1安打に封じられた。ついに貯金が0となり、これで貯金1となった西武と入れ替わり5位に転落。また、加藤は二軍降格が決定。27日はミンチー−西口。初芝のHRなどで序盤から優位に試合を進め、ミンチーの好投、効果的な追加点で逃げ切った。6-1。連敗を5で止め、貯金1に復帰。次カードは福岡で6連敗中のホークス戦。

27日、試合後の山本監督:「ミンチーが期待どおりの投球をしてくれた。一番いい形が出たな」

27日、試合後の初芝:「ここ2年、西口君から打ってなかったのでびっくりした。興奮したよ」

26日、試合後の山本監督:「(緊急ミーティングで)頑張ろうと言った。あとは今月の借金を少しでも返すことだけ考える」

25日、試合後の山本監督:「敗因は打線。薮田がよく投げたけど」

■27日、ロッテが米大リーグ、レンジャーズ傘下3Aオクラホマのブライアン・シコルスキー投手(26)=185cm、91kg、右投げ=を獲得したことが明らかになった。オクラホマが26日に発表。シコルスキーは昨年、大リーグで10試合に登板し、1勝3敗、防御率5.73の成績を残している。同投手は右前腕部痛で15日から故障者リスト(DL)に登録されているが、既に回復しており、今後の登板には問題ない状況。今週中にも来日する予定。

■27日、加藤康介投手が一軍登録を抹消され、川井貴志投手が登録された。

■26日、福浦和也内野手が腰痛のため西武戦を欠場した。前日の第3打席でスイングした際に腰部の違和感を訴えたため、大事を取った。病院には行かず、アイシング治療で様子を見る。また、前日の試合前に腰を痛めて予告先発の登板を回避した横田久則投手は習志野市内の病院で精密検査を受けた結果、ぎっくり腰と診断された。今後は投薬とアイシング治療で様子を見る。

■26日、野球体育博物館が「プロ野球12球団デー」の日程と要項を発表した。入館者に抽選で主力選手の直筆サインボール(各球団120個の予定)をプレゼントする。ロッテデーは9月16日(日)。

■26日、横田久則投手が一軍登録を抹消され、松本尚樹内野手が登録された。

■25日、予告先発投手だった横田久則投手が、試合前にブルペンでの投球練習で腰を痛めたため、急きょ先発は藪田安彦投手に変更された。横田投手は先発メンバー交換後に変更されたため、パ・リーグの規定により、当日を含む3日間は試合に出場できない。

■25日、渡辺正人内野手が一軍登録を抹消され、横田久則投手が登録された。

 

6/22 fri 23 sat 24 sun M−F 千葉マリン

22日はミンチー−岩本。2回のワンチャンスを生かされ1-3で敗戦。ミンチーは5四死球・被安打9と調子が悪いながらも粘っていたが、打線が応えられなかった。23日は小野−中村隼。両投手とも好投だったが、少ない好機をモノにしたファイターズに0-3で敗戦。特に小野は勝利投手になっても全然おかしくないような内容で、貧打に泣いた。24日は黒木−サンダース。初回に2点を先制したが、その後追加点が取れずに追い上げられる展開。7回に逆転を許し、2-5で敗戦。今日は11安打とヒットは打ったもののつながらなかった。この3連戦とも先発投手がほぼ完投しているのに勝てないマズイ状態で3連敗。貯金は2となった。

24日、試合後の山本監督:「打線がすべて。1点もやれない状況ばかりで投げるピッチャーがかわいそう。ジョニーには悪いことをした」

24日、試合後の黒木:「同じことの繰り返しばかりして、申し訳ないの言葉しかありません。すいません」

23日、試合後の山本監督:「晋吾はよく投げたんだが…。クリーンアップの調子が悪い。打線の入れ替え?あるかも知れない。苦手意識じゃなくて本当に苦手になる」

22日、試合後の山本監督:「岩本を意識はしてない。向こうも研究している。それを打たないと」

■24日、ロッテが新外国人投手として、米大リーグ・メッツ傘下の3Aノーフォークに所属するピート・ウォーカー投手(33)=188cm・88kg、右投右打=の獲得に乗り出していることが明らかになった。「先発で力のある右投手。3Aでも上位クラスのピッチャーです」と関係者。ウォーカーはメジャー通算1勝だが、今季ノーフォークではエースとしてチームトップの7勝をマークしている成長株。キレのあるスライダーが武器。

ピート・ウォーカー:1968年4月8日、米マサチューセッツ州生まれ。コネチカット大卒業後、95年にメッツでメジャーデビューし1勝を挙げた。96年にパドレスへ移籍。昨年はロッキーズで3試合に登板。メジャー通算17試合1勝0敗。防御率7.04。今季はノーフォークで14試合に投げて7勝3敗、防御率3.21の数字を残している。

■22日、山崎貴弘投手、山本保司内野手が一軍登録を抹消され、寺本四郎投手、初芝清内野手が登録された。

 

6/18 mon 19 tue - 20wed Bw−M 神戸グリーンスタジアム

18日は黒木−小倉。黒木が2回0/3でKOされる波乱。3四球・被安打8、8失点と冴えなかった。打線も覇気を欠き、2-11で敗戦。19日は雨天中止。20日は加藤−カルロス。ボーリック、石井のHRで試合の主導権を握り、継投で逃げ切った。6-5。崩れた加藤の後に好投した和田が今季初勝利、小林雅は11試合連続で20セーブ目。2位で千葉マリン6連戦へ。

20日、試合後の山本監督:「チームの勝ちとか記録の重圧がかかる中で1点差を抑えるんだから素晴らしい」

20日、試合後の小林雅:「僕一人の力じゃないですから。それに記録のためにやっているんじゃない。まだシーズンは終わっていない。優勝も残っている」

20日、試合後の和田:「今までいいところで投げさせてもらったのに結果が出ていなかったのできょうはよかったです」

18日、試合後の黒木:「申し訳ないです。次、頑張る。それしかないです」

■20日、小林雅英投手が11試合連続セーブのパ・リーグ新記録を達成した。

■19日、昨オフにロッテからトレードでヤクルトに移籍した4年目の右腕・寺村のプロ初先発が決定。ローテーションの谷間となる20日の中日戦(福井)で登板予定。

■19日、ダイエーが来年5月に台湾で公式戦を開催することが決定。対戦相手はオリックスになる見込みで、5月の連休明けから中旬までの間に台北、高雄で2試合を行う予定。海外での公式戦開催は戦後初めて。また、中日とオリックスが連合チームを編成して今秋11月に韓国で親善試合を行う。10、11日にソウル市内の蚕室球場で韓国選抜と2試合を行う予定。

■19日、来年3月30日に札幌、東京、名古屋、関西、広島、福岡の6都市セ、パ両リーグが同日開幕することが決まった。対戦カードは未定だが、セ・リーグは東京ドームで巨人戦、ナゴヤドームで中日戦、広島市民球場で広島戦、パ・リーグは福岡ドームでダイエー戦が組まれ、札幌ドームは西武戦が有力、関西については今後、大阪ドームかグリーンスタジアム神戸のどちらにするかを協議する。また、成績上位球団に与えられる開幕権は翌々年に反映されることになった。これにより、これまでシーズン終了後に検討されていた翌年の日程編成がシーズン中から検討できるようになる。このほか、来季の日本シリーズは10月26日にセ・リーグ優勝チームの本拠地で開幕。夏休み期間を活用するため例年7月下旬に行われるオールスターゲームを1週間ほど早めることも決めた。日韓共催で行われるサッカーの2002年ワールドカップ期間中の公式戦開催については、日本が出場する1次リーグ3試合6月4、9、14日は試合を行わず、日本が決勝トーナメントに進出した場合の試合予定日にも公式戦を実施しないことで基本合意した。

■18日、川北智弘運営部長が新外国人投手の獲得に向けて身分照会を行ったことを明らかにした。ロッテは14日から江尻亮編成部長と本田運営部課長を米国に派遣しているが、同部長は「投手が4人、右も左もいる」と即戦力の先発投手を緊急補強する方針を示した。近日中にも交渉が成立する見込み。

 

6/15 fri - 16 sat 17 sun M−H 千葉マリン

関東地方は本格的に梅雨。ここ数日雨が降り続いてます。15日は雨天中止。16日はスライドでミンチー−ラジオ。2点差の8回表、中継ぎ陣が打ちこまれ同点にされたが、そのウラにボーリックの勝ち越し打で再び2点をリード。9回表は小林雅が抑え、パリーグタイ記録の10試合連続セーブを記録。ダイエーは千葉マリンで6連敗。17日は小野−田之上。

17日、試合後の山本監督:「あそこ(九回二死三塁)は、調子がいいとか悪いとか関係ない。向かっていく姿勢があった。何も考えないで打ったんだろう」

17日、試合後の小野:「コントロールが悪く苦しいピッチングでした。点を取ってもらった後にもう少し踏ん張らないと…」

17日、試合後の石井:「何とかヒットを打つつもりでした。全員に後押しされたんだと思う。今までチームに迷惑をかけたので少しずつ恩返ししていきたい」

17日、試合後の秦コーチ:「グリップを短く握ったり、スタンスを変えたり、石井はよく努力していた。あの一発には、しびれました」

16日、試合後の山本監督:「これがウチの本当の勝ちパターン。(以前のように)大きな連敗をしないのは、ピッチングスタッフが歯止めをかけてくれているから」

16日、試合後の小林雅:「記録は意識してません。みんなが作ってくれたもの。自分だけのものじゃないんです。チームが勝たないとセーブはつかないし、チームが勝っている状態のまま試合を終わらせるのが僕の仕事」

16日、試合後のミンチー:「調子は良かった。とにかくチームが勝って本当にうれしい」

16日、試合後のボーリック:「ストライクなら何でも打とうと思った。ダイエーは強いチームだから打てて良かった」

■16日、小林雅英投手がパ・リーグタイ記録の10試合連続セーブをマークした。1990年の西武・鹿取義隆に続いて2人目。プロ野球記録は、1998年に横浜・佐々木主浩が作った22試合連続。

■15日、小林宏之投手、渡辺正人内野手、大塚明外野手が一軍登録された。

■15日、メイが疲労性の腰痛でリタイア。雨天中止でチームは練習を行なったが、参加せずに帰宅した。石井トレーナーは「人工芝の試合が続いた疲れ。違和感が出たから大事を取った」と説明。16日のダイエー戦は様子をみて決める。
 ・・・ここで気になるのは、13日の試合途中の交代に怒り、メイが試合終了前に帰宅した一件だが、同日、山本監督はメイを監督室に呼び、約30分間の話し合いを行った。同監督は
「もめごとは何もない」と話し、帰宅した理由などを聴いたうえで了承したもようだ。メイも「別に怒って帰ったわけじゃないんだ」と冷静に話していた。

■14日、横田久則投手、澤井良輔内野手、平井光親外野手が一軍登録を抹消された。

 

6/11 mon 12 tue 13 wed  F−M 東京ドーム

11日は小野−金村。1-1でむかえた8回表に2点を奪い、ウラからの継投で逃げ切った。2回以降追加点を与えず好投した小野は6勝目。チームは2位に浮上。12日は黒木−サンダース。初回のチャンスに1点しか奪えず、4回ウラに2本塁打で逆転。その後も打線はサンダースを攻略できず、被安打4で好投した黒木を見殺し。1-2で負け、黒木の連勝は9で止まった。13日は横田−岩本。横田の初回5失点KOに続き、和田4失点、山崎6失点と投壊。打線では酒井が全打点の3点を挙げたのみ。3-15と惨敗し、4位に後退。

13日、試合後の山本監督:「何も言うことはないよ。見ての通りだ」

12日、試合後の山本監督:「タイムリーが出なかったのがすべて。負けたけど、さすがエース。すごいピッチングだった」

12日、試合後の黒木:「記録は意識してませんでした。(打線に)助けてもらってきたから、しようがないですよ」

11日、試合後の小野:「初回に失投をホームランされたあとは気持ちを切らさずに投げました。八回は先頭を出さないように意識したのが裏目。勝ててよかった」

11日、試合後の堀:「初球から積極的にいったのがよかった。サブローがよく走ってくれました」

11日、試合後のサブロー:「イチかバチかスタートを切った。ミットにめがけていったら落としてくれた。タイミングはアウト。でも、打てないので足で貢献しないと」

■13日、ロッテが新外国人投手の獲得に動いていることが明らかになった。江尻亮編成部長と本田運営部課長が14日から2週間の予定で渡米、既に絞り込まれた3、4選手の最終確認を行い、即戦力の先発投手を緊急補強する方針。

■11日、オールスターゲーム運営委員会がフレッシュオールスターゲーム(7月20日、東京ドーム)の出場選手を発表した。ロッテからは渡辺俊介投手、里崎智也捕手、渡辺正人内野手が選ばれた。

■11日、パ・リーグが来季の公式戦日程などについて意見調整した。開幕戦は来季も土曜日開催で各球団が合意。球界全体の発展のためには両リーグ同日開幕が望ましいとして、金曜日開幕を希望しているセ・リーグにも土曜日開幕を求めていく方針を確認した。2002年ワールドカップ開催中の日程なども含めて、18、19日に開かれる実行委員会で12球団が話し合う。

■11日、初芝清内野手が一軍登録を抹消され、石井浩郎内野手が一軍登録された。

 

6/9 sat 10 sun L−M 西武ドーム

9日はミンチー−西口。ミンチーは7回を投げ3失点と粘投したが、好投の西口に打線が沈黙。0-3で今季4度目の零封負け。10日は加藤−三井の新人対決。荒れ球の三井に6回途中までを抑えられるとその後は西武の零封リレー。0-5で負け、これで20イニング無得点。

10日、試合後の山本監督:「こういう時もある。福浦が(スタメン復帰して)来るまでどれくらい戦えるかだ。負けてはいるけど、選手は元気を出してやってくれている。1つ2つ負けたからと言ってメンバーを替えるわけにはいかない」

9日、試合後の山本監督:「西口は気合が入っていたよ。けど、もっと打たなあかん」

9日、試合後の秦打撃コーチ:「序盤に捕まえられなかったのが響いた。今度はもっと狙い球を絞るよう指示しないと」

■9日、ミンチーから150メートル弾を放ったカブレラ。試合後、両者の舌戦が。

カブレラ:「打ったのはカットボール。久しぶりの手ごたえを満喫させてもらった。ミンチーには悪いけど、しばらく(余韻に浸って)走らなかったよ」
ミンチー:
「打ったら、すぐ走るのが普通。それに次の打席に入る前、オーロラビジョンの自分の本塁打に見とれていたけど、見たいなら家のTVニュースで見ればいい」
カブレラ:
「(すぐ走らなかったのは)日本に来てからずっとやっていること。メジャーでは失礼にあたるのも知っている。でもバリー・ボンズ(ジャイアンツ)ら偉大な選手はやっている。僕が彼らと同等とまで言わないけどね。TVニュース?それならいつも見ているよ。まあ、ミンチーが言うことは全然気にしない」

■8日、球宴のファン投票第1回中間発表で抑え部門のトップに立った守護神・小林雅を球団が全面的に売り出すことになった。8月分の球団ポスターに西武・カブレラと対決する小林雅の写真を使用するもので「もっとファンの皆さんに知ってもらうためにポスターのほか小林雅弁当も球宴明けから販売します」と営業関係者。現在8試合連続セーブ中の小林雅も「記録は全然意識していないけど、皆さんの声援はうれしい」と認知度アップ策にまんざらでもない様子だった。

■7日、サンヨーオールスターゲームのファン投票の第1回中間発表が発表され、松井(巨人)が3万4252票で全体のトップになった。投手は今年から先発、中継ぎ、抑えの3部門に分かれた。パの先発1位は黒木(ロッテ)の2万5920票で、2年連続ファン投票選出の松坂(西武)は2位。セは同じく2年連続の上原(巨人)。新設された抑え投手は高津(ヤクルト)小林雅(ロッテ)中継ぎは岩瀬(中日)吉田(ダイエー)が1位となっている。はがき、インターネットに加え、今年から携帯電話でも投票できる。締め切りは7月1日。同10日にファン選出選手、同11日に監督推薦選手が発表され、全陣容が決まる。黒木は「去年は出場できなかったし、出たいという気持ちは大きい」と喜び、それでも今後については「今年の活躍を認められた票だと思うけど、終わってみたら大輔が1位になっていると思いますよ」と笑った。

 

6/4 mon★ 5 tue 6 wed - M−Bw 千葉マリン

4日は小野−戎が好投。お互い無失点のまま終盤をむかえ、8回ウラに小坂の犠飛でサブローが生還。9回表を小林雅が締め1-0で勝利。5日は黒木−川越。同点の6回ウラ、代わった田村からメイの決勝打で勝ち越し、最終回を小林雅で逃げ切り。5-4。貯金を今季最多タイの6とし、オリックスに代わって2位に浮上。6日は雨天中止。本格的に梅雨の季節です。

5日、試合後の山本監督:「黒木の良いところは、味方が先制した直後に同点にされはしたが、その後を辛抱すること。回を追うごとに良くなって行ったね。メイは相変わらずいいところ打ってくれる。本当に勝負強いね」

5日、試合後の黒木:「疲れました。点を取ってもらった後に失点するという一番やっちゃいけないことをしてしまった。三回以降は辛抱強く投げることだけを考えました。本当にメイはよく打ってくれる。ウチの娘の名前(芽依)と同じメイつながりなんです」

4日、試合後の山本監督:「晋吾が良く投げたね。今年一番の内容だったんじゃないの。途中、黒木の様な気合いの入れ方を見せていたから、点を与えない確信があった。今季初スタメンの澤井もいいところで打ってくれたよ」

4日、試合後の小野:「自分が投げれば勝てると信じて投げました。気迫ですよ。内容的には今年一番良かったと思います。気持ちではジョニーに負けないつもり」

4日、試合後の澤井:「せっかくのチャンスなので何とか応えたかった。しがみついてでも1軍で頑張ります」

■6日、セ、パ両リーグが5月の月間最優秀選手(MVP)を発表。パ・リーグの投手部門に黒木知宏投手(2度目)が選ばれた。

■6日、山本監督が恵みの雨を喜んだ。左ひざ痛の福浦、5日の練習中に自打球を当てた酒井らレギュラー陣に故障者が続出。チームコンディション不良から、雨天中止は大歓迎。「そういう人にとっては良かったよ」とニヤリ。福浦は9日の西武戦から復帰のメドが立っている。

■4日、ファンに配られる人気の「応援ガム」の2001年版が完成した。包み紙に選手ら30人の一言コメント入りで、黒木は「気迫」で山本監督はチームのキャッチフレーズ。関係者は「まず、マンデー開催日に配りたい」。ちなみに“非売品”です。

 

6/2 sat 3 sun M−Bu 秋田 市営八橋球場

2日はミンチー−山村。序盤から打線の猛攻で大量得点。ミンチーは悠々と近鉄打線を抑え、15-3で完勝。16年ぶりの7連勝となった。3日は加藤−バーグマン。3回の5失点が響いて中盤からの追い上げも届かず。両軍合わせて8本のHRの空中戦は5-9で敗戦。

3日、試合後の山本監督:「あれだけ単調になれば打たれるのは当然。もちろんキャッチャーにも責任はある」

3日、試合後の加藤:「2本目の本塁打が痛かった。気持ちの切り替えができないまま投げてしまった」

2日、試合後の山本監督:「連勝?月も変わったし、関係ない」

2日、試合後のミンチー:「きょうは打者がグレートだった。早めに点を取ってくれたからリラックスできたよ」

2日、試合後のボーリック:「初回のチャンスにいい仕事ができた」

2日、試合後のメイ:「気持のいいスイングができた。風にも乗ったし、できれば一年中ここで野球がやりたい」

■3日、ボーリック選手が七回、秋村球審に対する侮辱行為のため退場処分となった。(4日、パ・リーグは厳重注意と制裁金3万円を科した)

■3日、福浦和也内野手が一回の打席で、左ヒザの違和感で途中交代した。病院へは行かずにアイシングで様子を見る。

■1日、小林雅が1イニング限定で起用されることになった。山本監督が明かしたもので「その方が気持ちも盛り上げやすい」と話した。小林雅はここまで22試合中8試合が1回以上の登板。梅雨時を迎えて負担軽減の狙いがある。31日、秋田入りした小林雅も1イニング限定の配慮に「疲れはない。勝てる時に勝っておかないと」とフル回転を宣言。また、連投も志願し、「点差がない方が燃える。打たれてもみんなが許してくれる雰囲気があるし、連投の方がいいですから」と語った。

■31日、破竹の6連勝でAクラスに浮上した山本監督が、首位奪取のための「3つの心得」を説いた。いずれもプレー以外での選手のふるまいにカツを入れるものばかりだ。

 心得〈1〉「首をかしげるな」―。凡打や三振を食らうと首をひねりながらベンチに引き揚げる選手がいるという。それは「絶対イカン」と指揮官。「野球は勝負事。首をかしげると、敵に弱気を見せることになる。もっと気迫を出せ」

 心得〈2〉「仲間をなぐさめるな」―。凡打した選手に向かって「まあ、次頑張れよ」と肩をたたくのも厳禁。「よおし、次はオレが打ってやろうと気合を入れればいいだけ」

 心得〈3〉「試合直前にヘラヘラするな」―。試合前、ヘッドホンで音楽を聴き精神統一する小坂を評価した。「ああやって集中力を高めるのは、メジャーでは当たり前。飲み物のんでヘラヘラしゃべっていてはダメだ」

 

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