* * * * Marines News 2001 * * * *

シーズン中のニュースを随時更新予定


 

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3/30 sat★ 31sun- 4/1 mon  M−Bw 千葉マリン

30日は黒木−戸叶。黒木がテンポの良い投球で二塁も踏ませず、通算6度目の完封勝ち。6回一死まではノーヒットで、その後は散発3安打、計12奪三振の好投。打線も小刻みに加点し、投打がかみ合い4-0で快勝。31日は降雪のため中止。ダイエーが負けたため、3月を単独首位で終えた。1日はミンチー−金田がスライド登板。序盤に崩れたミンチーを継いだ武藤が試合を立て直せず、反撃しかかっていた打線に水を差してしまった。終盤に福浦の2ランで点差を詰めるも6-9で敗戦。中継ぎ投手陣が計4盗塁を許し、研究されているのも気がかり。

1日、試合後の山本監督:「単調になり過ぎた。あんなに点を取られるなんてびっくりだ」

1日、試合後のミンチー:「いい所に投げたボールで打ち取っていたが、ヒットになりアンラッキーだった」

30日、試合後の山本監督:「(黒木は)最初から最後まで球の勢いが変わらなかった。開幕に続いてあのカーブがいいね」

30日、試合後の黒木:「きょうはできすぎです。ノーヒットノーラン?みんなはニヤニヤしていたけど、できるわけないんだから全然意識はしてませんでした」

■31日、降雪のために午前10時30分に試合中止が決定。雪による中止はパ・リーグでは88年4月8日の西武-南海の開幕戦以来13年ぶりの珍事となった。しかも当時は前日からの積雪によるもので、試合当日の降雪による中止となると公式記録員も「記憶にない」という。

■30日、堀幸一選手が一軍登録。山崎貴弘投手が抹消。

■29日、新外国人候補に昨年9月のシドニー五輪で米国のエースだったマリナーズのライアン・フランクリン投手(28)が浮上した。同投手はムービングファストボールを駆使して米国の金メダル獲得に貢献した本格派右腕。メジャー開幕時のロースター(25人枠)漏れが濃厚になっていて、本人も「3Aに落ちるなら日本に行く」と表明しており、日本行きに支障はない。

Ryan Franklin1973年3月5日、米アーカンソー州生まれの28歳。セミノール州立大から92年にマリナーズにドラフト指名された。メジャーでは99年に6試合だけ登板し、0勝0敗、防御率4.76。昨季は3Aタコマで31試合に登板して11勝5敗、防御率3.90。シドニー五輪では予選リーグの日本戦にリリーフで勝利投手になるなど3勝を挙げ、金メダル獲得に貢献した。1メートル90、75キロ、右投げ右打ち。

 

3/27 tue 28 wed M−F 千葉マリン

所沢で内容良く連勝、今日勝てば44年ぶりの開幕3連勝と騒がれ、千葉市民1万人が招待された本拠地開幕戦。超満員かと思いきや、開けてみれば24000人と少し寂しい数字だったが、平日のナイターということを考えればそんなところでしょうか。さて、27日の試合は小野−立石が先発。小野がなんとかハム打線を抑え、こちらは長打2本で2点をリードしつつ終盤へという展開。試合内容ではおされていただけに、こういう試合をモノにできると…、と淡い期待も束の間、小野が捕まって2-3で逆転負け。28日はルーキー加藤がプロ初登板。球のキレ・制球ともに素晴らしく、およそ新人らしからぬ投球。ベテラン光山のリードも冴えハム打線を封じたが、継投の遅さは否めない。この2戦とも、目先の白星を捨て選手の成長に賭けた采配には賛否が分かれるところでしょう。ハムの先発関根も好投し、2-2のまま延長引き分け。

28日、試合後の山本監督:「(関根への)苦手意識?そんなの関係ない。打てないものはしかたないじゃないか」

28日、試合後の加藤:「平常心で投げることができましたが、後半少し投げ急いだかも」

27日、試合後の山本監督:「後半は序盤と同じようにカウントを取りにいくと命取りになる」

27日、試合後の小野投手コーチ:「途中で交代も考えたが、それをやったら小野(晋吾)が伸びないと思った。任せた自分の責任です」

27日、試合後の小野晋吾:「悔しい。無駄な四球を出さないように、向かっていく気持ちで投げたが・・・」

■29日、米大リーグ、ロッキーズの吉井理人投手の退団が濃厚となった。吉井は「米国で投げ続けるのが希望だが、日本の球団も選択肢に入れている」とのコメントを出した。

■28日、広島市議会で広島市民球場に代わる新球場としてカープ球団の意向を採り入れた複合型オープン球場構想が新しく提案された。レンガと鉄骨で造られた屋根のない天然芝球場に、百貨店や宿泊施設、娯楽施設などが隣接したもの。予算編成後に正式決定となり、着工は早くて3年後の見込み。広島球団の松田元オーナー代行は「ドームは時代遅れ。レンガと鉄骨で作られたレトロな球場で楽しみましょうというのが、アメリカの主流。それを広島が初めてやりたい、という気持ちでいるんよ」と語った。

■27日、日本ハムのオバンドー外野手が、第一打席で左足に自打球を当て骨折した。習志野市内の病院で検査を受け、「左足底骨(そくていこつ)骨折」と診断された。復帰までは最低でも1カ月以上かかる見込みで、28日に再検査する予定。(→診断結果は全治6週間)

■27日、25日の千葉県県知事選挙で当選した堂本暁子新知事が観戦に訪れた。27日付の同知事の「ロッテが優勝したら元気な千葉になる」の記事を目にした球団が「ぜひ、応援にいらしてください」と連絡したもの。また、始球式は松井旭市長と2001年ミス日本の野手るりこさんが行った。

 

3/24 sat 25 sun L−M 西武ドーム

いよいよ開幕。24日、晴天の西武ドームには午前11時の開門時には徹夜組300人を含む約9000人のファンが行列を作った。試合開始時間の関係で21世紀一番乗りはこのL-M戦。松坂の150キロの直球で始まった試合は、立ち上がりを叩かれた黒木と上々に滑り出した松坂の形勢が2回以降逆転し、6-3でマリーンズが4年ぶりの開幕戦勝利となった。続く25日はミンチー−石井。好調な打線とミンチーのテンポの良い投球が相乗効果を生み、完全にマリーンズペースの展開となった。初回にはメイの来日1号も出て、6-1と快勝。連勝で千葉へ。

25日、試合後の山本監督:「連勝の要因?3本柱の2人がしっかり投げてくれたことがすべて。バッターも集中力が出てきた」

25日、試合後のミンチー:「マリーンズでの初登板に、いい投球が出来てうれしいよ」

24日、試合後の山本監督:「しびれたね。全員がよくやってくれた。初回に(松坂の)150キロを見せられたときにはどうなるかと思ったけど、打線がよく打ってくれた」

24日、試合後の黒木:「キャンプから投げていて、きょうは一番いいボールが出ていた。この1勝は3勝分の価値があると思います。これでチームを乗せていければ」

■24日、14日のオープン戦で右太ももを痛め、開幕をファームで迎えた石井浩郎内野手は、練習中の全力疾走で同じ個所に違和感を訴えた。このため一軍合流は早くても4月後半までずれ込む模様。

■24日、パ・リーグが開幕し、福岡・東京・西武3球場の観客は計13万6000人と1日の観客数リーグ記録を4年ぶりに塗り替えた。また、昨年の上位3チームがすべて敗れる波乱ぶくみのスタートとなった。

■23日、パリーグ開幕試合の予告先発投手が発表された。ダイエーは西村、オリックスは金田。日本ハム・金村、近鉄・門倉はともに初の開幕投手。そして西武は昨年に続き松坂。ロッテは黒木が3年連続で開幕のマウンドに立つ。

■22日、パ6球団の一軍登録選手が連盟事務局から公示されたが、西武は開幕時通常10人前後の投手陣枠のところ、松坂、潮崎、デニー、水尾、土肥、橋本、森の7人を登録。ということは2戦目は自動的に潮崎か。また、オープン戦で打撃好調だったロッテ佐藤幸彦は12年ぶりに開幕スタメン(七番レフト)の予定。

 

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