| アントネッラ・インテルレンギ Antonella Interlenghi |
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アルマンタ・ケレール Almanta Keller |
●一時期、海外の研究書籍で「同一人物」と紹介されていた彼女たち。
が、最近になってようやく赤の他人だと判明(顔を見る限り別人だよね、やっぱ)。
ここの頁も更新することになりました。間違い情報流してスイマセン。
●アントネッラ・インテルレンギ(Antonella
Interlenghi)
アントネラ・インテルレンギは1961年生まれ。
父親は「陽気なドン・カミロ」(51)や「可愛い悪魔」(58)などで
知られる有名なイタリアの二枚目俳優フランコ・インテルレンギ。
母親はレバノン生まれで、50年代から活躍するイタリア=ギリシャ混血の
美人女優アントネッラ・ルアルディ。母のルアルディは「太陽の誘惑」(60)や
「濡れた夜」(64)「エデンの園」(80)「心の棘」(86)などに出演しており、
A・インテルレンギのエキゾチックなルックスは母親譲りか。
(因みにこのママ・インテルレンギ、確か作曲家のステルヴィオ・チプリアーニと
浮名を流し、イタリアでスキャンダルになった、というような記事を映画雑誌で発見)
さて、A・インテルレンギの名前を初めて見ることが出来たのは、
77年の「雪男イエテ(TV
:クレジットはフェニックス・グラント名義)」。
マカロニ西部劇で鳴らしたジャンフランコ・パオリーニが
フランク・クラマーの変名で監督したこのアドベンチャー物には、
ダマートの映画や、「人間解剖島:Drブッチャー」のオブロレ博士役で
知られるドナルド・オブライエンや、スペイン映画の名物俳優
トニー・ケンドールも出ているが、中身はかなりのジュブナイル系。
その後、インテルレンギは、80年代にリリースされたルチオ・フルチの
「地獄の門」(80)のゾンビ姉ちゃん役で有名になる。
同じフルチの「ザ・リッパー」(82)に似た名前のアルマンテ・ケラーが
出ていた為?ファンの間で混同が起きたようだが、
「地獄の門」のアントネッラはブルネットの髪に、しっかりした顔立ち、
「ザ・リッパー」のアルマンテは金髪にすっぴん系フェイスと、
良く見りゃ、やっぱり別人か(改めてスイマセン)。
アルマンテは「地獄の門」と同じ80年に、ルネ・カルドナJrのアクション映画、
「破壊捜査線」に出演。続いて、日本でもヒットした有名な舞台劇の映画化作品、
「Mrレディ、Mrマダム」シリーズの第3弾、「Mrレディ、Mrマダム
3
ウェディングベル」(85)で、チャーミングなコメディ演技を披露している。
彼女の映画出演は80年代がピークだったようで、最近は舞台を中心に活動しているもよう。
<フィルモグラフィー>
「"Valeria
medico legale"」 (00)
aka:Nando dell' Andromeda
●TVシリーズ。
「Nando dell' Andromeda」 (00)
●TVもの。
「Mat」
(89)
aka: La Madre
: Mother / Zapreshchyonnye lyudi
「Sotto
zero」
(87)
aka: Below Zero (アメリカタイトル)
●TVもの。
「Mrレディ、Mrマダム 3
ウェディングベル」 (85)
La Cage aux folles 3 - 'Elles' se marient
aka:La Cage aux Folles 3: The
Wedding /
Matrimonio con vizietto / Il Vizietto III
フランス=イタリア合作/カラー・99分
日本劇場公開:1986年9月(配給:コロムビア)/
ビデオ(RCAコロムビア)
監督・脚本:ジョルジュ・ロートネル
脚本:ミシェル・オーディアール/ジャック・オーディアール
マルチェロ・ダノン/ジェラルド・ランベール
撮影:ルチアーノ・トヴォリ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:
ウーゴ・トニャッツィ/ミシェル・セロー/ステファーヌ・オードラン/
アントネッラ・インテルレンギ/サヴェリオ・バローネ/ベニー・ルーク/
ミシェル・ガラブリュ/

●お馴染みオカマ夫婦の巻き起こす
てんやわんやの騒動を描いたシリーズ第3弾。
監督はフランスの奇才ロートネルだが、中身は相当ユルユル。
紆余曲折の末に迎える大団円のエンディングも、
伏線張りまくりのハリウッド映画とは無縁の恐るべきご都合主義。
ま、それがイタリアン(フレンチ)コメディなんでしょうけど。
芸達者なキャストは毎度ながら好演。結婚相談所の強もてババア、
S・オードランも異様な迫力があってナイス。
今やすっかり観光スポットとなったオカマクラブ「狂人の檻」。
だが、華やかな舞台裏の経営はまさに火の車で、オーナーの
レナート(トニャッツィ)は資金繰りに頭を悩ます日々。
そんなおり、長年の連れ添った店の看板女優ザザこと
アルバン(セロー)に、英国の城で暮らしていた叔母の遺産相続話が浮上。
ところが相続の条件として、結婚&子作りが義務づけられていたから大変。
金を取るか、愛を取るか。オカマのメンツをかけた
大爆笑のウェディング騒動が幕を開ける。

A・インテルレンギ扮するシンディは、バイクを運転中に
オカマカップルの車と接触事故を起こしたことが縁で
アルバンの花嫁候補となる美女。
妻子ある男性との恋で赤ん坊を授かったものの、男に捨てられてしまい破局。
愛することに情熱的なアルバンと、女同士の深夜恋愛談義で盛り上がったりと
チャーミングな見せ場もアリ。仕事はブティック勤務。

で、すったもんだの末に結ばれるのが、名優ラフ・バローネの息子
サヴェリオ・バローネ(右:「猟奇!喰人鬼の島」に主演)ってのはどうよ?
あと、全般的に英語の吹き替え(多分)が最悪・・・。
「Vacanze
in America 」 (85)
●カルロ・ヴァンツィーナが監督した作品。
主演はエドウィージュ・フェネシュと、
クリスチャン・デ・シーカ、クラウディオ・アメンドーラ。
この配役から見ると内容はコメディか?アントネラ役。
「Vacanze
in Natale 」 (83)
●ステファニア役。
「Un
Centesimo di secondo 」(81)
aka:Il Grande S (イタリア撮影中のタイトル)
●イタリア映画の中堅監督ドッチョ・テッサリが
監督した作品。
「破壊捜査線(V)」 (80)
Fabricantes de panico
aka:I Guerrieri del terrore /
Hostages! /
Sitiados / Under Siege
■「カジノ強奪作戦(TV放映題)」
メキシコ=スペイン=イタリア=ベネズエラ合作/カラー・92分
日本劇場未公開・ビデオ発売
監督・脚本: ルネ・カルドナ・Jr
脚本:サンチャゴ・モンカダ/カルロス・ヴァルドマー
撮影:レオポルド・ヴィラセニョール
音楽:マヌエル・デ・シーカ
出演:
ジャンニ・マッキア/スチュアート・ホイットマン/
マリザ・メル/フランシスコ・ラバル/
ヒューゴ・スティグリッツ/アントネッラ・インテルレンギ/
ソニア・ヴィヴィアーニ/マリオ・アルメイダ

●ルネ・カルドナ・Jrがマイアミを舞台に撮った刑事アクション。
マニュエル・デ・シーカの安い音楽に乗せて展開する
派手なアクション場面の数々を、間抜けなロングショットでとらえた
(いつもの?)カルドナ節が絶妙。更にクライマックスは
何と「エアポート75」!さすがカルドナ!怪作(誉め言葉)!
カジノを襲った強奪団グループのうち、数名が閑静な住宅街にある
一件の屋敷に立てこもる。インテルレンギはその一家の長女リサ役
(なんとクレジットは2番目!)。母親役は何とお色気女優マリザ・メル!
クレジットのトップに来ているのは「ビッグマグナム77」のタフガイ刑事、
スチュアート・ホイットマン。今回は捜査を統括する警部役だが、
署内で電話を受けているだけで何にもしないのが笑える。
実際に現場で奔走するのはカルドナ映画の常連、
「ナイトメアシティ」のメキシコ俳優、ヒューゴ・スティグリッツ。
「地獄の門(V)」 (80)
Paura nella citta dei
morti viventi
aka: City of the Living
Dead / The Fear /
Fear in the City of the Living Dead /
The Gates of Hell / Twilight of the Dead
■「地獄の門/オリジナル完全版(ビデオ再リリース題)」
イタリア/カラー・92分/ヴィスタサイズ
日本劇場未公開(限定上映 配給:マウントライト)/
ビデオ発売(東芝/SONY)/LD(SONY)/DVD(JVD)
監督・脚本:ルチオ・フルチ
製作:ファブリッツィオ・デ・アンジェリス
脚本:ダルダーノ・サケッティ
撮影:セルジオ・サルヴァティ
特殊メイク:ジノ・デ・ロッシ
音楽:ファビオ・フリッツィ
出演:クリストファー・ジョージ/カトリオーナ・マッコール/
ジョヴァンニ・ロンバルト・ラディーチェ/
ジャネット・アグレン/
カルロ・デ・メイヨ/アントネッラ・インテルレンギ/ダニエラ・ドリア/
ヴェナンティーノ・ヴェナンティーニ/ルカ・ヴェナンティーニ/
ミケーレ・ソアヴィ/ルチアーノ・ロッシ/ペリー・ピルカネン
●ルチオ・フルチが放った80年代を代表する
ウルトラ・ゴア映画。インテルレンギは前半で殺されて
顔面崩壊ゾンビと化し、登場人物達を次々と襲う。
うらびれた田舎町ダンウィッチで、トーマス神父が自殺。
神への背信行為によって地獄へ続く門が開いてしまう。
NYのオカルトクラブで行われた降霊会で、かの地の惨状を遠視した
霊媒師のマリー(マッコール)は恐怖のあまりショック死。
だが、予言に従って墓場で息を吹き返し、
窮地を救ってくれたジャーナリスト(ジョージ)と共に
世界を破滅から救うべく、ダンウィッチへと急行する。
「ビヨンド」(81)と並んで、世界の終末を描いたフルチのオカルト映画。
広がり感のない物語と、合理性を欠いた展開で悪く言われることが多いが、
まぁ、これはラブクラフト(と、フルチ曰くエドガー・アラン・ポー)小説の
エッセンスを、フルチ(と脚本のD・サケッティ)なりに翻訳した
ホラーエッセイだと思って見るのがベストなんじゃないだろうか。
ゾンビ役で共演したG・ラディーチェの弁によれば、
メイクを施されて現場近くのワゴン車で待機していた彼は、
インテルレンギの持って来たマリファナ(!)を吸い回してハイになり、
腐乱死体の格好で周囲をウロつき、通行人を驚かせたとか。
「"Orient-Express"」 (79)
●TVのミニシリーズ。
「マリア」という挿話でステファニー役を演じている。
「雪男イエテ(TV)」 (77)
Yeti - il gigante del 20.
secolo
aka:Big Foot / Yeti: The
Giant of the 20th Century
イタリア=カナダ合作)/カラー・105分
日本劇場未公開/TV放映/ビデオ未発売
監督:フランク・クレイマー[ジャンフランコ・パロリーニ]
製作:ウォルフランコ・コッチア/ジャンフランコ・パロリーニ/
ニコロ・ポミラ/マリオ・ディ・ナルド
脚本:マリオ・ディ・ナルド
撮影:サンドロ・マンコーリ
音楽:サンタ・マリア・ロミテリ
出演:フェニックス・グラント[アントネラ・インテルレンギ]/
ジム・サリヴァン/トニー・ケンドール/エディ・フェイ/
ジョン・ステイシー/スティーヴ・エリオット/ミモ・クラオ(イエティ)
●ジャンフランコ・パロリーニが撮ったファンタジーアドベンチャー。
氷山の中から発見された雪男イエティが、悪党にさらわれた少女を助けるため
トロントの街を破壊してまわる。インテルレンギは身長30フィートの蛮人イエティも
ひと目で惚れる可憐な美少女ジェーン役(ターザン映画の影響?)。

イエティが完食した巨大魚の骨(写真右)で、彼女の髪を梳く仕草を見せる場面は
ちょっぴりロマンティック。物語から特撮まで、突っ込みどころ満載の映画だが、
「トホホ」とか「オバカ」で切り捨てたくない、ラブリーな一本。
破壊されたエレベーターホールに墜落するインテルレンギを救おうと、
イエティがビルの窓を蹴破りながら地上に駆け降りる場面は圧巻。
あと、やたら取り上げられてるイエティの乳首勃起シーンをアップしました。↓

これがポコンと↑膨らむんです。インテルレンギも微妙に赤面。
●アルマンタ・ケレール(Almanta Keller)
アルマンテ・ケラー、アルマンテ・ススカ
などの変名を使って活動する彼女、
詳しいプロフィールは不明なものの、当初は歌手としてレコードを
発売しつつ、映画界にも進出したもよう。
フルチの「ザ・リッパー」(82)に続いて、84年にアンソニー・ドーソンが撮った
秘境冒険映画、「ハンターズ
失われたゴールデンコブラ」に
アルマンタ・ススカ名義で出演。子供の頃、フィリピンのジャングルで
行方不明になり、数十年後に原住民達に育てられて美しく成長、
D・ウォーベックを助けるヒロイン役に扮して画面に彩りを添えている。
<フィルモグラフィー>
「"The Gravy Train"」 (90)
●TVのミニシリーズ。ナディーン役。
「"After the War"
」 (89)
●TVのミニシリーズ。ピエレッテ・レヴィ役。
「L'Amour ou presque」 (85)
「窓からローマが見える」 (82)
Roma della Finestra
日本=イタリア合作 カラー・104分/ヴィスタサイズ
日本公開:1982年4月17日(配給:富士)
監督・原作・脚本:池田満寿夫
製作:磯谷功/アレッサンドロ・マッティ
製作総指揮:奥山融
撮影:マリオ・ヴルピアーニ
編集:マリオ・モッラ
音楽:ポール・モーリア
出演:中山貴美子/クラウディオ・カッシネリ/
デリア・ボッカルド/ルネ・ジロード/アントニオ・セラーノ/
佐藤陽子/アルマンテ・ケレール

●「エーゲ海に捧ぐ」でイタリア映画界スタッフと仕事をした
池田満寿夫が、自身の同名小説を基に再び海外ロケで撮り上げた一本。
仕事でローマを訪れたカメラマンのカルロ(カッシネリ)。
モデルをしている妻のオルガ(ボッカルド)とはすれ違いの生活続きで、
二人の関係は冷え切ったまま。そんなおり、カルロは郊外で出会った
日本人少女・O(中山)の不思議な魅力に心惹かれ、体を重ねる。
だが、妻のオルガは自宅でレイプ魔に遭遇、レイプ男はローマにも現れ、
Oに襲いかかるが・・・。
「エーゲ海」同様、今回のキャストもかなり豪華。
モデル出身のヒロイン、中山貴美子が毎回、
野ションペン(ていうんですか?)姿で登場する辺りに妙な味が。
A・ケレールは妻オルガの知人で、ブティックの店員役で出演。
クールな美貌は相変わらずでした(写真参照)。
「ハンターズ
失われたゴールデンコブラ」 (82)
I CACCIATORI DEL COBRA D'ORO
aka:The Hunters of the Golden
Cobra /
The Ark of the Sun God... Temple of Hell
■「ザ・ゴールデンコブラ(ビデオ題名)」
(アメリカ=)イタリア合作/カラー・95分
日本劇場未公開(限定上映)ビデオ発売(パックイン)
監督:アンソニー・M・ドーソン
製作・原案:ジャン・フランコ・クユームジャン
脚本:ティト・カルピ
撮影:サンドロ・マンコーリ
音楽:カルロ・サヴィーナ
出演:デヴィッド・ウォーベック/アルマンタ・サスカ/
ジョン・スタイナー/アランン・コリンズ[ルチアーノ・ピゴッツィ]

●アンソニー・ドーソンが監督した「インディ・ジョーンズ」風の秘境探検物。
日本の敗戦色が濃い第二次大戦の末期。連合軍の指令を受けて
敵軍基地のかく乱に当たる英軍エージェント、
ボブ・ジャクソン(ウォーベック)は、相棒のフランク(スタイナー)によって
ジャングルに置き去りにされてしまう。
1年後、二人は酒場で再会。軍上層部に出向き、
手にした者に勝利をもたらす伝説の秘宝、黄金のコブラ像の奪取に立ち上がる。
主演は「ビヨンド」のD・ウォーベック。
毎度ダンディな彼は、ここでも相変わらずのタフガイぶりだが、
いつもは病的なイメージの強いJ・スタイナーが、
バディ役で軽妙なコミック演技を見せるのはちょっとした収穫。
A・ケラーはアルマンタ・ススカ名義で登板、ジャングルに置き去りにされた
神秘少女エイプリルと、彼女の双子の姉ジェーンのニ役を演じている。

↑ミステリアスな妹の方。
「ザ・リッパー(V)」 (82)
Lo Squartatore di New York
aka: The New York Ripper /
Psycho Ripper / The Ripper
イタリア映画/カラー・90分
日本劇場未公開・ビデオ発売(大映)
監督:ルチオ・フルチ
脚本:ジャンフランコ・クレリチ/ヴィンセンツォ・マンニーノ/
ダルダーノ・サケッティ
撮影:ルイジ・クヴェイレル/グリエルモ・マンコーリ
音楽:フランチェスコ・デ・マージ
出演:アルマンタ・ケラー/アレクサンドラ・デリ・コリ/
パオロ・マルコ/ジャック・ヘドレー/ハワード・ロス/
アンドリュー・ペインター[アンドレア・オッキピンティ]/
フレッド・ウィリアムソン/ダニエラ・ドリア

●「サンゲリア」のルチオ・フルチが撮ったスラッシャー・ジャッロ。
この映画のクレジットはアルマンテ・ケラー名義。
彼女が演じるのはヒロインのフェイ・メイジャーズ役。
大都会ニューヨークで若い女性ばかりを狙う猟奇殺人が続発。
鋭利な刃物で被害者をズタズタに切り刻む犯行手口に、
警察は犯人を異常者と断定、怪しげなギリシャ人男に容疑をかけるが…。