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5/28 mon 29 tue 30 wed M−H 千葉マリン

連勝の勢いに乗って叩き落としたい首位ダイエーとの3連戦。28日は小野−永井。2点差から終盤に追い上げられたが、継投でかわして4-3。小野は決して調子は良くなかったが7回を気合いの投球。好リード、勝ち越しの2ランなど橋本が好守にわたって小野をサポートした。それぞれ勝率は僅差ながらマリーンズは3位に浮上、ダイエーは首位陥落。29日は横田−星野。1-1の同点での8回ウラ、福浦の決勝打で勝負を決めた。中継ぎの山崎にプロ初勝利がついたが、7回途中まで無四球で好投した横田の投球あってこそ。2-1で今期初の5連勝。30日は黒木−倉野。同点でむかえた8回ウラ、メイの二塁打で勝ち越し。中4日で好投した黒木は9回を藤田・小林雅に託し開幕8連勝。4-3。小林雅の6日連続セーブは史上初となった。5月を終え、パリーグは首位から4位まで1.5差の混戦状態に。

30日、試合後の山本監督:「九回はマサが6連投できるか確認してから登板を決めた。黒木、藤田、小林雅、みんながすばらしい。メイもよく打ってくれた」

30日、試合後の黒木:「雨の中、皆さんの応援が僕の胸の中に響いた。8連勝は神がかりだけど、それ以上にみんなの力があるんです」

30日、試合後の小林雅:「連投?大丈夫ですよ。黒木さんや中継ぎが頑張ってるから自分が投げれるんです」

29日、試合後の山本監督:「5連勝?それは聞かなかったことにする」

29日、試合後の山崎:「自分に勝ち投手の権利があることが分かったときは、ドキドキしました。この様なチャンスを与えてくれた皆さんに感謝しています。ウイニングボールは小さいときから野球をさせてくれた両親にプレゼントします」

29日、試合後の小林雅:「僕の前のピッチャーがいい投球をしてくれているので、その投球を無駄にしないためにもゲームを壊さないことだけを意識して投げているだけです」

28日、試合後の小野:「あの喝がなかったら負けていた。監督のおかげです。本当に気合が入った」→(二回に松中の2ランで2失点。ベンチに引き揚げたバッテリーを山本監督が呼びつけ、小野には「何を淡々と投げているんだ!」、橋本には「もっとしっかり投げさせろ!」と声を張り上げた)

■28日、打撃不振に悩む阪神が石井浩郎内野手の獲得調査に乗り出したことが明らかになった。石井は秋田出身だが、大阪は「第二の故郷」。6月21日で37歳ということもあり、阪神は”最後は大阪で花道を飾りたい”という希望を本人周辺からキャッチしている。石井の身辺調査はほぼ終了。骨折した左手首の状況などメディカルチェックを経て、最終的に問題なしと判断すれば、野村監督のゴーサインを待って、金銭譲渡で正式に獲得に乗り出す構えだ。

■28日、フランク・ボーリック選手が疲労性腰痛のため、試合を欠場した。なお、ベンチには入っている。

■28日、今年のオールスターゲームの開催要項が発表された。第1戦は7月21日18時30分から福岡ドーム、第2戦は22日18時10分から横浜スタジアム、第3戦は24日18時30分から札幌ドームで行われる。3試合とも9回打ち切りで、指名打者制を採用。今年からファン投票の投手部門が先発、中継ぎ、抑えの3部門に分かれるため、投票で選ばれる選手はセ・リーグが11人、パ・リーグが指名打者を含めて12人。これに監督推薦を加え、出場選手は各32人。セ・リーグは巨人の長嶋茂雄監督、パ・リーグはダイエーの王貞治監督が指揮を執る。

 

5/25 fri 26 sat 27 sun  F−M 東京ドーム

苦手意識の払拭、チームの連敗ストップという意味でも、黒木での3連戦初戦は落とせないところ。その25日は黒木−清水が先発。序盤に1-2となり、打線が停滞したまま回は進行。辛抱強く好投を続ける黒木に打線が奮起したのは8回、ボーリックの同点二塁打からメイの2ランで勝ち越した。最終回は小林雅がきっちり抑え4-2で逆転勝ち。珍しく土曜ナイターの26日はミンチー−佐々木。ボーリック・メイらのHR攻勢で中盤までに勝負を決め、藤田・小林雅の継投で逃げ切り。投打のかみ合った試合運びで5-2で連勝。勝率は5割に。27日の先発は加藤−金村。堀・メイ・ボーリックの連日のHR攻勢で金村を撃沈。加藤から万全の継投で逃げ切り、5-2で勝利。F戦4年ぶりの3タテで貯金を1とし、今季の対戦成績も五分にした。

27日、試合後の山本監督:「半信半疑だったけど、きょうは手応えをつかめたよ。いい感じで打ってくれた。苦手意識とか言われて、選手も気にしていただろう。これで脱皮してくれる」

27日、試合後のメイ:「日本ハムが苦手?全然知らなかったし、興味もないね。オレの仕事はとにかく打点を稼ぐこと。打球が上がったからホームランになっただけだよ」

26日、試合後の山本監督:「きのう黒木で勝った後だったから絶対勝ちたかった。この連勝は大きい。日本ハムに2年ぶりの勝ち越し?そんなことはどうでもいい。チーム状態が良くなってきたからそれを崩さずに5割をキープしていきたい」

26日、試合後のボーリック:「自分の仕事が出来たよ。最低でも犠牲フライという場面だったから、力まずスイングできた」

25日、試合後の山本監督:「(黒木は)1点リードされながらよく抑えてくれた。苦手意識も今年はそんなにない。ホント、苦しいときにようやってくれる」

25日、試合後の黒木:「5回から力を入れて投げた。カーブ以上にフォークが良かった。開幕のころのいい感じが戻ってきた。7連勝は神がかり的だし、神様がついているなら乗っていきたい」

25日、試合後のメイ:「ボーリックを還すことを心がけていたんだ。気合も入っていたし、打ててハッピーだぜ」

■25日、澤井良輔内野手が一軍登録された。

■24日6月17日に行われる千葉市長選挙にロッテが一役買うことになった。「一票入魂」と書かれた選挙ポスターに黒木ら投手陣6人の写真が掲載され、市民に投票を呼びかけるもの。6月3日の告示を前にすでに8000枚を印刷済みで、市内の郵便局や駅構内など公共施設に掲示する予定。

■23日21日に1軍に昇格したばかりの打撃コーチが打撃のテコ入れに着手した。千葉マリンの室内練習で澤井ら若手野手陣を熱心に指導。25日からの日本ハム戦で早速手腕を問われる秦は「僕も生活がかかっているのでこれから攻略法を考えます。クリーンアップ以外はチームバッティングをしてもらう」と苦手の日本ハム投手陣攻略に燃えていた。

■23日6年目の澤井が25日の日本ハム戦から出場選手登録されることがわかった。このカードは今季も相性が悪く、山本監督が起爆剤に指名。「バッティングは勝負強い。チャンスで使いたいね」。澤井も「調子はいいんで、とにかく試合に出たいです」とやる気満々だ。

 

5/21 tue 22 wed - Bw−M 神戸グリーンスタジアム

21日の先発は横田−戎。横田は今季自己最長の7回を2失点と抑えたが、打線が戎を攻略できず見殺し。散発4安打、無四球で完封され、0-2で3連敗。22日は降雨のため中止。

21日、試合後の山本監督:「今はバッターがどん底の状態。ピッチャーが踏ん張ってるうちに打線の奮起を待つしかない」

21日、試合後の横田:「疲れました。最初は悪かったけど、途中から立ち直れました。ただ負けちゃしようがない」

■22日、黒木がメジャー移籍の可能性を否定した。雨天中止となったこの日、米大リーグ、オリオールズのスカウトが黒木目当てに観戦予定だったが、「僕には関係ないし、意識もしない」と無関心。FA権取得は最短でも4年後とあり「現実味がないです」と話した。なお先発は25日の日本ハム戦に変更された。

■22日、吉鶴憲治外野手が一軍登録を抹消された。

■21日、打撃不振のテコ入れとして2軍打撃コーチを1軍に昇格させ、高沢山下の両1軍コーチを2軍へ降格した。山本監督は「関根とか、同じピッチャーに同じようにやられてる。野手と同じようにコーチの入れ替えもあっていい」と理由を説明。秦コーチは「1軍は勝利が求められる。打者が思い切ってプレーできるように指導したい」と話した。

■21日、渡辺俊介投手が一軍登録を抹消され、横田久則投手が登録された。

■21日、プロ野球オールスターゲーム運営委員会はイースタン・リーグ選抜とウエスタン・リーグ選抜が対戦する「2001年コナミプロ野球フレッシュオールスターゲーム」の開催要項を発表した。今年で40回目となるファーム選手の球宴は、7月20日午後1時30分から東京ドームで開催。メンバーの発表は6月11日で、両軍から各20人が選抜される。監督は全イが高田繁(巨人)、全ウは仁村徹(中日)両二軍監督が務める。

 

5/18 fri 19 sat 20 sun M−Bu 千葉マリン

連勝で千葉へ戻り、18日は加藤−赤堀の先発。加藤の好投に応えるように、中盤に初芝の2ランで逆転。1点差の9回表は小林雅。自らピンチを招いたが最後は併殺打で切り抜けた。連勝を4に伸ばし久々の貯金1。19日は小野−門倉。好機に決定打を欠く打線、暴投・失策絡みの失点とちぐはぐな印象で1点ビハインドで迎えた9回ウラ。二死から福浦の起死回生のHRで延長戦へ。小林雅を降板させた12回表に継投の3投手が力尽き、中村に決勝の満塁弾。雨の影響もあり、約5時間半の長い試合は4-8で敗戦。20日はミンチー−山村。4回にミンチーが打ちこまれ4点を献上。なぜか山村を打ち崩せない打線は8回までわずか2安打。9回ウラに2本のHRで完封・完投を阻止するのが精一杯だった。3-6。この連敗でまた借金1。

20日、試合後の山本監督:「初回に点を取れなかったし、その後もずっと打てなかったな。積極的にいけと言っていたんだが」

19日、試合後の山本監督:「(連戦が)まだ3試合ある。(小林雅は)この前も投げているし、ここでつぶすわけにはいかない」

18日、試合後の山本監督:「加藤はやっとこちらの思っているような投球をしてくれた」

18日、試合後の加藤:「2回に連打された時は(前回のKOが)頭に浮かんだけど、何とか踏ん張れてよかった。最近は試合を壊すような投球ばかりだったので、きょうは絶対に勝つつもりで投げました」

18日、試合後の初芝「加藤が頑張っていたので、あの打席は何とかしたかった。投手を育てるのも野手の仕事だからね。ここのところ調子を落としていたので、これをいいきっかけにしたいね」

■20日、於保浩己外野手が一軍登録を抹消され、諸積兼司外野手が登録された。

■19日に行われたロッテ×近鉄は試合時間が5時間27分(中断10分)で、パ・リーグ史上2位の長時間試合となった。パ・リーグ最長は昨年8月29日の西武×オリックスで5時間32分。セ・リーグの最長は1992年9月11日の阪神×ヤクルトで6時間26分(中断37分)。

■17日、加藤が18日の近鉄戦の登板に備え緊急フォーム矯正を行った。「だらしない投球が続いているので自分にイライラしている」という加藤は「体の開きが早くなって球離れがバラバラだった」と反省し、真上から投げ下ろしていた腕の振りを、2勝を挙げた4月の好調時同様に、やや下げた位置に修正した。山本監督は「あれぐらいの腕の位置の方がストライクゾーンの幅を広く使えていい。修正したからもう大丈夫だよ」と話していた。

 

5/15 tue 16 wed M−L 福井・金沢

4位ライオンズ(勝率5割)vs5位マリーンズ(借金2)の北陸シリーズ2連戦。15日は先発のミンチー・西口が中盤まで好投。5回に先制した直後に追い上げられるが、追加点の4点が効き、7-3で勝利。二度の満塁機にいずれも2点打を放ったメイの勝負強さが目立った。16日は黒木−三井。先制し逆転されたが堀の2ランで再逆転。終盤は追い上げをなんとかかわし、総力で7-5と逃げ切った。黒木は8回途中までを被安打10と打たれはしたが粘り抜き、開幕から6連勝。要所を見事に三振で獲った小林雅は8セーブ目。勝率を5割に戻し3位に浮上。

16日、試合後の山本監督:「中4日なのに実に粘り強く投げてくれた。大した奴だよ。3点はピッチャーの責任じゃない」

16日、試合後の黒木:「(今季で)一番、しびれるような感じでした。金沢のファンもいたし、久しぶりに燃えましたね。ずっと調子がいいなんてことは神懸かり的ですし、今後も僕の身上である粘りで行きますよ。きょうはチームが借金を完済できたことが一番です」

16日、試合後の堀:「納得のいくバッティングができた。この1本で乗っていきたいね」

15日、試合後の山本監督:「ミンチーの投球に尽きる。明日先発のジョニーに変なプレッシャーを感じさせずに持っていけたのは大きな勝ちだよ。西口にはこれまでいいピッチングをされてる。そのエースを打ったんだからな」

15日、試合後の橋本:「左打者にはチェンジアップ、右バッターにはカーブをコースぎりぎりに投げさせたのがうまくいきました。カブレラは、あのカーブに全く合っていなかったですね」

 

5/11 fri 12 sat 13 sun Bu−M 大阪ドーム

このままずるずると落ちないように一軍登録選手にテコ入れを図った山本マリーンズ。5/11は中軸をメイ・福浦・ボーリックとし、スタメンにも変化が。先発は黒木−赤堀。2回に礒部の2ランで連続無失点記録が途絶えるも、黒木は連打を許さず安定した投球。打線は近鉄投手陣を軒並み打ち崩し、計15安打を放ち12-2で快勝。連敗を3で止めた。12日は加藤−門倉。初回にボーリックの満塁HRで得た4点を、加藤がそのウラに無死のまま放出。計7点を取られ2/3KO。効果的に追加点も取られ、7-11で敗戦。13日は小野−山村。両者とも5回までは無得点だったが、マリーンズが6,7回に大量得点を挙げ10-5で勝利。4打点の橋本は小野と並んでお立ち台に。約一ヶ月ぶりに勝ち越した3連戦となった。

13日、試合後の山本監督:「きょうはバッテリーに尽きる。晋吾はこれできっかけをつかんでくれれば…。橋本?次もコンビを組ませるよ」

13日、試合後の小野:「ここ3試合ふがいないピッチングを続けていたので、とにかくきょうにかけていました。気持ちだけは逃げないように…。本当にうれしいです」

12日、試合後の山本監督:「一回がすべて。(清水将は)黒木以外だといつも同じように打たれる。ちょっとは頭を使えってんだ」

12日、試合後の加藤:「先取点を取ってもらったのに野手の人たちに申し訳ないです」

11日、試合後の黒木:「正直言って、今季一番悪かった…。でも先頭打者を出さなかったのがよかった。きょうは打線に感謝しないと、ね」

11日、試合後の清水将:「無心で打席に入り、来た球にうまく対応できた。まさか本塁打が出るとは」

■13日、サブローが4打数4安打2打点の大爆発。この日はすべてバントの構えからスイングしたが「この方が普通に構えているときより余計なことを考えなくて済む」と手応えをつかんだ様子。「この感覚を大切にしたい」と今後も“新打法”を続ける。

■12日、毎年秋に開催されてきた教育リーグ、高知の黒潮リーグと沖縄のハイサイリーグが今年から中止されることになった。移動を含めた経費負担が大きい、本拠地でも社会人との交流試合ができるなどの理由で、数球団が不参加の意向を示し、日程編成に支障が出た。パ・リーグの村田繁事務局長が10日に沖縄、セ・リーグの大越英雄事務局長が11日に高知を訪れ、地元の関係者に両リーグの意向を非公式に伝えた。14日の実行委員会で正式に決まる。

■11日、堀幸一内野手、橋本将捕手、吉鶴憲治外野手、於保浩己外野手が一軍登録された。

■10日、川井貴志投手、諸積兼司外野手、立川隆史外野手、大村巌外野手が一軍登録を抹消された。

 

5/8 tue - 9 wed  M−F 千葉マリン

8日は雨天中止。9日はミンチー−関根。序盤に4点を先制されると打線は関根の前に天候同様湿りっぱなし。ミンチーは中盤以降粘りを見せるが、反撃の気配さえなく0-5で敗戦。対関根の連敗は11となった。

9日、試合後の山本監督:「迫力を出してやらないとダメだ。球にぶつかってでも塁に出るつもりじゃないと。1からやりなおしだ」

■9日先日復帰し4勝目をあげた黒木が次回11日の近鉄戦(大阪ドーム)登板後、16日の西武戦(金沢)に先発することが決定。4人でローテーションを賄っているが「各自月1回は中4日で回ってもらう」と山本監督。

■8日マンデーだけに頼らない新たな観客動員策として、球団は「千葉マリン総右翼席化計画」に乗り出した。今季から、空席の目立つ三塁側の一部に、新たに「特別内野自由席」(大人2400円、子供1200円)を設定し、右翼席ファンに三塁側スタンドにも陣取ってもらおうという作戦らしい。球団営業部は、「そこは右翼席の真っ正面。一塁側のロッテ・ベンチも見やすい。ここを右翼席の“飛び地”にして左右に応援の輪が広がれば、全体を右翼席状態にできるのでは」と語る。

■8日ロッテのマスコットキャラクター「マーくん」、「リーンちゃん」、「ズーちゃん」の三匹が大相撲の元関脇・琴錦親方の断髪式(6/2両国国技館)に招待された。注目されるのは三匹が土俵に上がるかどうか、大銀杏にハサミを入れるかどうかで、球団関係者は「土俵は神聖な場所。そういう話になってもお断りするかも。ただ、どうするかをこれから検討します」とのこと。特に「リーンちゃん」は女の子?のため、土俵に上がってハサミを入れることになれば、太田房江大阪府知事に先んじ、女性初?の土俵入りを果たすことになる。琴錦親方は選手とも面識があり、断髪式へのマスコット招待というユニーク企画をひねり出した。

■8日セ、パ両リーグが4月の月間最優秀選手MVPを発表。セは投手部門が中日の野口茂樹投手3度目、野手部門がヤクルトのペタジーニ内野手2度目)、パは投手部門が近鉄の前川勝彦投手(初)、野手部門が西武のカブレラ内野手(初)が、それぞれ受賞した。両リーグとも3月分の試合成績を含めて選考された。

■8日MLBのオールスターゲームのファン投票の日本国内での受け付けが、コンビニエンスストア「am/pm」で始まった。日本用の公認投票用紙は500万枚が配布され、店頭に用意された投票箱で回収する。投票用紙には、マリナーズのイチロー外野手が「I.スズキ」の名前で日本人選手として初登場。インターネットによる投票はhttp://www.mlb.comで2日から。

■8日、加藤康介投手が、ルーキーとしては異例の個人HPを開設することがわかった。「新人王 加藤康介28」と書かれた直筆の色紙がトップページ。プロフーィルや日記など加藤の素顔がわかる内容で「ファンの方と直接交流できるのが楽しみです」と、誕生日でもある7月2日の開設予定に向けて準備を進めている。

 

5/4 fri★ 5 sat 6 sun M−Bw 千葉マリン

4日はケガから復帰した黒木−小倉。初回に1点を先制し、6回にボーリックのHRで貴重な追加点。黒木は球威・安定感ともに抜群で、8回106球を投げ2安打無失点。開幕から無傷の4連勝。9回は小林雅が締め、2-0で勝利。勝率を5割に戻した。5日は和田−加藤。前半は初芝のHRなどで2点を挙げ、今季初先発の和田が素晴らしい投球で打線を封じていたが、その後の継投で明暗が分かれた。M吉田が同点打、逆転打を許してしまうと、Bw大久保は速球を武器にマリーンズ打線を零封。2-3で逆転負けを喫した。6日は小野−川越。序盤にもらった5点を小野が守りきれずに5回に同点。その後は中継ぎの吉田らが打たれ5-9で連日の逆転負け。GWは2勝7敗と散々な結果で借金2、順位は5位まで転落した。

6日、試合後の山本監督:「(小野は)もっとしっかりしてほしい。ローテのピッチャーなんだから」

6日、試合後の小野:「打たれてはいけない場面で打たれた自分が情けないです」

5日、試合後の山本監督:「和田は上出来。(4日は)いい勝ち方だったけど…。昨日は昨日だ。しょうがない。2失点は投手の責任じゃない。投手がローテの谷間に踏ん張ったのに、野手に谷間があってはいかん」

4日、試合後の山本監督:「開幕と同じくらい今日、勝つのと負けるのは違う。2度目の開幕だよ。黒木は1カ月近くも実戦を離れていたのに凄い。エースがやってくれて弾みがついた。今後はきっちりローテーションに入ってもらう」

4日、試合後の黒木:「全体のバランスがまだダメです。スタミナもなかった。出来過ぎですよ。結果としては最高」

■7日、日本野球機構の選手関係委員会と日本プロ野球選手会(JPBPA)が協議し、来年のオールスターゲームを広島市民球場東京ドームで計2試合を行うことで合意した。選手会は球宴を1試合に限定するよう提言しているが、「野球の普及という観点から、地方球場を含めた場合に限り、2試合でも良い」と譲歩し、機構側は2003年以降の地方開催の可能性を検討することになった。

■4日、大幅に一軍登録選手の登録・抹消があった。
登録:
サブロー内野手、平井光親外野手、山崎貴弘投手、福沢洋一捕手、黒木知宏投手、大村巌外野手
抹消:
石井浩郎内野手、里崎智也捕手、松本尚樹内野手、クベンカ投手、光山英和捕手

 

5/1 tue 2 wed 3 thu H−M 福岡ドーム

勝率を5割に戻し、5月からの再スタート。1日は横田−田之上が先発。初回に横田がリズムに乗れないまま3失点。先制、中押し、ダメ押しとキレイに決められ2-6でGW4連敗。2日の先発は加藤−倉野。加藤が3四球から満塁HRをくらうなど5回までに6失点。しかし打線も異様な粘りを見せ、突き放されては追いつく展開。9回表に三度目の同点に持ち込み、延長戦に入ったが、11回ウラに力尽きた。5時間19分の長い試合は7-8xでサヨナラ負け。3日はミンチー−永井。1点を先制されるが、メイの逆転3ランを機にミンチーが復調。打線が走者を貯めて一発というダイエー打線並みの破壊力を見せ10-2で快勝。連敗を止め千葉に戻る。

3日、試合後のメイ:「チームが連敗中だったので何とかしたかった。シンに当たれば飛ばす自信はあるんだ」

2日、試合後の山本監督:「選手はよくやった。本当によくやってくれた。加藤が誤算?選手を動かしているのはオレなんだから」

2日、試合後の加藤:「コースを狙いすぎてリズムを崩してしまった。四球でランナーをためてストライクを痛打される悪循環でした」

2日、試合後の小林雅:「肩は何度もつくっていました。最後は直球しか投げないつもりでした」

1日、試合後の山本監督:「まだ5月に入ったばっかりだ。109試合も残ってる。勝負はこれからだ」

1日、試合後の横田:「立ち上がりで慎重になりすぎた。井口の一発も痛かった」

■3日、横田久則投手が一軍登録を抹消された。

■2日、小野投手コーチは、右ふくらはぎ打撲で戦列を離れている黒木が、4日のオリックス戦(千葉)で復帰し、先発することを明らかにした。

 

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